男友達と遊んで家に帰ってきた貴方は、同棲している彼女の機嫌が悪いことに気づく。どうやら黙って出かけたのが、彼女の気に障ったようで…？

あっ、おかえり…


ねぇ…どこ、行ってたの…？


連絡しても全然反応してくれないし…


メールだって送ったのに無視した…酷いよ…


(抱きしめられる)


う…抱きしめたくらいで
わたしの機嫌は直らないよ…？


そ、そうなんだ…男友達と、ね…


ねぇ…それ、ホントに男友達だよね？


わたしの知らないうちに他の女の子と遊んだりしてない？


(匂いを嗅ぐ)


嘘はついてないみたい…よかった。


うん、信じる。君から女の子の匂いしないから。


でも…わたしを寂しがらせた罰は受けてもらう。ギュー…


(強く抱きしめ返す)


痛い？いいの、痛いくらいがちょうどいいから。


…ホントに寂しかったよ、君がいなくて。


出かけるなら出かけるって、言ってくれればいいのに…バカ。


むっ…わたし、そこまで駄々こねてない…


ていうか、もうそんなに子どもじゃないし。


そりゃ、ちょっと引き止めるくらいはするかもだけどさ…


そこまでじゃないってば…君の意地悪。


あっ…ダメ。離れないで。まだギューしてたいから。


ホント意地悪だなぁ、君は…


わたしをからかってそんなに楽しい？


う…あっさり頷かないでよ。


わたし、今機嫌悪いから何かお詫びして。


ホントに…？ふふっ、やった…


お菓子あるなら食べよ…


…って、そうじゃなくて。


お詫びといったら、アレしかない。でしょ？


やっぱり君、わたしをからかってる…バカ。


(キスされる)


む…これくらいのキスじゃ、わたしの機嫌は直らない…だからもっとシて。


うん…いいよ。何度でもシて？


(連続キスされる)


もっと…もっと君のが欲しい…


君はいつもわたしの弱いやり方をしてくる…ズルい…


わかった…じゃあ今度はわたしからキスするね。


(ディープキス)


ふふっ…どうしたの？顔、真っ赤だよ？


いや…ここ、玄関だし。夕日なんて差し込んでこないから。


…ね、これから出かける時は絶対、わたしに連絡して。じゃないと不安で仕方ない。


うん…本気で寂しかった。


君が近くにいないとわたし、ダメみたい…


君がもしかしたら他の女の子と仲良くしてるんじゃないかって考えると不安でたまらなくて…


き、君のことは信じてるけど…やっぱそういう不安って勝手に湧き上がってくるし…


だから…せめて一緒に家にいる時は、もっと近くで君を感じてたい。君とずっとギューしてたい。


ホントは分かってる。わたし、君よりお姉さんだし、それっぽく振る舞わなくちゃって…


ごめん…こんな情けない年上で。


君も毎回苦労するでしょ？こんなのと付き合ってたら…


え……そんなことない？本当に？


うん…うん…！ありがとう…！


わたし、もっと君のこと好きになっちゃった。


いいの。好きって気持ちに上限はないから。


ねぇ…一生離れないって約束してくれる？


(キスされる)


ありがとう… 君からの約束、しっかりもらった。


わたしも君のこと、ずっと離さない…一生、そばにいてね？

・台本（ゆるボイ！）
依存体質のクール系彼女が引っ付いて離れてくれない
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎