- 黒幕
- ヤンデレ
- 敬語
- 告白
- 煽り
- サイコパス
公開日2024年01月16日 20:51
更新日2024年01月16日 20:59
文字数
1259文字(約 4分12秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
男
視聴者役柄
女
場所
某所
あらすじ
負けヒロインとなり、周りが敵だらけとなった貴女のもとに、すべての黒幕であろう男が声をかけてきた。貴女は男に掴みかかるが、男はどこ吹く風といった様子でいた。そんな彼のサイコパス味溢れる告白を聞いて、貴女は怒りよりも恐怖が勝ってしまって…?
本編
大丈夫ですか?ずいぶんやつれているように見えますが…
おっと…開幕罵られるとは、僕もずいぶん嫌われたものです。
えぇ、そうですね…僕がすべての黒幕、というやつですね。貴女と親友二名の友情が引き裂かれたのは、僕の行動が原因ですから。
ですが、これだけは言わせていただきます…僕が何も行動を起こさなくても、貴女たち三人の友情は長くは続かなかったでしょう。
貴女も本当は分かっていたはずです…一人の男子を、女三人で仲良く分け合うことなど出来ないと。いずれ誰かが独占欲を出して、戦争が起きると。その独占欲を真っ先に出したのが、貴女です。
おや…すべて僕のせいだとでも言うつもりですか?僕はただ、貴女にアドバイスをしたにすぎません。「大好きな彼を、他の誰かに取られる前に行動すべき」だと。それを真に受けて実行したのは、他ならぬ貴女自身でしょう?
ふふふ…でも、見ていて面白いショーでしたよ?一人の男をめぐって、友達同士だったはずの女たちが、水面下で争いを繰り広げているサマは…表面上には仲良しこよし、やってたみたいですが。
(胸倉を掴み上げられる)
おっと…乱暴ですねぇ、服が伸びてしまうではないですか。手、放していただけます?
(彼女の手を払う)
あぁ、それでも僕が悪いと言うんですね。まぁ、友情を自ら破壊した挙句、結局ヒロインレースで一番に負けてしまうんですから、気持ちの持って行き場がないのも無理はありません。
結局、例のモテ男くんも、誰も選ばずに貴女たちから離れてしまったわけですし。最終的な勝者はゼロという、なんとも物悲しい結果に終わってしまいました。残念でしたね。
お、良い勘してますね。その通りです。僕が彼にアドバイスしました。「誰も選ばないことが、この醜い争いを終わらせるための、最善の選択だ」と。
まぁ、いいじゃないですか…もし、貴女以外の誰かが選ばれていたら、今以上に惨めな思いをしていたことでしょうし…最悪の結果だけは免れたんじゃないですか?
ふふ…そんなに怖い顔をしないでください。僕は貴女の敵ではありませんよ?むしろ、味方だと思ってもらって構いません。
えぇ…将来、貴女にとって爆弾になるであろう『女同士の薄っぺらい友情』とやらを早めに潰すお手伝いをしてあげたんですから。傷が浅く済んで良かったですね?
あぁ、そういえば言ってませんでしたね。僕の最終目標は、貴女を手に入れることです。
はい。無論、恋人として、です。僕は貴女のことが好きですから。
そうでしょうか?僕は脈無しだとは思いませんけどね。
えぇ。だってもう、貴女には僕しか頼れる人間がいませんから。
思い出してください…あのヒロインレースで、貴女が敵に回した人たちの数を。
はい。今の貴女は孤立無援。実質的に頼れる友達だった彼女たちも、今や貴女の敵。貴女には僕しかいないんですよ…
…いつまでも意地を張っていないで、僕に頼んだらどうです?「わたしのことを助けてください」って…
僕ならいつでも貴女の力になれる…貴女のことはずーっと見ていましたから…
たとえ、貴女の周りが敵だらけになったとしても、僕だけは貴女を見捨てたりしませんから…ね?
おっと…開幕罵られるとは、僕もずいぶん嫌われたものです。
えぇ、そうですね…僕がすべての黒幕、というやつですね。貴女と親友二名の友情が引き裂かれたのは、僕の行動が原因ですから。
ですが、これだけは言わせていただきます…僕が何も行動を起こさなくても、貴女たち三人の友情は長くは続かなかったでしょう。
貴女も本当は分かっていたはずです…一人の男子を、女三人で仲良く分け合うことなど出来ないと。いずれ誰かが独占欲を出して、戦争が起きると。その独占欲を真っ先に出したのが、貴女です。
おや…すべて僕のせいだとでも言うつもりですか?僕はただ、貴女にアドバイスをしたにすぎません。「大好きな彼を、他の誰かに取られる前に行動すべき」だと。それを真に受けて実行したのは、他ならぬ貴女自身でしょう?
ふふふ…でも、見ていて面白いショーでしたよ?一人の男をめぐって、友達同士だったはずの女たちが、水面下で争いを繰り広げているサマは…表面上には仲良しこよし、やってたみたいですが。
(胸倉を掴み上げられる)
おっと…乱暴ですねぇ、服が伸びてしまうではないですか。手、放していただけます?
(彼女の手を払う)
あぁ、それでも僕が悪いと言うんですね。まぁ、友情を自ら破壊した挙句、結局ヒロインレースで一番に負けてしまうんですから、気持ちの持って行き場がないのも無理はありません。
結局、例のモテ男くんも、誰も選ばずに貴女たちから離れてしまったわけですし。最終的な勝者はゼロという、なんとも物悲しい結果に終わってしまいました。残念でしたね。
お、良い勘してますね。その通りです。僕が彼にアドバイスしました。「誰も選ばないことが、この醜い争いを終わらせるための、最善の選択だ」と。
まぁ、いいじゃないですか…もし、貴女以外の誰かが選ばれていたら、今以上に惨めな思いをしていたことでしょうし…最悪の結果だけは免れたんじゃないですか?
ふふ…そんなに怖い顔をしないでください。僕は貴女の敵ではありませんよ?むしろ、味方だと思ってもらって構いません。
えぇ…将来、貴女にとって爆弾になるであろう『女同士の薄っぺらい友情』とやらを早めに潰すお手伝いをしてあげたんですから。傷が浅く済んで良かったですね?
あぁ、そういえば言ってませんでしたね。僕の最終目標は、貴女を手に入れることです。
はい。無論、恋人として、です。僕は貴女のことが好きですから。
そうでしょうか?僕は脈無しだとは思いませんけどね。
えぇ。だってもう、貴女には僕しか頼れる人間がいませんから。
思い出してください…あのヒロインレースで、貴女が敵に回した人たちの数を。
はい。今の貴女は孤立無援。実質的に頼れる友達だった彼女たちも、今や貴女の敵。貴女には僕しかいないんですよ…
…いつまでも意地を張っていないで、僕に頼んだらどうです?「わたしのことを助けてください」って…
僕ならいつでも貴女の力になれる…貴女のことはずーっと見ていましたから…
たとえ、貴女の周りが敵だらけになったとしても、僕だけは貴女を見捨てたりしませんから…ね?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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