あなたは朝起きると身体が女の子になっています。
困っていると、当然現れた幼馴染により無理やり女の子の服に着替えさせられてしまい……

僕くーん、幼馴染のひまりちゃんがやってきましたよ～。

あれれ～、どこにいるのかなぁ？

今日はまだ外に出てないのは確認済みだから、いるのはわかってますよ～

……あ、いたいた！

そんな隅っこのほうに隠れちゃって、どうしちゃったの……って、わあっ！

だ、だれ？

僕くんの家に、知らない女の子がいる……？

しかもかわいい……。

僕くんって……兄弟いなかったよね？

親戚の子……って感じでもなさそうだし。

ま、まさか……彼女？

そ、そんなぁ、僕くんに彼女がいるなんて聞いてないよぉ。

だって僕くんは、私の……私の……！

え、違う？

それじゃあ君は……

（数秒の間）

……え、ええええええ！！！

君が僕くんなの！？！？

朝起きたら、身体が女の子になってたぁ！？

（※ちょっと自問自答でつぶやく感じで：次の指示まで）

いきなりそんなこと言われても、全然呑み込めないんだけど……。

でも、仕組みが理解できなくても、実際そうなってるわけだしぃ……。

……ん、ということは、僕くんに彼女はいないってこと？

よ、よかったぁ～～

（つぶやき終了）

……あ……、な、なんでもない。こっちの話！

……そんなことより、僕くんはどうして女の子になっちゃったの？

それはこっちが聞きたいって？

ふーん、そっかぁ。

じゃあさ、せっかく女の子になったんだから、いろいろ試してみないと損だよね。

面白いこと思いついちゃった。

ねえねえ、今からうちにこない？

いつになったら元の身体に戻っちゃうかわかんないからさ、今のうちに女の子じゃないとできないこと、ひまりと一緒に体験しちゃわない？

＊＊＊＊＊
（ひまりちゃんの家に移動）

じゃ～ん、私の服ー！

ねえねえ、どれ着てみる？

これとか似合うと思うな～、あ、こっちもいいかも！

……え？ どうして着替えをする流れになっているかって？

いいじゃんいいじゃん。せっかく女の子になったんだから、可愛い服着てみようよ！

それに今の僕くんはめちゃくちゃ可愛いんだから、絶対何を着ても似合うよ。

恥ずかしい？

だーめ。ひまりの特権で僕くんには何が何でもお着替えをしてもらいます。

ひまりちゃんの言うことは絶対……でしょ？

それとも、普段私が着てる服は着たくないのかな？

んー？着てくれるの？ ありがとうっ！

じゃあお言葉に甘えて、服、脱がしちゃうね～～？

（SE：ガサゴソ服を着替える音）

じゃじゃーん、ふりふり僕くんの完成でーす！

わわーっ、すごい、マジでかわいいよ！

ちょっと恥ずかしがってる表情も相まって最高～！

スカートの足がスース―して変な感じ？

それで顔赤らめちゃってるんだ。かわいー。

ふふっ、この格好で街中を出歩いたら、男子たちの視線が釘付けになっちゃうかもね。

元男ってことも知らずに、ナンパとかされちゃったりして……

わわっ、脱ごうとしないでぇ～～。

あははっ！ 冗談だよ、冗談！

大丈夫だよ。こんな可愛い僕くんを見れるのはひまりだけだから。

こんな可愛い姿、誰にも見せないし、誰にも渡さない。

僕くんはひまりだけのもの、だもんね？

……ふふっ、無言は肯定とみなしちゃいまーす。

え？ なになに？ 声が小さくて聞こえないよ～

（※驚いた様子で）
え……「僕もひまりのこと、好き」……って……

（※恥ずかしがる様子で）
き、急にそんなこと言ってくるなんて、思わなかったよ。

……私も、好き。

僕くんのことが、好きだよ。

まさか女の子になっちゃうなんて思わなかったけど、それでも僕くんは僕くんだよね。

今までもこれからも大好き。

これからもず～っと一緒だよ。

・台本（ゆるボイ！）
女の子になった身体に幼馴染がいたずらしてくる。【性転換・甘々】
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
らくがき