模試を終えた貴方は、年上でのんびり屋な彼女の家を訪ねる。彼女のほんわかした雰囲気に当てられた貴方は、彼女に思う存分に甘えることにしたのだった…

おかえり〜。模試お疲れさ〜ん。どうだった〜？


ん〜？微妙？そっかぁ〜。


ま、なるようになるって。とりあえずお菓子食べる〜？


え〜っとね〜、チョコに〜、ポテチに〜、それから〜…ペロペロキャンディー！


どうぞどうぞ〜。好きなだけ食べてい〜よ〜。


うんうん…頭使った後は糖分摂りたくなるよね〜、分かる〜。


あ〜、あたしも食べちゃお〜。うすしおポテチもらうね〜。


(ポテチ咀嚼)


んま〜。君も食べる〜？


オッケオッケ〜。はい、アーン。


ど〜お〜？美味し〜？


ん〜、よかった〜。じゃあ、あたしも食べよ〜。


(しばらくポテチ咀嚼)


ど〜した〜？ま〜た元気なくなってるぞ〜？


ん〜、そっか〜。頑張ったけど、思ったようにいかなかったんだ〜。


まぁ、そういう時もあるって〜。気にしない気にしない。


…真面目だねぇ、君は。あたしとは大違いだ〜。


あはは〜。羨ましがらなくていいよ。あたしなんてズボラなだけだし〜。


君のそういうとこ、あたしは好きだぞ〜。ぎゅ〜。


(抱きしめながら、頭を撫でる)


しんどいなら、お姉さんが甘やかしてあげる〜。よしよ〜し。


いいのいいの〜。むしろあたしの彼女としての役割なんて、君を甘やかすことぐらいだからね〜。


そうだよ〜。それ以外のことは君に頼りっぱなしだし〜。デートとかデートとか〜。


あ、そうだ。模試も終わったことだしさ〜、またデート行こうよ。


うん。一区切りついたんだし〜、小休止挟んでも誰も文句言わないでしょ〜。ね〜？


ふふっ、もちのろ〜ん。あたしは君について回るだけ〜。デートコースは君が考えてね〜。


え〜？たまにはあたしが〜？


そんなことしたら〜…今みたいにお家デートになるけど〜？それでもいい〜？


あ、いいんだ〜。アウトドアな君が珍し〜。


ま、あたしとしても家でのんびりするのは嫌いじゃないし、むしろ好きなんだけど〜。


オーケーオーケー。今度の休みはあたしオススメの映画見ながら、ダラダラ過ごそ〜。


あはは〜。どういたしまして〜。君の力になれたんなら、良かった〜。


いいよ〜、もちろん。あたしはいつでも君のこと、家でゴロゴロしながら待ってるからね〜。


ん〜、親御さんの許可取ってるんならいいや。遠慮なく、うちに泊まっていきな〜？


んふふ〜♪ じゃあ、今日の抱き枕は君ってことで〜♪


うん。あたしも君が大好きだよ〜。抱き心地が最高からね〜。


今日だけは受験のことなんて忘れちゃえ〜…なーんて。ふふふ♪

・台本（ゆるボイ！）
のんびり屋で抱擁力のあるお姉さん彼女の癒しハグ
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎