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ダウナーでヤンデレでストーカーな女友達に自分の気持ちを思いっきり分からせる
written by 霜月鷹
  • ヤンデレ
  • 甘々
  • ストーカー
  • 友達
  • 脅迫
  • 分からせ
  • キス責め
公開日2023年07月11日 13:59 更新日2023年07月11日 13:59
文字数
2048文字(約 6分50秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
仲の良い女友達/ストーカー
視聴者役柄
ストーカー被害に遭っている青年
場所
電話ボックス
本編
こんばんは、ちょ~っとお邪魔させてもらうよ。
色々お願いしたい事はあるけど……

(耳元で囁く)
とりあえず、電話は切って……私、とっても大事な話があるの。
君以外には聞かれたくないから、分かったら大人しく従って。

あはは、素直に言うこと聞いてくれてありがとね。
それにしてもさ……君って、信じられないくらいに不用心だね。
ストーカーに狙われてるっていうのに、よりによって電話ボックスに入っちゃうとか。
こうやって逃げ場が無くなっちゃうとか、そういうの考えなかったのかな……本当、笑える。

静かにして……そのまま、動いちゃダメ。
首に当たってるコレ、なんだか分かるでしょ?
そう、ナイフ……本物だから、下手に暴れたりしたら危ないよ。
でも大丈夫、君が大人しくしてるなら、私も痛い事はしないって約束するから。
だからさ、大人しく私の質問に答えてね。
ん、どうしたの?
あぁ……ストーカーの正体、意外だった?
そうだよね、相談に乗ってくれてた子が犯人だったとか、あんまり想像できないよね。
なんかさ、こういうのって漫画とかアニメでありそう……って、今はどうでもいいか。
ん、どうしたの?
「なんでこんな事をするのか」……こんな状況で質問とか、君って案外クソ度胸だね。
質問したいのは私なんだけど、せっかくだし教えてあげる。
色々あるけど、そうだね……一番は君が好きだから、かな。
君に寄り付く悪い虫が居ないように、自分の目で直接、君の事を見張ってたかったの。
そしたらさ、君がここに入ってくのを見て……どうしても気になったから乗り込んじゃった。
というわけで、私からの質問。
自分のケータイじゃなくて、わざわざ公衆電話使うとか、何かあった?
ひょっとして、何かあったとか──は?
「家に忘れた」って……なんだ、心配して損した。
じゃあ次の質問、電話の相手は誰?
これは本当に真面目な質問……答え次第では君、大変な事になるからね。
「バイト先に連絡」……連絡って、どんな内容?
ふぅん、明日はお休みするんだ。
具合が悪いって訳でもなさそうだし、ひょっとしてサボり?
「ストーカーが怖いから」って……あぁ、私のせいなんだ。
ま、それは仕方ないよね。
誰にだって怖い物はあるし、怖い物から逃げようとするのは当たり前だもん。

さてと、聞きたい事はあらかた聞き終わったし……これからどうしよっか。
私的には正体をバラしちゃった以上、強硬手段を取るしかない訳だけど……は?
「少し話をしたい」って、なにそれ……まぁ、全然いいけど。
それで、どんな事を話すの?
昨日までの私達みたいに、どうでもいい事を話しあったりとかはもう無理でしょ。
はぁ、勢いで引き返せないとこまで来ちゃったけど……私、これからどうしよっかな。
君、こんなに怖い事する子なんて嫌いでしょ?
今だってここから逃げ出したいだろうし、ほら……足、震えてるもん。
でもね……残念だけど、私は君の事が大好きなの。
だから私は、君の事を絶対に逃がさないよ。

だってさ……私には、君しか居ないから。

君は違うかもしれないけど、私には君以外、一緒に居てくれる人、いないから。
だからね、君が誰かに取られちゃったら……私、独りぼっちになっちゃう。
私、独りになるのは……寂しいのは、嫌。
だからね、君に近付く奴を徹底的に排除して、君を私だけの君にしたい。
これがいけない事だっていうのも分かってるし、君を怖がらせたのも分かってる。
でもね……私、我慢、出来なかったの。
君を自分だけの物にしたいって気持ち、抑えられなかった。
本当、ダメな子だよね──ってちょっと!
急に動いたら、ナイフで切っちゃ……!?

(長めのキス)

はぁ……はぁ……えぇ……これ、なに……?
いきなりキスとか、しかも……めっちゃ、激しい……は?
「悪い事をしたお仕置き」って、なに言って──!?

(長めのキス)

はぁ……はぁ……
(軽く咳き込む)
馬鹿……ほんと、息、できないから……死ぬって……!
というか、なんでお仕置きがキス──!?

(長めのキス)

(咳き込む)
ばか……!
ほんと、息できなくて……し、死んじゃうってば……!
うれしいけど、うれしいけど……こんなにされたら、私……はぁ?
お仕置きがキスの理由は、まぁ……知りたい、けど……
ちょっと待って、酸欠であたま、ぼんやりする……
ん、体……支えてくれるの?
ありがと……それで、その……キスの理由って、なに……?
「私の事が好きだから」って……は?
えっと、それ……ほ、本当に?
私に脅されて、とりあえずこの場をどうにかしようとしてついてる嘘とかじゃ……ないの?本当に?
なにそれ……じゃあ私、君の事を無駄に怖がらせてただけって事じゃん!
あぁもう……馬鹿!馬鹿バカばか!私のバカ!
独りで勝手に思い込んで、君の事をすっごい困らせて……本当に!本当にごめんなさい!
許して、くれるの……?
ありがとう……君、優しいんだね。

あのさ、もう分かってると思うけどね……私、好きになった人にはすっごい執着しちゃうけど、それでもいい?
君が誰かと話してるだけで嫉妬したり、怒ったりするかもだけど……
本当に、そんな子を彼女にしてくれる?
こんな私の事を、ずっとずっと……ず~っと愛してくれる?
もし愛してくれるなら……お願い、もう一度だけ、キス……して。


ん……ありがと。
これで私は君の物で……君も、これからは私の物。
私は君を絶対に離さないから、君も私の事……絶対、離さないでね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ダウナーでヤンデレでストーカーな女友達に自分の気持ちを思いっきり分からせる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
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