出張から帰ってきた彼女を貴方はハグで出迎える。久しぶりにお互いの成分を摂取し合った二人は、そのまま一緒にご飯を食べ、お風呂に入り、就寝する。ところが、彼女が夜中に起き出して、急に自らの手首を切ろうとして…？

ただいま。帰ったけど…


(彼氏に抱きしめられる)


わっ、と…どうしたの？急に抱きついてきて…


そう…寂しかったんだ。ギュー、する？


分かった…ギュー…


(彼女が抱きしめ返す)


久しぶりだな…君の感触…


うん…出張で君が近くにいない間はわたしも寂しかった。


毎晩電話はしてたけど…声だけじゃ物足りないなって。贅沢だ、わたし。


うん…やっぱりこうして直に触れ合う方がいい。


あ、そうだね。お腹すいたし、ご飯食べたい。


分かった。手洗って着替えてくるから、食事の用意はよろしく。


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ふぅ…お腹いっぱい。ご馳走様。


やっぱり君の作るご飯が一番だ。


出張中はコンビニ弁当と外食ばっかりだったから…久しぶりに君の手料理が食べられて嬉しい。


え…そ、それは嬉しいけど…大変じゃない？毎朝弁当作るの…


…ううん、やっぱり無理しちゃダメ。君は朝弱いんだから。


弁当作ろうと思ったら、早起きしなくちゃだから。君的には大変でしょ？


うん、だから無理はしなくていい。余裕のある時に作ってくれればそれで。


謝らなくていい。一番大事なのは、君が元気でいることだから。


君が元気に笑顔でおかえりって言ってくれるの、好きだから。


うん…毎日君の笑顔を見るために帰ってきてるようなものだし。


君が家で待っててくれるから、わたしも仕事を頑張れるんだ…


いつもありがとう。わたしを待っててくれて。


それから…たまに寂しい思いをさせてるのはごめん。


できるだけ残業はしないようにしてるんだけど、どうしてもやらなきゃいけない時が、ね…


(彼氏に抱きしめられる)


んっ…そ、そう？そう言ってくれるのは助かるけど…


…ん、分かった。わたしも無理はしないようにする。


君に心配かけちゃ、本末転倒だからね。


うん…ホントに大丈夫。


君に心配されることは何もないから。


さ、もういい時間だし、お風呂入って寝る準備しよ。


ありがとう。それじゃあ、先に浸からせてもらうね。


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はぁっ、はぁっ…


なんで、わたし…こんなの嫌だ…


(彼氏にバックハグされる)


あっ…お、起きてたの？なんで…？


そ、そっか…起こしてごめん。でもわたし…


うん…リスカ、しようとした…


君と別れる夢見たから…死んだ方がマシだって思ってつい…


おかしいよね…出張中は見なかったのに、帰ってきた途端、こんな夢を…


わたし、口だけなのかな…？


君のこと普段から好きだって言ってるのに…こんな夢見るってことは、実は君のこと…


えっ、なっ、何？急にどうしt……ッ！


(キスされる)


あ、うん…落ち着いた。ありがとう…


その、ホントごめん…言っちゃいけないことまで言いそうになって…


…え？あ、や、も、もういいよ…！そこまで言わなくて…！


う、うん…君の気持ち、十分伝わったから…


君にここまで愛されてるなんてわたし、幸せ者だな…


わたしも大好きだよ、君のこと。


大好きだから…たまに不安定になるダメな彼女でも一緒にいてくれる？


ありがとう…ね、このままギューしながら、一緒に寝室行こ？


そのまま二人で布団にダイブして、ギューしたまま寝るの。いいでしょ？


うん、決まり。今夜はずっと一緒だね。えへへ♪

・台本（ゆるボイ！）
クールなOL彼女の依存先
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎