今日は彼女の部屋に遊びにきた。うちの彼女はいつも気を遣ってくれてとてもいい子なのだが恋人としてもう少し甘えてくれてもいいのではないかと……いい機会だ。こっちから距離を詰めて、彼女を甘えさせてやる…！

あの、ここが私の、部屋です…ど…どうぞっ。

えっと、ごめんなさい。女の子らしいかわいいお部屋じゃなくて…男の子はそっちの方がいいですよね……

あ、はい…そうなんですか……！うへへ、そう言ってもらえると、嬉しいです。

あの、じゃあ…はい。とりあえず、座りましょうか。

ん…しょっと。

ん………ひぇ…！？と、隣に座るんですか？？
あ、いえ、構わないです、はい。

そうですよね、恋人同士なんだから、何もおかしくない…ですよね……

え、違います…！！嫌だとか、そんなの絶対無いですっ！！
あ、ごめんなさい。いきなり大きな声出して……

えっと、そうじゃなくて……その……未だに、あなたが近くにいると緊張しちゃって……
というか、付き合う前より悪化してる気がします……うぅ。

で、でも！本当に嫌とかじゃないですから！むしろ、す……好きですから……

うぅ〜〜〜……恥ずかしい……！

えっと、…あ、そうだ！飲み物！何か飲み物持ってきますね！！
それじゃあ、ちょっとリビングに…


//(腕を掴まれる)
んひゃ…！？えっ……と、腕掴んでその…どうしたんですか…？？
あ、はい。座ります、はい……。

ん…………。

すみません。ちょっと取り乱しちゃって…
せっかくお家まで来てくれたのに、私いつまで経ってもこんなので……

あ、手……うへへ、あなたから握ってくれるの、嬉しいです。
はい、すごく今、ドキドキしてます。

ん…あっ……指、絡めて……な、なんだかこれ、恋人みたいです。
あ、恋人でしたね、へへ……

あなたの手、暖かい……
そっか、恋人……あなたは私の恋人…ですもんね。

それなのに…学校ではあまり話しかけれなくて、すみません。
2人きりでも緊張でいっぱいいっぱいなのに、人がいるところでなんてもっと無理で…

それに、あなたはよく他の人たちと話してますし…邪魔しちゃ悪いかなって。

でも…でもですね。これはわがままだってわかってるんですけど…
あなたが他の人と楽しそうに話してるのを見るとその……嫉妬、しちゃいます…

わかってるんです、でも……すごく不安になってしまって、私…捨てられちゃうんじゃないかと思って……

あっ、すみません！やっぱり重いですよね、そういう束縛みたいなの。うぅ……

…あなたのこと、大好きです。でも迷惑はかけたくないので、そういうの我慢しますね、へへ…

//(少し間)

…はひっ！？そんな、我慢しなくていいとか……
ダメです！そんなこと言われたら私…本当に何するかわからないですから…！

うっ、でもぉ…あなたを縛るようなことはしたくないですし……私が束縛されるのは、へへ…全然いいんですけど……

//(少し間)

あの…じゃあ、ひとつだけいいですか…？

あなたの膝の上に跨って、その…くっついてもいい…ですか？
あっあっ、ダメですよね！？いいんです、今のは聞かなかったことに……！


へ……？いいんですか？本当に？
えと、それじゃあ……し、失礼…します。


//(移動)
//(密着)
んしょ……。
うっ、当たり前だけど…近い……それに、あなたの体温と匂いもすごく感じて、なんか……

あっ、私重くないですか…？重いですよね？すみませんやっぱり退きます……ひゃっ！？

//(抱きつかれる)
あぅ…うぅ………
わかりました、もう逃げませんから！そんな抱きつかれると私、ドキドキしすぎて…頭真っ白になっちゃいます…！

うっ……嫌なわけ……ないじゃないですか。
もう…あなたはずるいです。

それならこっちも遠慮、しませんよ…？やっぱりダメとか、無しですからね？？

はい。では、私からも………

ぎゅ…ぎゅぅ〜〜〜………！

んっ…すごい…これ、あなたに包まれてるみたい……実際、包まれているようなものですが…
それに、匂いも……すぅ…はぁ………

あぁ、あなたの匂いが私の中に……んっ……もっと……

すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……

こんなに吸ってたら、匂い染み込んじゃいそう……

すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……

すぅ…………はっ…！？やだ、私…こんな変態みたいな……！
ち、違うんです！これは、その……不可抗力というか、あなたの匂いが私好みでつい…ああこれじゃあ結局匂いを嗅ぎたいだけの変態に……！？

//(抱きしめ密着)
えっ、あっ……ん………んん…！？
そんな、くっついて……ひゃ……！

首筋、そんな顔近づけてなにを…
え、お返し…？？

ひぅ…！？息、当たって…んんっ…
そ、そんな嗅がないでください……！

だって、は、恥ずかしい……し、緊張でちょっと汗かいちゃってるので…く、臭いかもですし…！

い…いい匂い…？？うぅ、だからってそんなに嗅がなくても…ひゃん…！

うっ…そりゃあ、私もあなたの匂いたくさん嗅ぎましたけど……

はい…？嗅ぎあいっこ、ですか？それは…な、なんだかえっちな響きですね…へへ…

いやいや、たしかに魅力的な提案ですがそんなこと恥ずかしくって、んんっ…！

またそんな密着して…！私まだ良いって言ってないですよ…！

いや、良いですけど…良いですけど！恥ずかしいですけど…ううう！
それならこっちも、容赦しませんからね…！

すぅ………はぁ………すぅ………はぁ………

すぅ………はぁ………すぅ………はぁ………

…こうして密着しあって…匂いを嗅ぎあって…

なんだかこう、あれですね……お互いに自分のものだってマーキングしてるみたい、ですね…？

…あぅ。はい……私は、あなたのものです。

あなたも、はい…わ、私の……ものです…♡

好きです…大好きです。もうあなた無しじゃ…ダメかもですね、えへへ。

//(少し間)

……はい。あなたからも好きって言ってもらえて、とても嬉しいです…！
嬉しすぎて…へ、へへ……にやけが抑えきれません……

み、見ちゃ嫌です！こんな緩んだ顔…見せられません…！

もう…ぎゅぅーーー！
あなたの胸に顔を押し付けて…これでもう見れませんね！

……今日はまだ時間、ありますよね？
もっと…くっついてたいです。

ダメ……ですか？

//(少し間)

えへ、えへへ…ありがとうございます…！
これからもよろしくお願いしますね、私の彼氏さん…♪

//(耳元)
大好きですよ…ふふっ…♡

・台本（ゆるボイ！）
陰キャ彼女としっとり甘々密着相互マーキング
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
うながりぅ