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公開日2024年02月09日 08:50
更新日2024年02月09日 08:50
文字数
1112文字(約 3分43秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
吸血鬼の医者
視聴者役柄
人間の女性
場所
女性の家
あらすじ
吸血依存症に罹った貴女と、そんな貴女を治療する吸血鬼の医師のお話。貴女が彼以外の男性吸血鬼に吸血を許したことは、彼の医師と男としてのプライドをいたく傷つけたようで…?
本編
(インターホンを鳴らし、玄関のドアが開く)
こんばんは。深夜の訪問診療です。上がってもよろしいでしょうか?
ありがとうございます。それでは失礼します…
(彼女の家に上がる)
おや…しばらく見ないうちに、また部屋の中が荒れ放題ですね。何かありました?
…素っ気ないですね。見えてますよ?僕以外の同族の噛み跡が…
(慌てて噛み跡を隠す彼女を嘲笑)
ははっ…そう慌てなくても大丈夫。既に貴女の病名はハッキリしていますから。
えぇ…『吸血依存症』。これにかかった人間は吸血鬼による吸血を酷く求めるようになる…それこそ自傷するくらいに、ね?
だからこそ、僕がこうして定期的に診療と治療にやって来ているというのに…貴女は他の男にも身体を許しているようですね?
(言葉に詰まる彼女にゆっくり迫りながら、畳み掛ける)
事前に申し上げたはずです…「治療の効果が無くなるから、僕以外の吸血鬼に血を吸われないように」と。
医者である僕の言うことが聞けないのですか?それとも、僕より上手な吸い方をする同族にでも出会えたのですか?
(ため息)
失礼…少々取り乱しました。貴女は依存症の患者ですしね。そう簡単にいかないのは、分かりきっていました。
ですので…今夜は少しばかり、荒療治になりますが…覚悟はよろしいですね?
ダメです…このままではいつまで経っても、貴女の病気は治りませんから。お身体、失礼します…
(そっと抱き寄せる)
抵抗しないで…僕に全部身を委ねて…
荒療治といっても特別痛いことをするわけではありません。ただ、いつもの吸血とは違って、媚薬成分に相当する毒を体内に注入するだけです。
えぇ。毒、です。吸血ではなく、僕に依存してもらうための、ね?
(いきなり噛みついて吸血)
ほら、我慢して…痛いのは一瞬で終わりますから…そしたら、すぐに気持ち良くなれますから…
ふふ…僕の言った通りでしょう?喘ぎ声、漏れてますよ?
えぇ、バレバレです。案外、可愛い声も出せるんですね…もっと貴女の声を聴かせて?
(吸血再開)
その調子です…そのまま僕に溺れて?僕だけのことを考えて?僕も貴女のことだけ考えますから…
はい…これも全て治療のためです。貴女の中に巣食う、悪い病気を退治するための治療ですから…
分かりますか…?心身共に僕に塗り潰されていく感覚…それは眷属化が進行している状態です。
えぇ。もう貴女は僕なしでは生きられない。僕も貴女なしでは生きられない。共依存の関係になったんですよ、僕らは…
はい。治療のためですからね…眷属化もやむを得ません。また他の男に身体を許すなんてことがあってはなりませんから。僕、これでも嫉妬深いんですよ?
そうです…貴女は僕だけを見ていればいい。僕だけに、その血を差し出せばいい。
その代わり…貴女の身体は隅々まで僕が診てあげますから。貴女専属の医師であるこの僕が、ね?
こんばんは。深夜の訪問診療です。上がってもよろしいでしょうか?
ありがとうございます。それでは失礼します…
(彼女の家に上がる)
おや…しばらく見ないうちに、また部屋の中が荒れ放題ですね。何かありました?
…素っ気ないですね。見えてますよ?僕以外の同族の噛み跡が…
(慌てて噛み跡を隠す彼女を嘲笑)
ははっ…そう慌てなくても大丈夫。既に貴女の病名はハッキリしていますから。
えぇ…『吸血依存症』。これにかかった人間は吸血鬼による吸血を酷く求めるようになる…それこそ自傷するくらいに、ね?
だからこそ、僕がこうして定期的に診療と治療にやって来ているというのに…貴女は他の男にも身体を許しているようですね?
(言葉に詰まる彼女にゆっくり迫りながら、畳み掛ける)
事前に申し上げたはずです…「治療の効果が無くなるから、僕以外の吸血鬼に血を吸われないように」と。
医者である僕の言うことが聞けないのですか?それとも、僕より上手な吸い方をする同族にでも出会えたのですか?
(ため息)
失礼…少々取り乱しました。貴女は依存症の患者ですしね。そう簡単にいかないのは、分かりきっていました。
ですので…今夜は少しばかり、荒療治になりますが…覚悟はよろしいですね?
ダメです…このままではいつまで経っても、貴女の病気は治りませんから。お身体、失礼します…
(そっと抱き寄せる)
抵抗しないで…僕に全部身を委ねて…
荒療治といっても特別痛いことをするわけではありません。ただ、いつもの吸血とは違って、媚薬成分に相当する毒を体内に注入するだけです。
えぇ。毒、です。吸血ではなく、僕に依存してもらうための、ね?
(いきなり噛みついて吸血)
ほら、我慢して…痛いのは一瞬で終わりますから…そしたら、すぐに気持ち良くなれますから…
ふふ…僕の言った通りでしょう?喘ぎ声、漏れてますよ?
えぇ、バレバレです。案外、可愛い声も出せるんですね…もっと貴女の声を聴かせて?
(吸血再開)
その調子です…そのまま僕に溺れて?僕だけのことを考えて?僕も貴女のことだけ考えますから…
はい…これも全て治療のためです。貴女の中に巣食う、悪い病気を退治するための治療ですから…
分かりますか…?心身共に僕に塗り潰されていく感覚…それは眷属化が進行している状態です。
えぇ。もう貴女は僕なしでは生きられない。僕も貴女なしでは生きられない。共依存の関係になったんですよ、僕らは…
はい。治療のためですからね…眷属化もやむを得ません。また他の男に身体を許すなんてことがあってはなりませんから。僕、これでも嫉妬深いんですよ?
そうです…貴女は僕だけを見ていればいい。僕だけに、その血を差し出せばいい。
その代わり…貴女の身体は隅々まで僕が診てあげますから。貴女専属の医師であるこの僕が、ね?
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