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ボクっ娘オタ友作家に耳かきされる話
written by 魚河岸
  • 耳かき
  • 癒し
  • ボクっ娘
  • 友達
  • オタク
  • 作家
  • ASMR
公開日2023年04月06日 01:03 更新日2023年04月06日 01:44
文字数
1292文字(約 4分19秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
オタ友作家
視聴者役柄
友人
場所
作家の家
本編
……ああ、補給が来たのね。
さんきゅー。
進捗?
大丈夫に見えるの?
うん、進捗ダメです。
なんで締め切りギリギリに設定してるんだよー。
週刊連載漫画家じゃないんだぞこっちは。
まったく。

さて、と。
君に来てもらったのは他でもない。
ちょっと手伝ってほしいことがあってさ。
簡単に言うと、耳かきのシーンの資料が足りない。
だから耳貸して。
耳かきさせてほしいのです。
そのシーン録画するからさ。

えーっと寝そべる場所は……。
部屋汚いな。
ちょっとどかすね。
……これでよし。
はい、膝枕。
風呂は入ってるから臭くないはず。
かもーん。

(膝枕)

おお、潔いね
録画開始っと。
それじゃあ、始めるよ。
綿棒入れるよー。

(耳かき)

いや~助かった!
私ってさほら、資料がないとかけないタイプの作家なので。
補給品といい何から何まですまんねー。
君なしじゃボクは生きていけそうにないよー。

作品の方は大丈夫かって?
まあ、何とかするよ。
というかこういうシーンで手詰まりだったわけだし。
資料があれば恐いもんなしってね。
早いとこ脱稿してオタ活にもどろ。
君も付き合ってね。
ゲームでもアニメでもなんでもいいよ。
時間がだいぶできそうだしTRPGもいいかも。

オタ活しばらく出来てなかったから禁断症状が出てきてるんだよね。
まあ、今やってる仕事もある意味ではオタ活の延長上にあるけど。
でもさー聞いてよ。
ボクってさ、認知されたくない側、壁になりたいタイプのオタクなのよ。
でもこの仕事の都合上大なり小なり認知されるわけさ、声優のアレやソレに。
推しに貢献できてる嬉しさと認知されたくない感情がぶつかり合って正直吐きそうだよね。
本来の意味でしんどい。

その上割とブラックよりだしねーうちの会社。
まあ、そんなことぼやいてても仕方ないか。

(耳かき終了)

はいこっち終わり。
反対向いて。

(反対側を上に)

……なるほど。
これは恥ずかしいな。
結構油断してる腹が至近距離になるとは。
使えそうだし、どっかにメモっとこ。
っとごめんね。
すぐ始めるよ。

(耳かき)

えーっと何の話だっけ。
ああ、オタ活か。
何しようかねー。
ああ、プレミアムなんたらから届いたプラモ作ってなかったね。
それ作る?
いいよー。
ついでに見てなかった映画の配信でも見よっか。

最近なにか見た?
……へー。
ボクはあんまり見れてないからオススメあったら教えてくれる?
ジャンルはなんでもいいよ。
どんなものでも勉強になるし。
君が見れてないのでも全然OKー。
一緒に見ようよ。
そのあとは新作のゲームでもしようか。
世間の流行に一緒についていこうー!

こういうのでインプット増やしとかないとアウトプット枯れちゃうからね。
ほんとすごいよ。
何も思いつかない時本当になんも浮かばないんだから。
そういうときに一緒になんか考えてくれる人が身近にいたらなー。
……ん?
立候補かい?
もー君は偉いねー。
もういっそ一緒に住んじゃうか。
なんてね。

(耳かき終了)

それじゃあ、これで終わりだよ。
付き合ってくれてありがとね。
録画も停止っと。
さて、良い資料もゲットできたし頑張らないと。
補給品もありがとね。
栄養ドリンク早速もらうよ。

ん?
一緒に住む話?
おお、結構乗り気なんだ。
それじゃあ、ちょっと本気で考えてみる……?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ボクっ娘オタ友作家に耳かきされる話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
魚河岸
ライター情報
普段はPixivで活動しています。
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