朝、ふと目を覚ました貴方はベットの上に縛り付けられていた。隣には姉が座っており、どうやら自分を縛ったのは彼女であるようで…？

弟くん…おはよう。目、覚めたみたいだね。


ん？あぁ、動けないのは当然だよ。わたしがベッドに縄で縛り付けてるからね。


…心当たり、ないの？本当に？どうしてお姉ちゃんに拘束されてるか、本気でわからない？


そっか…じゃあ教えてあげる。弟くん、あの女と付き合うのはやめた方がいい。今すぐ関係を断つべき。


弟くんも薄々は勘付いてるはず。自分があの女に利用されてるだけだって。他の男の影もあるってことにも、ね？


ほら、図星。そこで何も言い返せないってことは、やっぱりそうなんだ。


違う？何が？何も違わないでしょ？実際、今に至るまで恋人として付き合っていないわけだし。


つまりはそういうことなんだよ…友達という関係をキープしつつ、弟くんからお金を取れるだけ取ろうとしてるの、あの女は。


それで？あの女にはどれだけ貢いだの？少なくとも数百万は軽く超えてるよね？


駄目だよ…金の切れ目が縁の切れ目って言うし。弟くんが貢げなくなったら、相手はあっさり弟くんのことを捨てるに決まってる。それが怖くて、弟くんも貢ぐのをやめられなかったんでしょ？


(ため息)


弟くんもあんな性悪女に捕まるなんて…女を見る目がなさすぎる。今までちょっと甘やかしすぎたのかも。もっときちんと教育しておけばこんなことには…


だから…それは弟くんからお金をむしり取るためのポーズだよ。弟くんの言う、その女の良い所って全部、弟くんの財布のひもを緩めるための演技だから。いい加減、目を覚ましたら？


もうこれ以上は見てられない…これから弟くんのことは、わたしが一から十まで教育し直す。悪い女に引っかからないための方法と…お姉ちゃんだけに夢中になれる方法を身体の隅々にまで、徹底的に叩き込んであげるから。


当然でしょ？わたしは弟くんにとって、最も信頼できる身近な異性だから…弟くんに女として愛されるのは当然だよね？


関係ない。姉弟だって、男女の関係になっていいはず。法律とか世間体とか、そんなのわたしの知ったことじゃない。


(弟に迫る)


それに…わたしだって、女磨きは怠っていない。これも全部、弟くんのためだから。弟くんに女として見てもらえるように、頑張ってるから。


そうだよ…弟くんのため。弟くん以外の男なんてその辺の石ころ同然。正直、微塵も興味ない。


わたしは弟くんと違ってそんなに自分を安く売ったりしない。というか、弟くん以外に売る気ないし。


弟くんは何歳になってもわたしにとっては可愛い弟…そんな弟が悪い女に騙されてるって知って、放っておけるわけないでしょ？無理やり部屋に閉じ込めてでも、その女とは別れてもらうから。


…未練タラタラだね。これだけ言っても、まだあの女のことを好いてるだなんて…


もういいよ…弟くんに意見は求めない。弟くんはずっと、お姉ちゃんの言うことに従ってもらうから。


(ベットに縛り付けられている弟の上にまたがる)


弟くん…君をあの女の呪縛から解放してあげる。少し痛かったりするかもしれないけど我慢してね？これも全部弟くんのためだから…


大丈夫…弟くんをダメにしたあの女にも、必ず痛い目に遭ってもらうから。あとのことは全部お姉ちゃんに任せて…ね？

・台本（ゆるボイ！）
【調教】クールなヤンデレお姉ちゃんの監禁教育
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・台本制作者
松平蒼太郎