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尋問官のお姉さんに痛みつけられるが、その後冤罪が成立する話。【逆転しそうでしない】
written by らくがき
  • 監禁
  • 拘束
  • 調教
  • お姉さん
  • 女王様
  • 年上
  • SM
公開日2024年01月29日 16:55 更新日2024年01月29日 16:56
文字数
1993文字(約 6分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
尋問官のお姉さん
視聴者役柄
冤罪で拷問された僕
場所
監禁部屋・街中
あらすじ
あなたは突然謎の組織に捕まり、拷問されることになります。
しかし、あなたは組織とは無関係の人間なので、何の秘密も知りません。
拷問にかけられた後、冤罪が発覚したことで、あなたは解放されます。

そして、街中で偶然、あのときの尋問官のお姉さんと遭遇し……
本編
いい加減白状しないか。

お前がやったことはもうわかっているんだ。

痛い目に合う前に、とっとと言ってしまったほうが楽だぞ?

……まだだんまりを決め込む気か。

仕方ない。お前にはこいつを使うのがよさそうだ。

(鞭を取り出す)

これが分かるか? そう、鞭だ。

しなやかな素材でできていて、立派なもんだろう?

これで叩かれたら、一体どうなっちまうんだろうなぁ。

試しに一回振ってみるとしよう。

(空中を鞭で切り裂く)

はあっ!!  (SE:鞭を振る音)

ふふっ、凄い威力だろう。

これが今からお前の身体にぶつけられるんだ。

……服? もちろん、そんなものは脱いでもらう。

ほら、さっさと脱げッ!

(SE:ガサゴソと服を脱がせられる音)

ははっ、お前の肌に鞭を打ちつけたらどんな跡がつくか楽しみだなぁ。

鞭打ちをされたやつの背中にはな、むごたらしい赤色をした、酷いミミズ腫れができるんだ。

空気に触れるだけでズキズキと痛んで、しばらくの間は湯船につかることもできないだろうなぁ。

さあ、怖気づいて罪を告白する気になったか?

どうだ、早く言ってみろ。

……やってない?

「俺は無罪だ」だと?

は、ははははは!!

いい度胸だ。

褒美に私の鞭の餌食にしてやる……!

はあっ!!
(SE:鞭を振り下ろす音)

どうだ、痛いだろう?

でも、まだまだこんなもんじゃない。

(SE:鞭を振り下ろす音×2)

あははははははは!

痛いか?痛いだろうなぁ!

本当のことを言わなければ、まだまだこの痛みは続くぞ?

(SE:鞭を振り下ろす音×3~5)

……ん、なんだ?

何か言いたいことがあるのか。

「無罪なんだ、俺は本当にやってない」……だとぉ?

……ふっ、笑わせる。

これだけの痛みを与えてもまだ本当のことを言わないか。

お前がこんなにも愚かだったとは思わなかったが……いいだろう。

痛みに耐える忍耐力は称賛に値するが、あいにく、本当の地獄はこれからだ。

お前にはこれから、真の痛みというものを味わわせてやる。

覚悟しておけ。

あは、あはははははははは……


******
(数日後、街中にて。)
(SE:街中の喧騒)(※場面転換がわかるためのSE)

……あ! お前はこの間の!

くっ、どうしてこんなところにぃ……。

……あのあと、お前の冤罪が成立したそうだな。

別の奴が犯人として捕まった……って。

まさかお前が、本当に冤罪だったなんてな……。

あのときは、絶対に犯人だって知らされてたから、そうに違いないって思っていて……

え? 俺は何度も冤罪なんだって訴えていたって?

そ、それは……

わ、悪かった!

仕事だったとはいえ、酷いことをしてしまった!

私にできることなら、どんなことでも償いをするから……

ひゃっ! 何をする……!

(近くの建物に連れ込まれる)
(SE:足音→フェードアウト)


い、いきなり何をするんだ! 私をこんなホテルなんかに連れ込むなんて……。

……お前まさか、これから私に酷いことをするんじゃないだろうな?

それに、街中で偶然出会うなんておかしいと思っていたが、ずっと私に復讐するためにつけていたんじゃ……

え? 違う?

街で見かけたのは偶然……

そ、そうか。それならいいんだが……それじゃあ、一体お前は何をする気なんだ?

(すっと鞭を取り出す)

これは、鞭……?

でもこれはこの間、お前に使ったような大きな鞭じゃなくて、おもちゃみたいな小さな鞭……だな。

な、なんだって? 今からこれでお前を……叩いて欲しいだと?

お前、正気なのか?

あは、あははははははは。

私に散々鞭を振るわれていたら、それが癖になってしまったのかぁ?

それとも、あの強烈な鞭で打たれている間も、本当は気持ちよくなってしまっていたのかな?

……変態め。

さあて、この鞭も試しに一度振ってみるとするか。

はあっ!
(SE:弱い鞭を振り下ろす音 ※普通の鞭より弱い音 『ぺち』など)

ふん、おもちゃならこの程度の威力か……だが、傷ついた身体のお前には丁度いいだろう。

(お姉さんが身体の傷跡をなぞる)

こうやって傷跡をすっと指でなぞると……痛むか?

ふふ、そうだろうな。

でも、何度も傷跡をすすーっと優しくなぞると……

ふふっ、いい表情をするじゃないか。

……じゃあ、さっそくこの鞭でお前をなぶってやろう。

(SE:弱い鞭を振る音)

痛いか? 体中に傷があるからなぁ、痛いに決まってるよなあ……

鞭で身体を打たれるなんて、屈辱的なはずだしなぁ……?

(※耳元に近づいて小声)
じゃあ、なんでそんなに気持ちよさそうな顔してるんだよ。

(SE:弱い鞭を振る音)

あははっ! やっぱりお前、気持ちよくなっているな?

あーあ、まさかお前がこんな変態だったなんてなあ。

やっぱり拷問を受けている間も、痛いふりをして本当は気持ちよくなっていたんじゃないか?

……流石に本物の鞭は痛かった?

嘘うそ、わかってるよ。あれが本当に痛かったことくらい、流石にわかるよ。

よしよし、悪かったな。

それじゃあ、こうやって背中を撫ででやるよ。

なでなで。

さっきまで鞭で叩かれていたのに、今度は優しくなでられて、ふわふわしてきちゃうな。

よしよし、なでなで。

ふふっ、よく頑張ったな。ゆーっくりおやすみ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
尋問官のお姉さんに痛みつけられるが、その後冤罪が成立する話。【逆転しそうでしない】
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
らくがき
ライター情報
2024年からフリー台本を書き始めた、新米のフリー台本書くマンです。
pixivでもフリー台本を投稿しています。

まずは100本を目標にいろいろなジャンルの台本を書こうと思っています。
読む人が読みやすく、いい台本をたくさん作りだせるように頑張ります!
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