クソ客を引き当てて、めちゃくちゃイライラしているデリヘルを口説くお話。彼女には彼女なりのプロとして信念があったようで…？

(舌打ち)


あ〜、あんにゃろ…キモい手で人の身体ベタベタ触ってきやがって…今度指名してきたら、ぶっ殺してやろうか…


…って、お前。なんでこんなとこに…


へー、夜勤…大変だな、お前も。


あぁ？アタシ？


見りゃ分かんだろ。水商売だよ、水商売。こんなうっすい格好してんだからよ。


つーか、ライター持ってんなら貸せ。アタシもヤニ吸いてえんだ。


おぅ、サンキュ。そんじゃ、遠慮なく…


(タバコに火をつけて一服)


あ？別にヤニ臭えことぐらい、どうってことねえよ。


そ。アタシを指名してくる客には「ヤニ臭くても大丈夫ですか？」って予め、ことわってっからな。


機嫌悪りぃのはだな…クソキモいおっさんに、気持ち悪りぃ触られ方したからだよ。


そうだよ。クソ客に当たったんだ。ったく、胸糞悪りぃ…


(しばらく無言、タバコの火を消す)


んじゃ、アタシ一旦事務所戻るわ。


社長にクソ客のこと報告して、二度とこっちに指名寄越さねえようにしてやる。


んだよ…まだなんかあんのか？


(鼻で笑う)


はっ…バカがよ。何が「俺で上書きしてやろうか？」だ。寝言は寝て言いな。


大体、勤務時間中に女遊びしようとしてんじゃねえよ、このクズ。


……それは知ってる。お前がそれなりにテクニシャンだってことぐらい…


けど、お前の手は借りねぇ。自分の機嫌くらい、自分で取れらぁ。


……は？おい、今なんつった？


のヤロ…！くだらねえ挑発してきやがって…！


(胸ぐらを掴み上げる)


よく聞け、このクズ野郎。


たしかにアタシは身体に自信はあるし、金をがっぽり稼げるから、水商売やってる。


けどなぁ…こちとら、プロとしての誇りと自信を持って仕事してんだよ。


ただ男に媚びへつらってるだけとか、知った風な口きくんじゃねぇ！


次、舐めた口きいたら、ぶっ殺すからな！


(舌打ち)


ヘラヘラしやがって…気持ち悪りぃ。


今度こそ行くからな。テメーは糞でも食って、おねんねしてr……ッ⁉︎


(あすなろ抱きをされる)


ちょ…！何すんだ、離せ！


い、今さら謝ったって遅えよ…テメーのことは許さねえから…


だ、だから要らねえっつってんだろ！誰がお前で息抜きなんか…！


…クソ！クソクソ！


人の弱みばっかつけ込んできやがって…！最低だな、お前…！


マジであとで覚えてろよ…人をバカにして、そのくせ、下手な口説きまでしやがって…！


…ッ、抱くならちゃんと抱け…じゃねえと、承知しねえぞ？


そ、そんな期待はしてねえけど…さっきの不快な感触ぐらいは上書きしてもらうからな。


特別にタダで抱かせてやっから…ぜってーイカせろよ？アタシのこと…

・台本（ゆるボイ！）
死ぬほど口の悪いヤニカスデリヘル女を口説いてみた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎