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最強吸血鬼はあなたのでないと満足できなくなった。
written by うながりぅ
  • 告白
  • 添い寝
  • 甘々
  • 純愛
  • 人外 / モンスター
  • 吸血鬼
  • 密着
  • 吸血プレイ
  • 囁き
公開日2023年10月20日 19:47 更新日2023年10月20日 19:47
文字数
3141文字(約 10分29秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
強気な少女
視聴者役柄
青年
場所
森の中の小屋
あらすじ
前作のアフターストーリーではありますが単体でのご使用もぜひぜひ。

【あらすじ】
最初に出会ってから早数ヶ月。なんやかんか吸血鬼さんとは上手くやっていけている…気がする。友達認定はされたし、同じ寝ぐらにも住まわせてもらっている。だけど最近吸血鬼さんの様子がおかしくて、なんだか避けられている気がする…このままでは嫌だと思ったあなたは、逃げようとする彼女の手を掴み、理由を聞いてみることにした……。
本編
//(足音)

……ん?お前、またこんな時間まで起きていたのか。
え…?あ……うむ……。た……ただいま。

そうだな、今日も活きがいい獣が取れたぞ。血抜きはしておいたからあとはいつも通りお前の食料として使ってくれ。

…礼などいらん。と…友達を助けるのは当然だ。
それにお前は弱いからな。私が世話してやらないとすぐに死んでしまいそうだ。

ふふ、そう拗ねるな。お前にはお前の役割がある。そうだろう?

お前が家事をしてくれてるだけでも非常に助かっているんだ。

いつもありがとう、感謝している。

//(少し間)
ん??…なっ!……お前…!?いきなり好きって…なんの脈絡もなく言うな!

まったく、相変わらず変なやつだなお前は…

へ…?ち、違う!違うぞ!別に嬉しいとか思ってないからな!ニヤけてもいない!適当なことを言うな!

ああもうせっかく我慢しているのに、そんなこと言われたら私は……

…うっ。まずい…これは…また……。
いや、なんでもない。なんでもないから気にするな。そしてこれ以上近寄るな。


…別に、お前を避けてるわけではない。これは私の問題であって…こほん。

少し夜風に当たってくる。お前はもう寝るんだぞ、いいな?

//(手を握られる)
…おい、何をする。手を離せ。
なんのことだ?私は何も…隠しごとなどしてない。
しつこいぞ。私を怒らせる気か?

…うるさいっ!無いったら無い!いいから離せ!でないと本当に…!

ぐっ……強情だなお前は。
はぁ…わかった。正直に言う。

//(呟くように)
…欲しくなったんだ。
//

だから…欲しくなったんだ!お前の濃くて、温かくて、いい匂いがする…あれが…

//(少し間)

んなっ…!?なにがいやらしい言い方だ、この変態め!
私はただお前の血が欲しくなって……あ。

う、うむ…前に怪我をしたお前の傷口を治療してた時、すぐにわかったんだ。
……これは私好みの血だろうって。

あれから毎晩お前の近くにいると…そのことを思い出して、吸血鬼の本能が疼いてしまう。

お前の血を…吸いたい、と。

だが、唯一の友達であるお前に血を吸わせろだなんて…そんなこと頼めない。
お前の血が目的で友達になっただなんて…思われたくないんだ。

だから離してくれ。これ以上近づいたら私は……

本当にお前を………襲ってしまいそうだ。

//(少し間)

む……….。

お前は、すぐそうやって私になんでもしてくれようとする。
血を吸われるんだぞ?普通は怖がるものだろ…吸血鬼に血を吸われるだなんて。

//(少し間)

ん…ああ。そうだったな。お前は普通ではなかったか。
なにせ吸血鬼相手に一目惚れして、プロポーズしてくるおかしな人間だものな。ふふ。

ん…………。

本当に、いいのか…?
私のこと嫌いになったり…しないか?やっぱり化け物だって……

っ………そうか。
あぁ、大丈夫だ。伝わっている。お前が嘘をついてないこと…ちゃんとわかった。

ならばお前のその厚意、素直に受けるとしよう。

…ほら。そこのベットに座れ。
立ったままだとやりづらいだろう。お前は体だけは私より大きいのだから。

//(ベットに移動)
ん……。座ったな。
なら私はお前の膝の上に、失礼するぞ。

ん……しょ。これでいいか。
…どうした?そんなに狼狽えて。

仕方ないだろう。血を吸うためにはこうして密着しなければならないのだから。
後ろから噛みついてもいいのだが…

ふっ…こうした方がお前が喜ぶと思ってな。案の定嬉しい感情が溢れてきた。
わかりやすいやつめ。

…お前相手なら、いい。こうやってもっと密着したって構わない。むしろ私が……

ん……んっ……すぅ…はぁ……。
あぁ、くそ…密着してるからか、お前の匂いが直に……

すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……。

美味しそうな匂い……人間とは、ここまでいい匂いがするのか…?
それともお前の匂いだから、なのか…?

…は?何を言っているんだ?
人間の血など、私は一度も吸ったことはない。

吸血鬼として生まれたその日から、人間に疎まれ、迫害され、悪意や殺意を向けられてきたんだ。
挙句に同胞を酷い目に合わすやつらの血を吸いたいだなんて…とてもじゃないが思えなかった。

普段は獣の血で補っていてな。美味しいとは言えないが、生きていくためには仕方ない。

だからその…人間ではお前が初めてだからな。お前が…私の初めての相手だ。

…ん?また何か少し邪(よこしま)な感情が伝わってきたのだが…いったい何を考えているんだ。
まったく、お前は本当に…

//(耳元)
いやらしいやつだな…♪
//

別にいい。悪意を向けられるよりは、ずっと。
だからと言って劣情ばかり抱かれるのも困りものだが。

…もっと密着するぞ。このままではまだ吸いづらいからな。

ほらお前も。私を抱きしめろ。
私もこうして、体に手を回して……

ん………。
はは、また嬉しい感情が増したぞ。それに、鼓動も早くなった。

お前の体、熱いな…。血が通(かよ)っている証拠だ。
匂いも、さっきより強く……はぁ……はぁ……。

あ、あぁ…大丈夫…お前の匂いで少し頭がくらくらしただけだ。
……いや、これはあまり大丈夫ではないのか?

それもこれもお前が私好みの匂いをしているのが悪い。
そうだ…全部お前が悪いんだ。

私をこんな風にした責任…取ってもらうからな。

はぇ…?け…結婚!?そそ、それはまだ早いだろう!
くっ…調子に乗るな、このばかもの…。

すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……。

では……そろそろするぞ?いいか?
うむ…。じゃあ……

……いただきます。

//(首元、吸血)
はぁ……んっ……。

//(呼吸音混ぜながら)
//(秒数おまかせ)

んく……………んく……………。
ん……………んん…………。

//

ぷは………。
なんだ…これは……

これが人間の……お前の血の味なのか……予想よりも遥かに……ぐっ。

はぁ……はぁ……。
もっと…もっとお前のが……ほしい。

//(首元、吸血)
はむ……んんっ……。

んく……………んく……………

ん…………んっ、んんっ……!!?
//
お、お前…なんだ急に!そんな強く抱きしめて…!?

…いや、いい!…そのままで、いい。
むしろ…もっともっと強く抱きしめててくれ。
ふっ、私は吸血鬼だぞ…?人間の力程度でどうにかなるほど柔じゃない。

だから、遠慮しないでいい。お前のことをもっと…私に感じさせてくれ。

私も…もっとお前を……お前の全てを、感じたい。

//(首元、吸血)
はぁ……んっ……。

//(呼吸音混ぜながら)
//(秒数おまかせ)

んく……………んく……………。
ん……………んん…………。
んく……んく………。
んっ………んん………っ。
//

…ぷは。ふふ…お前はどれだけ私のことが好きなんだ。ひっきりなしに想いが伝わってくるぞ。

こんな感情を受け取る私の身にもなれ。
…恥ずかしすぎて、どうにかなってしまいそうだ。

だが…嬉しい。お前にここまで想われて…私は嬉しい。

最後にもう一回、いいか…?
…いや、お前にはこういう言い方の方が良さそうだな。

//(耳元)
……もっとお前の血を、私に寄越せ…♡

/(首元、吸血)
はぁ……んっ……。

//(呼吸音混ぜながら)
//(秒数おまかせ)

んく……………んく……………。
ん……………んん…………。
んく……んく………。
んっ………んん………っ。
//

ん……ぷは。
はぁ………はぁ……はぁ………。

//(少し蕩けた声で)↓
…初めてだ。こんなに満たされたのは。
お前の血と、想いが…私の中でたくさん溢れかえっていて……
あぁ、これが……幸せ、というやつなんだな…。

ふぅ……受け取ってばかりでは不公平、か…。
その…気恥ずかしくて言えなかったが…

私だってだな、お前の想いに負けないくらい…
お、お前のことが……お前のことが、その……だ、だいす…き……

って…!おい、大丈夫か!?急に体の力が抜けたが……
…はっ。しまったそうか…!血を吸いすぎたか!?

すまないっ。吸血衝動が抑えきれなくて、つい想定よりも多く…!

ほら、早くベッドに横になれ。あぁ…少し顔色も悪くなってる…本当にすまない。

…大丈夫か?本当か?嘘ついたって私にはバレるからな?
……嘘は、ついてないみたいだが。

というかまだ私に対しての想いを…も、もういい!十分受け取ったから。今は自分の身を案じておけ。

…くっ。まさかここまで理性を抑えきれなかったなんて…私としたことが情けない。

そうだな…お詫びと、お礼になるかはわからんが…今日は、あれだ…添い寝でもしてやろうか。

嫌なら別の案を考えるが…って、はいはい。今一瞬で伝わってきたぞ、嬉しいという感情が。

…かわいいやつめ。

//(添い寝)
ん……しょ。

狭くないか?……そうか、よかった。
…手も繋いでやろう。なに、これも礼のひとつだ。どうせお前もこうされて嬉しいのだろう?

…ふふ。だと思った。

ん………。

大丈夫だ…お前が次に起きるまで、ずっと側にいてやる。
だからもう寝ておけ。瞼を閉じて、ゆっくり…

あぁ…おやすみ。

…そうだ。最後にひとつ言いそびれてたことがあった。

//(耳元密着)
ん……。私もお前のことが………

大好きだぞ…。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
最強吸血鬼はあなたのでないと満足できなくなった。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
うながりぅ
ライター情報
うながりぅと申します。
主にシチュエーションボイス用の台本を投稿してます。pixivでも同様に台本を投稿してます。
【得意ジャンル】
甘々/メスガキ/ヤンデレ/女性優位等、男性向けメイン。その他もたまに書くかもです。
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