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公開日2023年02月09日 22:10
更新日2023年02月09日 22:10
文字数
1609文字(約 5分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
研究者
視聴者役柄
治験バイト受けに来た人
場所
治験会場(研究所)
あらすじ
~あらすじ~
あなたは怪しい治験アルバイトに参加することになった。
進められるように検査を受け、治験を受けることになるのかと思いきや…??
あなたは怪しい治験アルバイトに参加することになった。
進められるように検査を受け、治験を受けることになるのかと思いきや…??
本編
ようこそ皆様、本日は治験アルバイトにご参加いただき誠にありがとうございます!
わたくしは本日の案内と今後のサポートをさせていただきますので、どうぞお見知りおきを。
それではさっそく、治験についての簡単な説明からさせていただきます。
まずは皆様のお手元にあります、検査キットをご確認ください。
(少し間を空けてから)
……付属品の確認はできましたでしょうか?皆様には始めにこちらの検査キットを使って血液検査をしていただきます。
お好きな指で構いませんので、指先を消毒シートで除菌してください。
次に付属品の小さな円柱の機器を、黒いキャップを指先にくっつけるようにして押し込んでください。
少しだけチクッとした痛みがあるかもしれませんが、すぐにふさがる程度の傷跡ですのでご安心ください。
指先から出てきた血液をスポイトで採取し、その後専用のテスターシートに血液を滴下(てきか)できましたら検査は完了です。
数分ほどで結果が出るため、検査が終了してもこちらの会場に残ってください。
全員の検査結果が判明次第、次の行程に移らせていただきます。
それでは、準備が出来た方から検査を開始してください。
(少し間を空けてから)
……はい!ありがとうございます。
被験者様の全員分の検査が完了いたしました。
それでは、こちらの指示に従って移動を開始してください。
テスターシートが青色に変化した方は別室へ、赤色に変化した方はこちらの会場に残ってください。
結果によって治験内容が変わるため、虚偽の申請は行わないようお願いします。
では各自、移動を開始してください。
(SE:足音)
………おや、この会場に残れたのはあなただけでしたか。
念のため、テスターシートを確認してもよろしいですか?
…はい、確かに。ご協力ありがとうございます。
では、さっそくといってはなんですが……
………警護班の方、こちらの方を拘束してください。
ふふっ…いきなり取り押さえられて、訳も分からないってお顔されていますねぇ…
…そんな顔も実にかわいらしいですよ。
それにしても、あなたが適合者で本当によかった。
ここの会場に集まっていた時から、顔が自分好みだったもので……最悪不適合者に該当していたとしても、どうにかして実験体とかの名目で引き取ろうと画策していたものですから。
ま、いらぬ心配でしたけどね。
……ああ、おいてけぼりにしてしまってすみません。
どうにも好きなものを考えているときは周りのことが見えなくなってしまう…私の悪いくせですねぇ。
回りくどいのは面倒なので、結論から言いましょう。
……あなたは、神に選ばれたんですよ。
我々はヒトを超えた生命体を創造するための研究をしているのですが……最近の調査で面白いウイルスを発見したんです。
そのウイルスに感染した生き物は、肉体や知能…そしてあらゆる感覚が強化される…まさに生き物を進化させるために発見されたウイルス…!!
このウイルスを人類に投与すれば、瞬く間にヒトを超えた上位種族へと成り上がることができるでしょう。
ただ……このウイルスには厄介なところもありまして。
簡単に言えば、ウイルスの真価を発揮できる個体はごくわずかに限られているんですよ。
適合遺伝子をもっていない生き物に投与しても、意味がないんです。
だから我々は…探していたんです。
このウイルスの宿主となり得る……神が現れるのを。
治験バイトだなんて、ただのフェイクにすぎませんよ。
本当の目的はさっきも言った通り、適合者の選定です。
中々適合者が現れず、捜索は困難を極めておりましたが……ようやく、ようやくですよ…!!
あなたのおかげで私たちの悲願が叶うんです…!!
大丈夫、安心してください。身の安全については我々が保障してあげますから。
キチンとお体にウイルスが馴染むよう、保護と管理を徹底させていただきますから。
では一度、私たちの研究所に身柄を運送させていただきますので……少々眠っていただけますか?
それでは、おやすみなさいませ。……今日からあなたは、私たちの神様、ですよ。
(睡眠薬を噴射する音)
わたくしは本日の案内と今後のサポートをさせていただきますので、どうぞお見知りおきを。
それではさっそく、治験についての簡単な説明からさせていただきます。
まずは皆様のお手元にあります、検査キットをご確認ください。
(少し間を空けてから)
……付属品の確認はできましたでしょうか?皆様には始めにこちらの検査キットを使って血液検査をしていただきます。
お好きな指で構いませんので、指先を消毒シートで除菌してください。
次に付属品の小さな円柱の機器を、黒いキャップを指先にくっつけるようにして押し込んでください。
少しだけチクッとした痛みがあるかもしれませんが、すぐにふさがる程度の傷跡ですのでご安心ください。
指先から出てきた血液をスポイトで採取し、その後専用のテスターシートに血液を滴下(てきか)できましたら検査は完了です。
数分ほどで結果が出るため、検査が終了してもこちらの会場に残ってください。
全員の検査結果が判明次第、次の行程に移らせていただきます。
それでは、準備が出来た方から検査を開始してください。
(少し間を空けてから)
……はい!ありがとうございます。
被験者様の全員分の検査が完了いたしました。
それでは、こちらの指示に従って移動を開始してください。
テスターシートが青色に変化した方は別室へ、赤色に変化した方はこちらの会場に残ってください。
結果によって治験内容が変わるため、虚偽の申請は行わないようお願いします。
では各自、移動を開始してください。
(SE:足音)
………おや、この会場に残れたのはあなただけでしたか。
念のため、テスターシートを確認してもよろしいですか?
…はい、確かに。ご協力ありがとうございます。
では、さっそくといってはなんですが……
………警護班の方、こちらの方を拘束してください。
ふふっ…いきなり取り押さえられて、訳も分からないってお顔されていますねぇ…
…そんな顔も実にかわいらしいですよ。
それにしても、あなたが適合者で本当によかった。
ここの会場に集まっていた時から、顔が自分好みだったもので……最悪不適合者に該当していたとしても、どうにかして実験体とかの名目で引き取ろうと画策していたものですから。
ま、いらぬ心配でしたけどね。
……ああ、おいてけぼりにしてしまってすみません。
どうにも好きなものを考えているときは周りのことが見えなくなってしまう…私の悪いくせですねぇ。
回りくどいのは面倒なので、結論から言いましょう。
……あなたは、神に選ばれたんですよ。
我々はヒトを超えた生命体を創造するための研究をしているのですが……最近の調査で面白いウイルスを発見したんです。
そのウイルスに感染した生き物は、肉体や知能…そしてあらゆる感覚が強化される…まさに生き物を進化させるために発見されたウイルス…!!
このウイルスを人類に投与すれば、瞬く間にヒトを超えた上位種族へと成り上がることができるでしょう。
ただ……このウイルスには厄介なところもありまして。
簡単に言えば、ウイルスの真価を発揮できる個体はごくわずかに限られているんですよ。
適合遺伝子をもっていない生き物に投与しても、意味がないんです。
だから我々は…探していたんです。
このウイルスの宿主となり得る……神が現れるのを。
治験バイトだなんて、ただのフェイクにすぎませんよ。
本当の目的はさっきも言った通り、適合者の選定です。
中々適合者が現れず、捜索は困難を極めておりましたが……ようやく、ようやくですよ…!!
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キチンとお体にウイルスが馴染むよう、保護と管理を徹底させていただきますから。
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(睡眠薬を噴射する音)
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ソライヌと申します。
こちらに投稿している台本と同じ作品をpixivにも掲載しております。
【ご利用に関しての諸注意】
台本使用のご連絡をいただけましたら微力ながらツイッターにて情報のRT、そして作者が喜んで聞きに行きます。お手数でなければよろしくお願いします。
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