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【夏専用】清楚で上品な雪女さんは寝取りの天才
written by 松平蒼太郎
  • インモラル
  • 色仕掛け
  • ファンタジー
  • 敬語
  • NTR
  • 雪女
  • 清楚
  • 夏日
  • 木陰
  • 現代
  • 炎天下
公開日2023年06月18日 20:40 更新日2023年06月18日 20:40
文字数
1996文字(約 6分40秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
雪女
視聴者役柄
ヒトオス
場所
木陰のベンチ
あらすじ
夏の炎天下の中、貴方は体重と体脂肪を落とすべく走っていた。それは恋人から「いい加減痩せないと別れる」と言われたためだった。体力も尽きかけ、ヘロヘロになっているところを、木陰のベンチに優雅に座っていた美しい女性に声をかけられる。彼女は雪女で、熱中症になりそうな貴方を見かねて声をかけたというが、その真意は…?
本編
人間さん、こんにちは。暑い中、精が出ますね。


人間さんはジョギングがご趣味なのですか?


へぇ…ダイエットとは、それまた素晴らしい心掛けです。して、動機は?


…うふ、ふふふっ♪ なるほど、彼女さんに痩せろと言われて、ね…


いえいえ、とても素敵なことだと思います。


はい。愛する人のために痩せようだなんて、とっても素晴らしいことだと思いますよ、わたしは。


ですが、無理は禁物です。この炎天下の中、走り続けていては、熱中症になってしまうでしょうし。


もしよろしければ、わたしの隣で涼んでいきませんか?休憩を取ることも、ダイエットには必要なことかと。


ふふっ…はい、どうぞ♪


遠慮なく、隣においでなさいませ♪


(男が隣に座る)


いかがです?わたしの隣は涼しいでしょう?


はい。実はわたし、雪女という物の怪にございまして…


あぁ、でも、人間さんに危害を加えるつもりはありません。どうか、ご心配なさらず。


えぇ。むしろこの炎天下の中、頑張ってる人間さんを応援したくて…


だから、安心してここで休んでいってください。ね?


ふふふ、ありがとうございます。お優しい方なのですね。


…?そうですか?わたしから見れば、全然そんなことないように見えますけど…


(男が彼女への愚痴をこぼす)


まぁ…彼女さんにそんなことを…


可哀想に…デブとかブタとか、そんな酷い言葉を常日頃から投げつけられていたわけですね。


そう…いい加減痩せないと別れるとまで…


貴方はどうなのですか?今でも彼女のことは好きですか?


ここにはわたしと貴方の二人しかいません。


どうか正直な気持ちをお聞かせください。


……なるほど。つまりはダイエットすることが、彼女から与えられた最後のチャンスだと。


…本当にそうでしょうか?むしろ、わたしには彼女さんが貴方を捨てる口実にしているようにしか思えませんが。


えぇ。そこまで酷いことを言う彼女が、少し痩せたくらいで、本当に貴方のことを見直すと思いますか?


酷なことを言うようですが…彼女のことは諦めた方がいいですよ?


はい。別れた方がいいと、そう言ったんです。


きっと彼女は貴方への愛が冷めてしまっている…貴方の話を聞いていたら、そうとしか思えません。


どういう経緯で付き合うことになったのかは存じませんが…このまま彼女に執着するのは、貴方の精神衛生上、よろしくありません。


もし仮にダイエットに成功して彼女と仲直りできたとしましょう。その後にまた同じような、あるいはそれ以上の理不尽な要求をされたら、どうします?涙を呑んで受け入れますか?


それではいけません…根性論で乗り切れるほど、人間さんのメンタルは強くできていないんですよ?ましてや、女性関係なら尚更…


それに…これはあまり言いたくありませんが、彼女さんが浮気してる可能性だってあるんです。


はい。適当に難癖をつけて、貴方と別れ、他の男に乗り換えようとしているかもしれません。


その可能性があっても、貴方は彼女を一途に愛し続けられますか?


無理しなくていいんです…貴方の中の、彼女への愛が冷めたって誰も責めやしません。


むしろ、それだけ酷いことを言われて冷めない方が異常です。もう貴方は彼女を愛していないんですよ。


いいえ、違いません。わたしには分かります…貴方の気持ちが…


(そっと彼の身体を抱き寄せる)


ねぇ…彼女とはキッパリ別れましょう?


そしてこのままわたしに乗り換えちゃいましょう?


そうした方がきっと貴方のためにもなります。


どうしても何も、それが今の貴方にとって最善だからです。


貴方は心の底では彼女を疑いながらも、彼女に尽くそうとしている…


彼女への猜疑心と愛情…両方がせめぎ合って、今、貴方の心はすり減っているんです。


そしてこのままだと、貴方は確実に壊れてしまいます。


わたしは貴方が壊れていく様を見たくない…少しでも、貴方の心の支えになりたいんです。


ここまでするのは…貴方に一目惚れしたからですよ♡


(さらに身体を寄せつける)


そもそもこんなにたくましいお身体なのに、どうして痩せる必要があるんです?


えぇ。このままでいいじゃありませんか。


わたしは好きですよ、貴方の体型。


この体型なら、体温も間違いなく高いでしょうし…吸熱し甲斐がありますから♡ ンッ…


(ディープキス)


やっぱり…こんなに高い熱を一度に摂取したのは初めてです♡


はい♡ わたしたち雪女は、人間さんの熱が何よりも好物なんですよ♡


熱を奪った代わりに快楽物質を流し込んでいますから…貴方としても、悪い話ではありませんよね?


もちろん、奪った分の熱は後で食事でたっぷり補給させてあげますから、安心してください♡


わたしなら、貴方の全てを受け入れられます…


貴方のふくよかな体型も、汗の匂いも、それから頑張り屋さんな所も、ぜーんぶ受け入れられますから。


(彼に抱き寄せられる)


ふふ♪ 貴方の方から抱いてくれるなんて…これはもう合意ということでよろしいですね?


はい…今日からは、わたしが貴方の彼女です。


貴方の心も身体もわたしのモノ…大切に冷凍保存しておいてあげますからね?うふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【夏専用】清楚で上品な雪女さんは寝取りの天才
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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