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人懐っこいボクっ娘獣人型兵器は最後の最後までマスターに忠誠を誓う
written by 松平蒼太郎
  • シリアス
  • SF
  • ヤンデレ
  • ボーイッシュ
  • ボクっ娘
  • 人型兵器
  • マーキング
  • 依存
  • 狂愛
  • 忠誠
公開日2022年11月21日 10:51 更新日2022年11月21日 10:51
文字数
1872文字(約 6分15秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
人型兵器
視聴者役柄
マスター
場所
人型兵器の研究施設
あらすじ
世間からマッドサイエンティストと呼ばれている男のそばには、一体の専属兵器がいた。彼女は男によく懐いており、男の命令ならば何でもこなすという忠誠心の高い自律兵器であった。しかし、そんな彼女との日々はある日突然、終わりを告げてしまって…?
本編
おーい、マスター!
お仕事終わったよー!


うん!マスターの言ってた
悪〜い奴らはみんな片付けたよ!ほら!


でしょー⁉︎ 僕にかかれば
こんなガラクタども、敵じゃないしねっ!


あれ?マスター?何ゴソゴソしてるの?
そんなガラクタども漁って…


ふーん…マスターの言ういつもの
研究開発ってやつー?興味なーい。


そんなことより〜…頑張ったんだから
頭、撫でてよ。ほら!ん!


(頭を撫でられる)


えへへ♪ マスターに撫でられるの気持ちいい♪


ねぇ、マスター!お腹すいた!
いつもの栄養剤ちょーだい!
燃料補給するやつ!


やった♪ いただきまーす!


(咀嚼)


マスターの作ってくれたこれ、
すっごく美味しい♪


うん!口から直接燃料を
補給できるんだからすごい便利!


持ち歩きできて
一々基地で補給しなくて済むし!


マスターの開発する物は凄いなぁ!
やっぱりマスターが
マッドサイエンティストってやつだから?


えー、違うのー?
でもマスター、いつも周りの人から
「アイツは頭がおかしい」って
言われてるじゃん。


ふーん?そんなもの?
ま、僕はマスターと一緒に居られれば
それでいいけどね♪ ギュー♪


(腕に抱きつく)


いいじゃんいいじゃん♪
このままお家まで一緒に帰ろうよ♪


あっ、こらー?女の子に
重いって言っちゃいけないんだぞー?


マスターは研究バカだから、
その辺もちゃんと勉強しなくちゃ。わかった?


ん、分かればよろしい。
帰ったらいっぱいあそぼー♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ねー、マスター…ひまー!構ってー!


むー…また研究…
マスター、いっつもよく分からない
機械いじりしてるよねー。それ、楽しいの?


ふーん…でも僕はヒマだから!
いいから構ってよー!ギュー!


(後ろから抱きつく)


あんまり構ってくれないと
拗ねちゃうぞー?マスターの
研究邪魔するけど、いいのかー?


(頭を撫でられる)


むぅ〜…頭撫でれば僕が
納得すると思ってるでしょ?
そんなことないんだからね?


あ、ちょー!やめろとは
言ってないから!


このまま撫でてよ、バカ!アホ!


あっ、嘘嘘!マスターはバカでも
アホでもないよね、うん!


えへへ…マスターの手、やっぱり
気持ちいいなぁ♪


マスター…僕のこと、ギューってして?


(抱きしめられる)


んっ…マスターの身体、あったかいね。


でもちょっと臭いかな。
お風呂、ちゃんと入ろうね。


あ、よかったら僕が
身体ゴシゴシしてあげるよ?


うん。マスターのためなら
何でもしてあげる。


マスターが僕をバラして
研究したいって言うなら
それにも従うよ?


だって…マスターのこと
大好きだから。


大好きな人のためにできることを
何でもするのは当然でしょ?


あはは、もちろん。
僕はマスター専属の兵器だから。


徹底的に道具として
扱ってくれても
全然大丈夫だから。


壊れるまで僕のこと
ちゃんと使ってくれたら嬉しい。


そう?僕も狂ってる?
じゃあマスターとお揃いだ。


(匂いを嗅ぐ)


あ、マスター…侵入者が
お家に入ってきたみたい。
ちょっと行ってくる。


この匂いは…僕と同じ人型兵器だね。


どうする?マスターが研究材料として
必要だって言うなら
残骸持って帰ってくるよ?


ん、わかった。じゃあ心臓と頭だけ
持って帰ってくるね。


増援?要らない。僕一人で十分だから。


マスターの役に立つ兵器は
僕一人で十分だから。行ってきます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


マスター…ごめん。
僕、いっぱい壊されちゃった…


うん…侵入者は全部片付けたよ。
でも僕もダメみたい…


あはは…そうだね。
コイツら、意外と強かった。
ちょっと油断しちゃったかな…


ねぇ、マスター…また
『僕』っていう機体は作れる?


そっか…よかった。
けど、マスターなら作れて当然だよね。
天才のマッドサイエンティストだもんね。


ね、マスター…
最後にもう一回
ギューってして?


ちゃんとマーキングして
マスターに今の僕の匂いを
つけておきたい…ダメ、かな…?


ありがとう…じゃあ
いっぱいスリスリするね…


(身体を擦り付ける)


マスター…大好き。


マスターといっぱい遊べて嬉しかった。


新しい機体を作っても…
僕のことは忘れないでね?


ありがとう…僕のこと、
たくさん可愛が、って、く、れて……


(機能停止)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


マスター認証確認。
コードネーム「ビースト」
起動します。


…あ、君が僕のマスター?


へぇ〜…なんか面白そうな
マスターだね。君は僕を
楽しませてくれる?


へへっ、そっか。
じゃあ期待してるね。


あ、改めて自己紹介するね。
僕は「ビースト」。


マスターの専属兵器として
いっぱい役に立つ予定だから!
これからよろしくねっ!


へ?変わらないって何が?


そう?まぁ、何でもいいけど。
僕のこと可愛がってくれるならね。


じゃあマスター、さっそく
僕に命令して?


僕、マスターの言うことなら
何でも聞くから…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
人懐っこいボクっ娘獣人型兵器は最後の最後までマスターに忠誠を誓う
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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