とある女子校に通う貴女は、学校で開催されたミスコンに優勝する。放課後、誰もいなくなったはずの職員室に行くと、なぜかそこにお目当ての先生がいて…？

おや、マドンナちゃん。
ミスコン優勝おめでとう。


なに？マドンナちゃん呼びは恥ずかしい？


うーん…そんなことはないと思うけどな。


実際、君は校内でも一、二を争うくらいの
ルックスを備えているし。


しかもうちは女子校。その中でトップに君臨したんだから、誰も文句は言わないだろう。


そもそも君からしたら、ミスコンの優勝なんてお手のものじゃないか？


ふふっ…飾らずに恥ずかしがってるところが可愛いな。


その可愛さはもはや罪なまである。


思わず手を出してしまっても仕方ないよね？


(キス)


おっと…先に唇が出てしまったか。
これは失敬。


何かな？先生にシてほしいことがあるなら、
きちんと口に出して言わないと。


ふぅん…なるほどね。ミスコンで優勝したのはわたしに褒めてもらいたかったからだと…


(壁ドン)


そうじゃないだろう？本当は褒めてもらいたかったんじゃなくて、ご褒美がほしかったんじゃないか？


図星か…君は素直で分かりやすいな。


もっとも、普段の学校での君はもっとクールな感じなんだけど。


その顔…わたし以外の女の子に見せちゃダメだよ？


それを約束できるなら…ご褒美、あげてもいいよ？


ん、いい子だ…それじゃあ先生からのご褒美、たっぷり受け取ってくれ。


(連続キス)


はぁ…可愛い。本当に可愛いな、君は…


ミスコンでの君は美しいという表現の方がしっくりくるが…今の君は可愛いでしかない。


先生、普段の君とのギャップにやられちゃいそうだよ…どう責任を取ってくれるのかな？


あはは…いいの？そんなこと言って…


先生、こう見えて性欲は強い方だからさ…


加減を忘れると、君をあられもない姿にしてしまいそうだ。


ん？わたしが他の女の子に？


まさか…そんなことはしない。


面食いと言われればそれまでだが…
わたしはこれでも君一筋だよ。


もちろんわたし自身、生徒から人気があるのは自覚しているさ。


けど、こんなことは君にしかしない。
信じてくれるかな？


ありがとう。先生のこと、信じてくれて。


君の可愛い顔を見て、少しムラッときたからさ…
ちょっとだけお触りさせてもらうね。


大丈夫…もう放課後の遅い時間で、誰もいないから。


そ。今はわたしたち二人きり。
人の目は気にしなくていい。


あ、君なら大丈夫だと思うけど、
一応念を押しておくね。


今からすることは他言無用。
わたしたちだけの秘密だ。


間違っても、周りに言いふらしたり
自慢したり、SNSで呟いたりしないように。
いいね？


うん、よろしい。それじゃあ先生が君だけのための特別授業をシてあげよう。


必要なのは心の準備だけ。もうできてるかな？


うん…なら早速始めよう。


これから先生の全部を君に見せてあげる…


代わりにとびっきりの可愛い声に可愛い顔、よろしく頼むよ？

・台本（ゆるボイ！）
【百合】イケメン王子様な先生との放課後の特別授業
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎