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ヤンデレな義理娘の償い
written by 松平蒼太郎
  • シリアス
  • ヤンデレ
  • 年下
  • 学生
  • 依存
公開日2023年06月01日 21:53 更新日2023年06月01日 21:53
文字数
1706文字(約 5分42秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
義理の娘
視聴者役柄
義父
場所
自宅
あらすじ
貴方には女子高生である義理の娘がいる。一見、気立のいい普通の娘に見える彼女は心に大きな闇を抱えていて…?
本編
お義父さーん。洗濯と掃除とゴミ出し終わったよー。次何すればいい?


えー?もうやることない?


そんなことないでしょ。まだやることくらい、他にいくらでもあるでしょ。


あ、タバコかお酒買いに行ってあげようか?


あはは、冗談だよ。あたし、まだ高校生だし。


宿題は全部終わっちゃったしなぁ…もうやることないんだよねー。


あ、肩揉んであげようか?それなら良くない?


凝ってない?そっかぁ…


あーあ…お義父さんのためにできること、他にないかなぁ…


友達はいいの。今日はお義父さんのために時間使うって言ってあるし。


…お義父さん、それは二度と言わないって言ったでしょ?あたしとの約束、もう忘れたの?


彼氏なんて要らない。あたしにはお義父さんがいればそれでいい。


お義父さん以外の男なんてどうでもいい。興味のカケラもない。


お義父さん以外の男とは話したくもないし…だから、わざわざ女子校を選んだんだよ?


……そ。中学の頃の元カレ。アイツがあたしを弄ばなければ、あたしだって今頃…!


…ごめん。嫌な気分にさせちゃったね。頭冷やしてくる。


(部屋に引き篭もる)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(ノック)


……いいよ、入って。


(義父が入ってくる)


どうしたの?今日はお義父さんのためにできること、何もないんでしょ?


…!あるの?お義父さんのためにできること?


いいよ!飲む!お義父さんのコーヒー!


あ、砂糖とミルクは多めでね?


ありがと。じゃあ、お義父さんがコーヒー淹れてる間にケーキ買ってくる。


そんな遠くまでは行かないよ。そこのコンビニで買ってくるだけだから。


うん!すぐ戻ってくるから、待ってて!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ただいま、お義父さん。ケーキ買ってきたよ。


あ、ちょうどコーヒー淹れたとこ?


よかった。タイミングばっちしだね。


はーい。手洗ってきまーす。


(手を洗ってリビングへ)


お待たせ。コーヒー、いい匂いだね。美味しそう。


うん。それじゃ、いただきまーす。


(ケーキを食べ、コーヒーを飲む)


うん、美味しい。やっぱりお義父さんの淹れるコーヒーは世界一だ。


あはは、大袈裟じゃないよ。本当のことだから。


うん…知ってる。喫茶店、開きたかったんだよね。


そう、だね…お店出すのは難しいだろうけど…あたしは好きだな、お義父さんの淹れるコーヒー。


うん。豆の挽き方、昔より上手くなったと思う。ずっと飲んできたから分かるよ。


いいじゃん…あたしだけのために淹れてくれればそれで。


あたしもお義父さんの為だけに頑張るからさ。


専門学校行って、それから就職して…ずっとお義父さんとこの家で二人で暮らすんだ…


だって…あたしみたいなクズを認めてくれたのはお義父さんだけだもん。


あたしの本当の両親は犯罪者だから…クズから生まれた子どもなんだよ、あたしは。


中学では彼氏いたけど…アイツもあたしの本当の理解者じゃなかった。


それどころか、みんなと同じように、あたしのことを陰でクズ呼ばわりしてた。あたしの身体目当てだったんだよ、アイツは。


親も刑務所に入って、あたしはヤケクソになって…人生終わろうとしてた矢先にお義父さんに助けられた。


あはは…そうだね。あの頃はすごく荒れてた。


お義父さんの身体中にある傷…その頃のあたしがつけたモノだからさ、それの償いをしなくちゃ。そのために生きてるの、あたしは。


気にするよ。だってあんなに酷いことしたんだもん。


一生をかけて償わなくちゃって、本気で思ってるから。


ねぇ…いいんだよ?いい加減、あたしに手を出してくれても…


あたし、肌だけは自信あるからさ…これでも毎日、しっかり手入れしてるし。お義父さんに抱かれても問題ないくらい、綺麗だよ?


む、胸は貧相だけど…それなりにはあるんだよ?これでも…


処女じゃなくてごめんだけど…お義父さんが襲ってくれるの、いつでも待ってるからね?


……相変わらず優しいね、お義父さんは。ますます好きになっちゃうじゃん。


ふふふっ…どっちの意味の好きかは、言わなくてもわかるでしょ?


ヒントをあげるなら…そうだな、例えばお義父さんが知らない女を家にあげたりしたら、その人を不審者と間違えて殺しちゃうかも。


…コーヒー、冷めちゃったね。あたしが淹れなおしてくるから、ちょっと待ってて。


(近づいてきて耳元で囁く)


あたしから逃げちゃ嫌だよ…お義父さん?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレな義理娘の償い
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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