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ヤンデレ雪女に絶望的に死ぬほど甘やかされる。
written by うながりぅ
  • 告白
  • ホラー
  • 純愛
  • 甘々
  • 人外 / モンスター
  • ヤンデレ
  • 雪女
  • 監禁
  • 囁き
公開日2022年12月10日 21:25 更新日2022年12月10日 21:25
文字数
1830文字(約 6分6秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヤンデレな女性
視聴者役柄
青年
場所
山奥の小屋内(外:吹雪)
あらすじ
毎年山登りに来ているあなた。今年は女友達を連れてやってきたのだが、突如山の天気が変わり吹雪に襲われる。女友達ともはぐれ身体は冷え切り意識が朦朧としていたところ、ある女性に助けられてそのあと………。
本編
おはようございます、あなた…♡

まだ眠そうですね。いいんですよ。あなたが満足するまで好きなだけ寝てても…

あら、起きるのですか。残念、添い寝してさし上げようと思ったのに。

はい、私ですか?あらあら、覚えていらっしゃらないんですか。
山で遭難しているあなたを見つけて、この小屋まで運んできたのですけど…
まぁ、意識が朦朧としていた様なので当然ですかね。

えぇ、相変わらず外は吹雪いておりますよ。

はぁ…一体なんのことを…
あぁ…私があんなところにいた理由ですか。

……そんなことどうでもいいじゃないですか。

それよりも、お腹空いてないですか?あなたの好きなものを作りますよ。なんでも仰ってください。

…はい?帰る?まさかこの吹雪の中お帰りになるつもりですか?

やめておいた方がいいですよ。更に吹雪も強くなってきておりますし、次に遭難したら本当に…

死んじゃいますよ……?

いいじゃないですか、ここにいれば。なんなら、ずーっと居てくださって構いませんよ。
私があなたの全てをお世話してあげるので…♡


……はぁ。

//(少しトーンを落として)
…なんで。
なんでそんなこと言うんですか。

帰らなきゃって、どこに帰るんですか。あなたのお家はここですよ…?

…そうですか。仕方ありませんね。


//(密着)
ぎゅっ……。
うふふ、なんですか?そんなに慌てて。
嫌です、離してあげませんよ。

……やっぱり、最初からこうするべきでした。

私、あなたのことが好きなんです。

ずっと見てきました。
あなたは、この時期になるとよくこの山に訪れますよね。こんなところに登山客なんて珍しいなと初めは思っていましたが…その……実は

ひ、一目惚れ……してしまいまして……!

私、それからあなたが訪れる度に嬉しくなってしまって…それから数年、遠目でお見かけするだけで今まで話しかけれなかったのですけど……

ですけどね…それでも良かったのですけど……なんなんですか、あれは。
今回もあなた1人で訪れてくると思ったのに、なんで……なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで


……なんで女の人と一緒に来ていたんですか?


私、それを見た途端…自制が効かなくなってしまって。
気がついたらすごい雪を降らせてしまいました。
そのせいであなたを危険な目に遭わせたのは申し訳なく思っておりますが……

はい、なんでしょう。

…ふふ。あぁ、そんなことですか。
よく考えてくださいよ。こんな山奥にこんな女の子が何年も1人で住んでるなんて…人間の世界からしたらおかしいでしょう?

えぇ、そうです。私は人間ではございません。

私は……うふふ、俗に言う雪女でございますよ♪雪を吹雪かせていたのも私の力です。こう見えて私、結構位の高い雪女なのですよ。

驚きましたか?でも大丈夫です、あなたを傷つけるなんてこと絶対にしませんから。
帰すことは出来ませんが、他のことならなんでもします。

容姿には自信があるのですが、どうでしょう…?好みに合っていると嬉しいのですが。
ふふ、あなたも立派な殿方。身体を差し出せと言うのなら、私は喜んであなたに全てを……



//(少し間)
………は?
よく聞こえませんでした、もう一度お願いします。
あぁいえ、やっぱり言わなくていいです。
ふ、ふふふ………あぁもう………本当にあなたは……

一緒に来てた子を探しに行きたいとか……冗談ですよね?というか、私がいるのに、私がこんなにあなたのことを想っているのに、他の女のことを気にするなんて……

………いけないお方ですね。

どうでもいいじゃないですか、あんな小娘。あなたには相応しくありません。
それにこの猛吹雪の中、そしてこの山に寒さを凌げる場所なんてここ以外にありません。

ひょっとしたら、うふっ……

今頃雪に埋もれて、凍死しているのかもしれませんね…♪

山に登って遭難した人間がそのまま行方不明になることなんて珍しくもないでしょう?たかが1人いなくなったところで大した問題にはなりませんよきっと。

あっ、正確にはあなたを含めれば2人ですね。まぁ1人や2人なんて然程変わりはありませんか。

…どうしたんですか?顔が真っ青ですけれど。
もしかして気分が優れませんか?ではそこのお布団でまた横になってください、ささ。

今度は私も添い寝致しますから、ね?
もうなにも考えなくていいんですよ。

他のことなんか忘れて、あなたは私に甘やかされてればいいんです。
辛い現実なんて、見なくていいんです。
私がずーーーーーーーーーーっとそばにいてあげますから。

だから、あなたの全部を私の身に任せて…
いまはゆっくり、おやすみになってくださいね。

ぎゅー……よしよし、よしよし。

好き…好きです、大好き。愛しております。

これから先もずっと、そばにいてくださいね。

私だけの……あなた様…♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ雪女に絶望的に死ぬほど甘やかされる。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
うながりぅ
ライター情報
うながりぅと申します。
主にシチュエーションボイス用の台本を投稿してます。pixivでも同様に台本を投稿してます。
【得意ジャンル】
甘々/メスガキ/ヤンデレ/女性優位等、男性向けメイン。その他もたまに書くかもです。
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