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帰宅したら、全く身に覚えのない『お嫁さん』が出迎えてくれました【ヤンデレ】
written by らくがき
  • 監禁
  • 拘束
  • 罵倒
  • お姉さん
  • ヤンデレ
  • ストーカー
  • サイコパス
  • 寝かしつけ
公開日2024年02月02日 19:05 更新日2024年02月02日 12:18
文字数
1792文字(約 5分59秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヤンデレな自称お嫁さん
視聴者役柄
帰宅した僕
場所
主人公の家
あらすじ
仕事から自宅へと帰ると、あなたのことを可愛らしいお嫁さんが迎え入れてくれます。
お嫁さんはおいしいご飯を作ってくれていて、とっても優しそう。

しかし、あなたは独身です。
お嫁さんの顔も見覚えがありません。

お嫁さんは、あなたを優しく迎え入れようとしてきます……
本編
おかえりなさ~い!

今日もお疲れ様。ご飯できてるよ。

君が喜ぶと思って、今日はハンバーグ作ったんだよ!

上手にできたから、食べてくれると嬉しいなぁ~

あ、でもでも、先にお風呂入りたかったら、そっちが先でもいいよ。もうためてあるから。

そ、れ、と、も、私を先にいただいちゃう~?

なんちゃってー☆

……って、あれ、どうしたの? そんな怖い顔して。

ご、ごめんごめん。今のは軽い冗談だよ。

さあさあ、とにかくそんな玄関に立ち尽くしてないで、早く部屋に入ってきなよ。

……え? お前は誰だ?

…………え、いやいや、どうしちゃったの、突然そんなこと言いだして。

君のかわいいお嫁さんだよ~~?

もしかして、仕事で疲れちゃったのかな?

それとも、冗談で言ってるの?

だとしたら、ちょ~っと悪さが過ぎるかなっ。

もう、そんな酷いこと言われたら、私だってちょっぴり傷ついちゃうんだから。

(数秒の間)

(※少し語気を強めた様子で)
ねえ、早く入ってきなよ。

はやくってば。

(無理やり主人公をひっぱりながら)

靴を脱いで、はやく入ってくる!

ほら、早くこっちに上がってきてよ。

はい、えらいねー。

そのまま一緒に食卓に座って、ハンバーグ食べましょうねー?

お前、本当に誰なんだ……って、まだそんな冗談言ってるの?

私、あなたのお嫁さんだよ? 流石に傷ついちゃうなー……

ほら、お手製ハンバーグ。

口開けて? ほら、あーん。

(※特大に語気を強めてヒステリックに)
開けろよ!!!口、開けろよ!!!!!!!!!

(※何事もなかったかのように、優しい口調で)
……うん、ちゃんと食べれて偉いね~。

おいしい? おいしいよね~。

私がたくさん愛情込めて作った料理だもん。当然おいしいに決まってるよね?

私があなたのことを、毎日毎日毎日毎日考え続けて、努力した賜物ですもの。

最後まで残さず、ぜーんぶ食べてね。

ほら、もっと食べなよ。あーん。

(※ヒステリックに語気を強めて)
食べなさいよ!ほら!!

(数秒の間)

よしよし、全部食べられてえらいねー。

じゃっ、今度は私と少しお話しよっか。

私ね、あなたのことがず~と大好きだったの。

君が毎日頑張って働いている姿を見ててね、思ったんだ。

私、絶対この人のお嫁さんになるって。

どんな手を使ってでもね、私は君のお嫁さんになるんだーって、誓ったんだぁ~

それでねそれでね、なっちゃった! お嫁さん。

いやあ~、君が私をお嫁さんとして受け入れてくれたとき、とっても嬉しかったよ。

君の家の玄関に合鍵が置いてあるのを見つけてね?

これって私が家に入ってきてもいいってことでしょ?

そして、お嫁さんになっていいってことだよね?

え、合鍵はいざって時用に隠してただけ……?

またまた~、別に照れなくてもいいんだよ~?

好きな人に気持ちを伝えるのは恥ずかしいことじゃないんだから!

でも、君ってばちょっぴり恥ずかしがり屋さんだから……仕方ないよね。

でも私、君のことは何でも理解してるから、大丈夫だよ!

私にこのお家でお嫁さんやって欲しい! って、本当は思ってたんだよね?

ほらほら、美味しいごはんも作れるし、ちゃんとお嫁さんやれてるでしょう?

(※マイクに近づいて)
だから、これからは私に身をゆだねちゃわない……?

(数秒の間)

……あら、眠くなってきちゃったの?

視界がぐるぐるし始めたって?

ふふっ、あれが効いてきたのかな~~?

あのね、実はこっそりハンバーグに隠し味を入れておいたの。

もちろん、私の髪の毛とか、そういうのも入れたんだけど~。

じゃーん! 睡眠薬~。

たっぷり入れといたから、絶対眠くなるよ~?

……あ、逃げようとしても無駄だよ?

もうだいぶん効果があらわれてるはずだから、上手く立てなくなってるはず……

(数秒の間)

あーあ、椅子から転げ落ちちゃった。

ちゃんと座っててほしかったなあ。

これから椅子に縛り付けておくつもりだったんだから、手間かけさせないの。

わかった? 逃げてもムダ、だよ?

……じゃあ、眠気に身を任しちゃおうね。

身体の力を抜いて……睡魔に抗おうとしないで……

ゆっくり……ゆ~っくり落ちていく……

頭の中にある、私以外の記憶をすべて黒く塗りつぶして……

ゆっくり……深く……深く……落ちて……

ただどこまでも落ちていくだけ……

……ふふ、あっという間に寝ちゃった。

さーて、私はこれからが大変だなあ。

君を縛り付けて、お嫁さんとして、毎日お世話してあげないといけないんだから。

食事も、お掃除も、排泄も、睡眠も、ぜーんぶ管理してあげる。

だけど、今はゆーっくりおやすみなさい。

私の大事な大事な、あなた♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
帰宅したら、全く身に覚えのない『お嫁さん』が出迎えてくれました【ヤンデレ】
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
らくがき
ライター情報
2024年からフリー台本を書き始めた、新米のフリー台本書くマンです。
pixivでもフリー台本を投稿しています。

まずは100本を目標にいろいろなジャンルの台本を書こうと思っています。
読む人が読みやすく、いい台本をたくさん作りだせるように頑張ります!
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