夜中、目を覚ました貴方は、隣で寝ている彼女を起こし、一緒にトイレについて行ってもらうよう頼む。渋々ではあるが、彼女は大人しくついてきてくれた。トイレを終え、再びベッドに潜り込んだ貴方は彼女に甘えることにしたのだった…

んっ…どーしたよ？お前…
こんな夜中に…


あぁ？トイレ？
ガキじゃねーんだから
一人で行けって。


あたしは眠いんだよ…
昼間、めちゃくちゃ
忙しかったしさぁ…


(ため息)


しゃーねぇなぁ…わーったよ。
ついてってやるから、ぐちぐち言うなって…


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おぅ、おかえり。
手ェ洗ったか？


ん、じゃあ布団戻るか…


…って、どうした？
そんな固まって…


あぁ？気のせいだろ。
お前、ビビりすぎ。


……ただの風の音じゃねえか。
ったく、脅かすんじゃねえよ…


ほら、行くぞ。
ちょっと肌寒いし、
早く寝ようぜ。


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お前さ…もしかして寝れねえの？


ふーん…じゃあさ、
ギューしてやろうk…


(抱きつかれる)


って、言い終わる前に…
仕方ねえ奴…


あたしの彼氏は甘えん坊だな…
ビビリで情けねえし…


ま、いいけどな。
そういうお前が
好きになったのは
あたしだし。


あぁ？お前のいいとこ？


んー…特に思いつかねえな。
なんかあったか？


ははは…冗談だよ。
んな泣きそうな顔すんなって。


まぁ、なんつーか…
ぶっちゃけ可愛い。
守ってやりたくなる。


お前目の前にすると
母性くすぐられるっつーか、
庇護欲唆られるっつーか…


なんかこう、ギューって
してやりたくなるんだよな…


不思議だよな。
あたし、昔は
男らしいタイプが
好きだったはずなのにさ…


付き合うならあたしより
心身ともに強い奴がいいって思ってたのに…
いつのまにかお前と付き合ってるし。


ホント自分でも不思議だわ、うん。


あー、そう？やっぱ最初は
あたしのこと怖かった？


そっか…けど今は好きで
いてくれてんじゃん？
だったらそれでいいよ。


ははっ、まさか…
あたしはそんな優しくねえよ。


あたしが優しくすんのは、
好きな奴にだけだよ。


ん、そーいうこと。
お前のことは好きだよ。


あ？別にいいけど…どーぞ。


(キスされる)


ぶきっちょだな、お前…
ちょっと歯ァ当たったぞ？


いいよ、謝らなくて。
そーいうとこも可愛いし。


ほら、こっち向けって…
今度はあたしからシてやっから…


(キス)


ちょっと強引にされる方が好きだろ？お前…


へへっ、そっか…
ならオッケーだな。


いいんだよ、無理に男らしく
しようとしなくて。


あたしは今のお前が好きだから
付き合ったんだ。


ちょっと弱っちいけど…
こんなあたしを受け入れてくれた
お前のことは好きだよ。


バーカ…照れんじゃねえよ。
あたしの方が恥ずいんだから…


何回も好きって言わすなよなー…
今になって身体、火照ってきたじゃん…


バカ、お前の方が可愛いよ。
あたしなんかより断然…


い、いいから寝るぞ！
おやすみのキスもしたからな！


ん…おやすみ。
朝はあたしから
起こしてやるからな…

・台本（ゆるボイ！）
男勝りな同棲彼女と甘々添い寝
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎