料理中、貴方は包丁で自身の指を切ってしまう。それを見た吸血鬼の彼女が指を治療してくれたのだが、それがきっかけで、彼女が吸血をせがむようになって…？

ちょっとちょっと～…どうしたの？なんかすごい声聞こえたけど…


あ～、指切っちゃったんだ。痛そ～…血、ドバドバじゃん。大丈夫？


あー、待って待って。こういう時のためのアタシでしょ？まぁ、任せといて。ンッ…


(指を舐める)


ンッ…フゥ…美味し♡ 君の血ってやっぱさいこー♡ 手料理も楽しみだけど、やっぱり吸血鬼的には血が一番なんだよねー♡


うん、きちんと血も止まったし…あとは包帯かテープ巻いておけば大丈夫だね。ちょっと待ってて、すぐ取ってくるから…


(包帯又はテープを取ってきて、指に巻く)


よし、こんなもんかな。次からは気を付けなよ～？


でもさ～…料理中に指切っちゃうなんて、君もうっかりさんだよね。もしかして、こういう展開期待してた？


ホントに～？吸血鬼の前で血を流すなんて、そういうことだとしか思えないけどな～？実は舐められたかったんじゃない？


ふふっ、そっか。まぁ、そういうことにしといてあげる。


それはそれとして……アタシが何言いたいかわかる？


(そそくさと逃げようとする彼氏の肩を掴む)


まぁ、待ってよ…逃げなくていいじゃん。ちょっとカプッてするだけだからさ…ね？


大丈夫大丈夫！ホントにちょっとだけだから！前みたいに、干からびるまで飲み干したりしないから！


ホントだって！アタシ、嘘つかない吸血鬼だから！そんな胡散臭そうな目向けないで、信じてよ～！おねが～い！


うぅ…眷属くんが冷たい…お姉さん、君をこんな風に育てた覚えないんだけどなぁ～…しくしく…


…あ、ほんと？血、吸わせてくれる？


えへへ…それじゃあ、そこ座って？君の膝に座りながら、対面でヤりたい…


(椅子に座った彼の正面から抱きつく)


ギュー♪ はい、眷属くんゲット～♪ もう逃がしてあ～げない♪


ん～？そんなこと言ったっけ～？今日は普通に朝までコースでしょ？


だってさ〜…極上の餌が目の前にあるんだよ？良い匂いプンプンさせて、これで我慢できる吸血鬼がいると思う？


はいはい、ケガ人は大人しくしてましょうね～♡ 今から気持ちよくなる治療するからね～♡


大丈夫だって…今度こそ、きちんと加減するし。仮に干からびちゃっても、蘇生魔法かけてあげるから、安心して？


信用ないなぁ～…ま、君がなんて言おうと、吸血することに変わりないんだけど♡


うん、無理♡ いったん血を吸うと、我慢できないから♡ 恨むなら、包丁で指を切った自分を恨んで♡


お手柔らかにして欲しい？まぁ、そこは君の態度次第ってことで。それとも、あたしに吸血されるのは嫌？


じゃあいいじゃん。お互い気持ちよくなれるんだし、完璧にウィンウィンだよね。もう言うことなくない？


あはは…今夜は楽しい楽しい吸血パーティーだから。


眷属くんはぁ、可愛い彼女のためにいっぱい血液、ピュッピュしようね～♡ ふふふっ♪

・台本（ゆるボイ！）
【女性優位】吸血彼女の発情トリガー
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎