- 告白
- 少女
- 同級生
- 盗撮
- ストーカー
公開日2024年03月14日 00:03
更新日2024年03月14日 00:03
文字数
1458文字(約 4分52秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
盗撮してる女の子
視聴者役柄
盗撮された僕
場所
ヒロインの家
あらすじ
女友達の家で勉強会をした帰り道、忘れ物をしたことに気づいたあなたはヒロインの家へと戻ります。
しかし、そこには部屋に仕掛けたカメラを回収しているヒロインの姿が。
盗撮をしたことを謝るヒロインですが、隠しきれぬ想いが溢れてきて……
しかし、そこには部屋に仕掛けたカメラを回収しているヒロインの姿が。
盗撮をしたことを謝るヒロインですが、隠しきれぬ想いが溢れてきて……
本編
きょ、今日はありがとう。
その……わざわざうちに勉強を教えに来てくれて。
君って普段はぼーっとしてるくせに、勉強だけはできるんだから……
まあ、おかげで今回は助かったわ。
だから、その……また今度、勉強手伝ってくれると嬉しいな。
次は、君の家……とかでさ。
……うん、わかった。
じゃあね。また学校で。
*
よいしょっと。
これで仕掛けたカメラはすべてね。
……ふふふ、取れてる取れてる。
やっぱりこの角度で設置しておいて、正解だったわ。
顔も声も全部バッチリ撮れてるし、作戦大成功!
それにしてもあいつ、全然気づかなかったなぁ~。
なんの警戒もせず、のこのこと私の家にやってくるなんて甘いわね。
ま、それも仕方ないか。
普通は部屋にカメラが4台も仕掛けられてるなんて、誰も思わないだろうし。
ふふ、まあ、そのお陰でこうやって映像にも納められたことだし、感謝しなくっちゃ。
はあ……それにしても、今度あいつの家に遊びに行く約束……しちゃったな。
今はまだ友達だけど、この調子でもっと距離を詰めていけば、きっとそのうち……
(突然、部屋に主人公が現れる)
……へ? うわっ!
ど、どうしてここにいるの?
「驚いた?」って、そりゃ驚いたけど……ってか、どうやって入ってきたのさ!?
……忘れ物を取りに帰ってきた?
インタホーンを押したら、私のお母さんが対応してくれたけど、気づかなかったのかって……?
へ、へぇ~、そうなんだ。
うっかり、気がつかなかったよ。
あ、忘れ物ってこの机の下にある鞄のこと?
手荷物を忘れるなんて、君はうっかりさんだなぁ……
って、ちょっと! なに勝手に入ってきてるの!
あ! そ、それはやめてっ、やめろっ、やめ……
(主人公にカメラの中身を見られる)
(数秒の間)
はあ、バレちゃったか。
カメラを仕掛けてたのかって?
……うん、そうだよ。さっき一緒にいたところを盗撮してたんだ。
ごめん、幻滅したよね。
私、君に最低なことしちゃった。
どうしてこんなことをしたのかって?
そ、それは……。
(※数秒の間、ためた感じで)
君との思い出、全部記録に残しておきたかったからだよ。
だって、今後、告白したりして、関係性が変わっていくかもしれないでしょ?
付き合ったり、ち、ちゅうとかするかもしれないじゃん。
その瞬間って、映像に残しておきたいよね?
それに、もし結婚とかすることになったら、付き合う前の景色って忘れちゃうかもしれないでしょ?
全部……記録に残しておかなきゃ……君との思い出、全部……。
……ごめん。
私って、ホント気持ち悪いよね。
ごめん……ホントに、ごめん……。
(主人公が許してあげるという)
……え、許してくれるの?
ほ、ホントに?
本当に許してくれるの!?
あ、ありがとう……!
君は本当に優しいね……
わたし……
(ヒロインは謝罪の続きをしようとするが、主人公が爆笑し始める)
って、あれ、どうして笑い始めるの?
私……そんな笑い転げるほど面白いこと言ったっけ?
え、私が君と付き合う気満々の妄想してたから、内心、笑いが止まらなかった……!?
まだ告白もしてないのに、結婚のことまで考えてたからつい……って。
も、もう! ばかばかばか!
私……君に勘当されたらどうしようって、めっちゃ不安だったんだからね!
君は優しいから笑って許してくれるけど、普通だったらこれで軽蔑されて、関係が破綻しててもおかしくないんだよ!?
……でも、そっか。本当に許してくれるんだ。
(※少し恥ずかしがるような様子で)
じゃ、じゃあさ……君がもしよければ……次もまた、一緒に勉強してくれる?
また二人で一緒に……もちろん今度は、カメラ抜きで……。
え? カメラはそのままでいい? むしろ好きなだけ撮ってていいの?
……ばか。
でも、ありがとう。
これからはもっとたくさん、思い出残そうね。
その……わざわざうちに勉強を教えに来てくれて。
君って普段はぼーっとしてるくせに、勉強だけはできるんだから……
まあ、おかげで今回は助かったわ。
だから、その……また今度、勉強手伝ってくれると嬉しいな。
次は、君の家……とかでさ。
……うん、わかった。
じゃあね。また学校で。
*
よいしょっと。
これで仕掛けたカメラはすべてね。
……ふふふ、取れてる取れてる。
やっぱりこの角度で設置しておいて、正解だったわ。
顔も声も全部バッチリ撮れてるし、作戦大成功!
それにしてもあいつ、全然気づかなかったなぁ~。
なんの警戒もせず、のこのこと私の家にやってくるなんて甘いわね。
ま、それも仕方ないか。
普通は部屋にカメラが4台も仕掛けられてるなんて、誰も思わないだろうし。
ふふ、まあ、そのお陰でこうやって映像にも納められたことだし、感謝しなくっちゃ。
はあ……それにしても、今度あいつの家に遊びに行く約束……しちゃったな。
今はまだ友達だけど、この調子でもっと距離を詰めていけば、きっとそのうち……
(突然、部屋に主人公が現れる)
……へ? うわっ!
ど、どうしてここにいるの?
「驚いた?」って、そりゃ驚いたけど……ってか、どうやって入ってきたのさ!?
……忘れ物を取りに帰ってきた?
インタホーンを押したら、私のお母さんが対応してくれたけど、気づかなかったのかって……?
へ、へぇ~、そうなんだ。
うっかり、気がつかなかったよ。
あ、忘れ物ってこの机の下にある鞄のこと?
手荷物を忘れるなんて、君はうっかりさんだなぁ……
って、ちょっと! なに勝手に入ってきてるの!
あ! そ、それはやめてっ、やめろっ、やめ……
(主人公にカメラの中身を見られる)
(数秒の間)
はあ、バレちゃったか。
カメラを仕掛けてたのかって?
……うん、そうだよ。さっき一緒にいたところを盗撮してたんだ。
ごめん、幻滅したよね。
私、君に最低なことしちゃった。
どうしてこんなことをしたのかって?
そ、それは……。
(※数秒の間、ためた感じで)
君との思い出、全部記録に残しておきたかったからだよ。
だって、今後、告白したりして、関係性が変わっていくかもしれないでしょ?
付き合ったり、ち、ちゅうとかするかもしれないじゃん。
その瞬間って、映像に残しておきたいよね?
それに、もし結婚とかすることになったら、付き合う前の景色って忘れちゃうかもしれないでしょ?
全部……記録に残しておかなきゃ……君との思い出、全部……。
……ごめん。
私って、ホント気持ち悪いよね。
ごめん……ホントに、ごめん……。
(主人公が許してあげるという)
……え、許してくれるの?
ほ、ホントに?
本当に許してくれるの!?
あ、ありがとう……!
君は本当に優しいね……
わたし……
(ヒロインは謝罪の続きをしようとするが、主人公が爆笑し始める)
って、あれ、どうして笑い始めるの?
私……そんな笑い転げるほど面白いこと言ったっけ?
え、私が君と付き合う気満々の妄想してたから、内心、笑いが止まらなかった……!?
まだ告白もしてないのに、結婚のことまで考えてたからつい……って。
も、もう! ばかばかばか!
私……君に勘当されたらどうしようって、めっちゃ不安だったんだからね!
君は優しいから笑って許してくれるけど、普通だったらこれで軽蔑されて、関係が破綻しててもおかしくないんだよ!?
……でも、そっか。本当に許してくれるんだ。
(※少し恥ずかしがるような様子で)
じゃ、じゃあさ……君がもしよければ……次もまた、一緒に勉強してくれる?
また二人で一緒に……もちろん今度は、カメラ抜きで……。
え? カメラはそのままでいい? むしろ好きなだけ撮ってていいの?
……ばか。
でも、ありがとう。
これからはもっとたくさん、思い出残そうね。
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ライター情報
2024年からフリー台本を書き始めた、新米のフリー台本書くマンです。
pixivでもフリー台本を投稿しています。
まずは100本を目標にいろいろなジャンルの台本を書こうと思っています。
読む人が読みやすく、いい台本をたくさん作りだせるように頑張ります!
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