オンラインの対戦型ゲームで相手をひたすら煽り倒していた少年の元に突如、綺麗なお姉さんが現れる。どうやら、彼女はつい先ほどまで少年が煽り倒していた対戦相手だったようで…？

ンン〜…！何コイツ！ムカつく〜！めちゃくちゃ煽ってくんじゃん！


あ〜、も〜！婚活は失敗するし、ゲームでは煽られるし…！


やめやめ！全然ストレス解消になんない！こんなゲーム、本体ごと魔法でぶっ壊して…！


……あ、待てよ？煽ってる相手って、ワンチャン、人間の男の子だったりする…？だとしたら、逆にチャンス…？


(深呼吸)


よ、よーし…もう一回、勝負挑んでみよ…


…くっ。コイツ、また…！絶対リア凸して、わからせてやるし…！


えっと…相手のIDに探知魔法仕込んで、と…


(探知魔法発動)


…これでよし。じゃあ、もうひと勝負だけして、リア凸してやろ…！


(ゲームしながら魔法発動、対戦相手の家を突き止める)


ふーん…意外と近くに住んでる。早速お邪魔するかぁ…転移魔法の座標軸を設定して、と…


(転移魔法で相手のいる部屋まで直接ワープ)


こんばんはー。少しだけお邪魔するねー。


あたし？あたしはほら、そこの画面の対戦相手の人。君があまりに煽り散らしてくるから、探知魔法で居場所特定しちゃった♪


そ。見ての通り、淫魔だよ、あたし。


君みたいな可愛い男の子から色んなモノを搾取する、怖〜いお姉さんって言ったところかな？


ふふ…それにしてもホント可愛い♡ まさかこんなちっちゃい男の子があたしを煽り散らしてたなんて…


あはは、まぁね。ゲームでは強い方が偉いもんね。わかるよ。


でもさ…リアルだったらどうだろうね？お姉さんと君、本当に強いのはどっちかな〜？


(押し倒す)


ほーら、どうしたの？お姉さんのこと、押し返さないの？


ふふふ♪ ゲームだとあんなにイキってたのに、リアルじゃこんなに弱いんだ。ざ〜こ♡


結局、ゲームでいくら強くても意味ないの。リアルで強い方が本当の強者。それを今から分からせてあげるね♡


(怒涛のベロキス)


あはは♪ もうピクピクってなってる♪ 可愛い〜♡


ね？お姉さんのこと、見直してくれた？


「ザコ乙w」とか「弱いくせにゲームやるなよw」とか散々イキリ散らしてくれちゃって…これでも結構怒ってんだよ？


ほら、ごめんなさいは？悪いことしたら、まずはごめんなさいでしょ？お母さんに習わなかった？


ふふ、いい子。ちゃんと謝れたね♡


でもダーメ♡ 人が婚活で惨敗してるところに、更にダメージ与えてくれたから、謝るだけじゃ許せないかな〜？


ん〜…じゃあ、将来はあたしのお婿さんになろっか？流石に今の君は小さすぎるから、結婚は十年後かそこらにしてあげる。


あれ？断るつもり？あれだけ人の機嫌を損ねることしておいて、本気で断れると思ってるの？


「ゲームでは強い奴が偉い」んでしょ？だったら、リアルでも強い奴のが偉いんじゃない？


ついでに、弱い奴が強い奴の言うことを聞くのは、当たり前のことだよね？違う？


だよね。じゃあこのまま二人で一つになろっか？


そりゃあ決まってんじゃん。君はまだ小さいから知らないかもしれないけど、とにかく気持ちいいことをするの♡ 勿論、ママに言いつけるのは禁止♡ ほら、もう一発いくよー？


(再びベロキスをかます)


ハァ…♡ 手付かずの男の子の味って、やっぱ美味しい♡ このまま全部もらっちゃお♡


周りに音が漏れないように…あと、邪魔者が入ってこれないように結界は張っておいて、と…


(結界魔法発動)


さ、お姉さんがたくさんいいことシてあげるから…死ぬほど気持ち良くなろっか。ね？

・台本（ゆるボイ！）
ドチャクソ美人なお姉さん淫魔のわからせリア凸
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎