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- 斬り合い
- グロ描写あり
公開日2024年01月01日 09:05
更新日2024年01月01日 09:05
文字数
1423文字(約 4分45秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
鬼
視聴者役柄
人
場所
某所
あらすじ
『隻眼の妖殺し』の異名を取る男は、一人の鬼を斬るべく、懸命に刀を振るっていた。そんな男を嘲笑うかのように、男の刀を軽々といなす鬼の少女。かつて男の片目を奪ったこの少女は、男との因縁を楽しんでいるようで…?
本編
あら、貴方様…ご機嫌よう。調子はいかがですか?
(いきなり斬りかかられる)
ふふっ…いきなり斬りかかるなんて酷いではありませんか。仮にも乙女に向かって…
あら、酷い言われよう…わたくしも随分嫌われたものですわね。まぁ、貴方様の片目を奪った張本人ですし、当然ではあるのですが。
あはは…素晴らしい憎悪です。それ、もっとわたくしに向けてくださる?
(男と刀で斬り結び、鍔迫り合いに持ち込む)
『隻眼の妖殺し』…それが今の貴方様の異名でしたね?わたくしのこともきちんと殺してくださる?
ふふ…そうこなくっちゃ、ね!
(刀で押し返し、再び斬り結ぶ)
ふぅ…やはり、その辺のポンコツ侍とはわけが違いますわね。少々本気を出した程度では、傷一つつけられません…
えぇ。これでもそれなりに本気ですわよ?他ならぬ、貴方様を相手にしているわけですからね。
ふふ…そうつれないことを仰らずとも良いではありませんか。わたくし、貴方様とのこの戯れをもっと楽しみとうございます。
はい。所詮、わたくしたちが行なっていることなど、チャンバラごっこ…お遊戯に過ぎませんわ。それとも、これが本気の命の奪い合いだとでも思ってらっしゃる?
あははっ♪ 貴方様ってば…とても煽り甲斐のあるお方ですわね♪
まぁ聞いてください…貴方様がわたくしに憎しみをぶつけてくださればくださるほど、わたくしの力も増大していく…貴方様の憎しみという感情を、わたくしの妖力として取り込んでいるんですのよ?
つ・ま・り〜…貴方様がわたくしを斬ることは不可能、というわけですわ♪
貴方様が負の感情をわたくしに抱けば抱くほど、わたくしもそれだけ強くなるということですから。
勿論、わたくしが貴方様に憎んで欲しいと願うのはそれだけではありません…
今、貴方様の頭の中はわたくしを斬ることのみで埋め尽くされている。これってつまりは、わたくしのことだけ考えてくれている、ということですわよね?
分かりませんか?貴方様がわたくしだけに集中してくれている今のこの状況が嬉しいと言っているんです。
ほら、よく言うでしょう?憎しみは愛情の裏返しだって…貴方様は憎しみという名の愛情を、わたくしに惜しみなく注いでくれているんです。想い人からこのような感情を向けられて、喜ばぬ女がいるでしょうか?
ふふっ…それでも構いませんわ。貴方様はご自身の目を奪ったわたくしのことが憎い、わたくしは徹底的に殺意を向けてくれる貴方様のことが好き…お互いがお互いを想い合っている、この事実さえあれば十分でしょう?
はい、わたくしは鬼ですから…人間の皆さんと価値観が違うのは当然。そもそも無理に合わせる必要もありませんしね。
そうですわね…この関係を断ち切りたいなら、貴方様ご自身の手で、わたくしを斬るしかない。貴方様にそれができる?
ふふ…よかった。これでわたくしも、心置きなく貴方様と戯れることができます。
あぁ、そうそう…貴方様から抉り取った目、今も大切に持っておりますわ…ほら、この木箱の中に。
(男の目が入った木箱を取り出す)
これを胸の辺りで抱いて寝ると、貴方様が身近に感じられるようで、身体がポカポカするんですのよ?
ふふ…言ったでしょう?わたくしは鬼だって…人間の皆さんとは価値観が違うって。
今のわたくしは、人を喰らわずとも生きていけますわ…だって貴方様が無限にわたくしに愛を注いでくれるんですもの。
それとも…誰かを喰らった方が、もっと貴方様に愛してもらえますかね?
えぇ。いくらでもかかっておいで?わたくしとの逢瀬、存分に楽しんでいってくださいな♪ うふふっ♪
(いきなり斬りかかられる)
ふふっ…いきなり斬りかかるなんて酷いではありませんか。仮にも乙女に向かって…
あら、酷い言われよう…わたくしも随分嫌われたものですわね。まぁ、貴方様の片目を奪った張本人ですし、当然ではあるのですが。
あはは…素晴らしい憎悪です。それ、もっとわたくしに向けてくださる?
(男と刀で斬り結び、鍔迫り合いに持ち込む)
『隻眼の妖殺し』…それが今の貴方様の異名でしたね?わたくしのこともきちんと殺してくださる?
ふふ…そうこなくっちゃ、ね!
(刀で押し返し、再び斬り結ぶ)
ふぅ…やはり、その辺のポンコツ侍とはわけが違いますわね。少々本気を出した程度では、傷一つつけられません…
えぇ。これでもそれなりに本気ですわよ?他ならぬ、貴方様を相手にしているわけですからね。
ふふ…そうつれないことを仰らずとも良いではありませんか。わたくし、貴方様とのこの戯れをもっと楽しみとうございます。
はい。所詮、わたくしたちが行なっていることなど、チャンバラごっこ…お遊戯に過ぎませんわ。それとも、これが本気の命の奪い合いだとでも思ってらっしゃる?
あははっ♪ 貴方様ってば…とても煽り甲斐のあるお方ですわね♪
まぁ聞いてください…貴方様がわたくしに憎しみをぶつけてくださればくださるほど、わたくしの力も増大していく…貴方様の憎しみという感情を、わたくしの妖力として取り込んでいるんですのよ?
つ・ま・り〜…貴方様がわたくしを斬ることは不可能、というわけですわ♪
貴方様が負の感情をわたくしに抱けば抱くほど、わたくしもそれだけ強くなるということですから。
勿論、わたくしが貴方様に憎んで欲しいと願うのはそれだけではありません…
今、貴方様の頭の中はわたくしを斬ることのみで埋め尽くされている。これってつまりは、わたくしのことだけ考えてくれている、ということですわよね?
分かりませんか?貴方様がわたくしだけに集中してくれている今のこの状況が嬉しいと言っているんです。
ほら、よく言うでしょう?憎しみは愛情の裏返しだって…貴方様は憎しみという名の愛情を、わたくしに惜しみなく注いでくれているんです。想い人からこのような感情を向けられて、喜ばぬ女がいるでしょうか?
ふふっ…それでも構いませんわ。貴方様はご自身の目を奪ったわたくしのことが憎い、わたくしは徹底的に殺意を向けてくれる貴方様のことが好き…お互いがお互いを想い合っている、この事実さえあれば十分でしょう?
はい、わたくしは鬼ですから…人間の皆さんと価値観が違うのは当然。そもそも無理に合わせる必要もありませんしね。
そうですわね…この関係を断ち切りたいなら、貴方様ご自身の手で、わたくしを斬るしかない。貴方様にそれができる?
ふふ…よかった。これでわたくしも、心置きなく貴方様と戯れることができます。
あぁ、そうそう…貴方様から抉り取った目、今も大切に持っておりますわ…ほら、この木箱の中に。
(男の目が入った木箱を取り出す)
これを胸の辺りで抱いて寝ると、貴方様が身近に感じられるようで、身体がポカポカするんですのよ?
ふふ…言ったでしょう?わたくしは鬼だって…人間の皆さんとは価値観が違うって。
今のわたくしは、人を喰らわずとも生きていけますわ…だって貴方様が無限にわたくしに愛を注いでくれるんですもの。
それとも…誰かを喰らった方が、もっと貴方様に愛してもらえますかね?
えぇ。いくらでもかかっておいで?わたくしとの逢瀬、存分に楽しんでいってくださいな♪ うふふっ♪
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