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- 人外 / モンスター
公開日2024年03月04日 11:51
更新日2024年03月04日 11:51
文字数
1448文字(約 4分50秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
スライム娘
視聴者役柄
液状化が決定した僕
場所
どこでも
あらすじ
あなたはスライム娘に結婚を申し込みますが、自分なんかと結婚していいのかと疑問を持たれてしまいます。
なんとか説得をすると、結婚の申し出を受け入れてもらいますが、スライムとの結婚は人間のそれとは定義が異なったようです。
前言撤回ができる空気ではなく、あなたはスライム娘に手渡された薬を飲むことに……
なんとか説得をすると、結婚の申し出を受け入れてもらいますが、スライムとの結婚は人間のそれとは定義が異なったようです。
前言撤回ができる空気ではなく、あなたはスライム娘に手渡された薬を飲むことに……
本編
私と結婚してほしい……?
本気? 本当に私なんかが相手でいいの?
なんで……って、それはもちろん、私が魔物の血を引いているからよ。
ほら、私ってスライムだから、こんな風に原型を保てないくらいにドロドロしてるし、それにいつも変な体液でヌルヌルしてるでしょ?
あなたに触れたらこのヌルヌルがまとわりついちゃうし……本当は気持ち悪いと思ってるんじゃないかなって。
そんなことない?
嘘。だって、スライムってずーっと人間の敵として、存在し続けてきたわけでしょ?
そんな生物的に対立してきた存在を、人間のあなたが急に受け入れられるはずないよ。
……たしかにスライムの身体には慣れないけれど、私のことが好き……?
種族なんて関係ないくらいに好きだから、身体のぬめりなんて些細な問題……
嬉しい。本当にそう思ってくれてるのね。
私もあなたのことが好きだよ。
私みたいな魔物にも優しく接してくれた、あなたのその心が何よりも愛おしい。
うん、わかった。結婚しよう。
あなたが私のことをそこまで想ってくれてるなら、私はそれに答えるしかないわ。
(ヒロインは小さな小瓶を取り出す)
……じゃあ、はい、これを飲んで。
これは何かって……?
何って、薬に決まってるじゃない。見たまんまよ。
何の薬なのか?
え、私たち、結婚するのよね?
結婚するってことは、混ざり合うのよ。
二つの別々の個体が『結婚』することによって、混ざり合う。
頭のてっぺんから足の先まで、ぐちゃぐちゃにドロドロになって、溶け合うの。
そしたらね、互いに考えてることなんてぜーんぶわかるようになるし、何もかもを受け入れられるようになるから、今以上にお互いのことを理解しあえるようになるよ。
それに、混ざり合ったらね、互いのことを想いあう、あったか~い気持ちで身体じゅうが満たされて、とっても気持ちいいらしいんだ。
いま以上に『愛』を感じれるなんて、とっても素敵なことだよね。
……だけど、君はスライムじゃないからさ、このままだと混ざり合うことができないんだよ。
でも大丈夫、これは私の一族に伝わる秘薬でね、これを飲むとどんな生物でもスライムみたいに液状化することができるの。
効果はいつまで続くかって?
安心して。効き目は抜群で、一生効果が切れることなんてない。
一度混ざり合っちゃえば分離することはできないの♪
だからほら、飲んでも大丈夫だよ。
ああ、早く君のことを抱きしめたいな。
そして抱きしめたら段々溶け合って、二度と離してあげないんだから♪
細胞の一つ一つまで私と溶け合って、ひとつの個体になっちゃおうよ~~
(薬を飲むのをためらう。少しの沈黙)
どうしたの? 早く飲みなよ
もしかして嫌……なの?
なんで? 私のこと好きって言ってくれたよね?
私と結婚しようって……あれ、嘘だったの?
私のこと騙したの?
私のこと好きじゃなかったの?
私のこと、やっぱり本当は気持ち悪いって思ってるんでしょ。
(そんなことはないと釈明する)
そんなことない? 本当に好き?
なーんだ、よかった。
じゃあほら、飲んでよ。
私のこと、だーいすきなんだもんね?
ほら早く……早く!!
(覚悟を決めて薬を飲む)
うん、ちゃーんと飲めたね。
ほら、抱きしめてあげる。
(※マイクに近づく)
ぎゅーー
今はまだこれくらいしか近づけないけど、薬の効果が出てきたら、もっと近くにいれるようになるからね。
混ざり合って混じりあって、今よりず~っとそばにいてあげる。
あ……ほら、絡み合わせた指先の境界線が、少しずつなくなってきたね……
今後、ひと時もあなたのそばを離れてあげない……
ふふ、私たちって幸せだよね?
だーいすき、これからはずーっと一緒だよ。
本気? 本当に私なんかが相手でいいの?
なんで……って、それはもちろん、私が魔物の血を引いているからよ。
ほら、私ってスライムだから、こんな風に原型を保てないくらいにドロドロしてるし、それにいつも変な体液でヌルヌルしてるでしょ?
あなたに触れたらこのヌルヌルがまとわりついちゃうし……本当は気持ち悪いと思ってるんじゃないかなって。
そんなことない?
嘘。だって、スライムってずーっと人間の敵として、存在し続けてきたわけでしょ?
そんな生物的に対立してきた存在を、人間のあなたが急に受け入れられるはずないよ。
……たしかにスライムの身体には慣れないけれど、私のことが好き……?
種族なんて関係ないくらいに好きだから、身体のぬめりなんて些細な問題……
嬉しい。本当にそう思ってくれてるのね。
私もあなたのことが好きだよ。
私みたいな魔物にも優しく接してくれた、あなたのその心が何よりも愛おしい。
うん、わかった。結婚しよう。
あなたが私のことをそこまで想ってくれてるなら、私はそれに答えるしかないわ。
(ヒロインは小さな小瓶を取り出す)
……じゃあ、はい、これを飲んで。
これは何かって……?
何って、薬に決まってるじゃない。見たまんまよ。
何の薬なのか?
え、私たち、結婚するのよね?
結婚するってことは、混ざり合うのよ。
二つの別々の個体が『結婚』することによって、混ざり合う。
頭のてっぺんから足の先まで、ぐちゃぐちゃにドロドロになって、溶け合うの。
そしたらね、互いに考えてることなんてぜーんぶわかるようになるし、何もかもを受け入れられるようになるから、今以上にお互いのことを理解しあえるようになるよ。
それに、混ざり合ったらね、互いのことを想いあう、あったか~い気持ちで身体じゅうが満たされて、とっても気持ちいいらしいんだ。
いま以上に『愛』を感じれるなんて、とっても素敵なことだよね。
……だけど、君はスライムじゃないからさ、このままだと混ざり合うことができないんだよ。
でも大丈夫、これは私の一族に伝わる秘薬でね、これを飲むとどんな生物でもスライムみたいに液状化することができるの。
効果はいつまで続くかって?
安心して。効き目は抜群で、一生効果が切れることなんてない。
一度混ざり合っちゃえば分離することはできないの♪
だからほら、飲んでも大丈夫だよ。
ああ、早く君のことを抱きしめたいな。
そして抱きしめたら段々溶け合って、二度と離してあげないんだから♪
細胞の一つ一つまで私と溶け合って、ひとつの個体になっちゃおうよ~~
(薬を飲むのをためらう。少しの沈黙)
どうしたの? 早く飲みなよ
もしかして嫌……なの?
なんで? 私のこと好きって言ってくれたよね?
私と結婚しようって……あれ、嘘だったの?
私のこと騙したの?
私のこと好きじゃなかったの?
私のこと、やっぱり本当は気持ち悪いって思ってるんでしょ。
(そんなことはないと釈明する)
そんなことない? 本当に好き?
なーんだ、よかった。
じゃあほら、飲んでよ。
私のこと、だーいすきなんだもんね?
ほら早く……早く!!
(覚悟を決めて薬を飲む)
うん、ちゃーんと飲めたね。
ほら、抱きしめてあげる。
(※マイクに近づく)
ぎゅーー
今はまだこれくらいしか近づけないけど、薬の効果が出てきたら、もっと近くにいれるようになるからね。
混ざり合って混じりあって、今よりず~っとそばにいてあげる。
あ……ほら、絡み合わせた指先の境界線が、少しずつなくなってきたね……
今後、ひと時もあなたのそばを離れてあげない……
ふふ、私たちって幸せだよね?
だーいすき、これからはずーっと一緒だよ。
クレジット
ライター情報
2024年からフリー台本を書き始めた、新米のフリー台本書くマンです。
pixivでもフリー台本を投稿しています。
まずは100本を目標にいろいろなジャンルの台本を書こうと思っています。
読む人が読みやすく、いい台本をたくさん作りだせるように頑張ります!
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