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狐狸が懐いているお話
written by シス=リリシア
  • 甘々
  • 純愛
  • 癒し
  • 人外 / モンスター
公開日2024年04月07日 19:40 更新日2024年04月07日 19:40
文字数
1132文字(約 3分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
A:狐の女の子 B:狸の女の子
視聴者役柄
懐いた野生動物
場所
山奥
あらすじ
山奥にかわいらしい狐と狸の仲の良い女の子が暮らしています。
そんな2人と仲良くお話する台本です。
本編
A:狸 B:狐
 
A「きつねちゃーん、人間さんから余ったお揚げ貰ったから一緒に食べよ?」
 
B「お揚げ!?やった…!人間さん、いつもありがとうございます!」
 
B「たぬきちゃんも分けてくれてありがとね?…それじゃいただきます…はむっ…」
 
A「ねぇねぇ人間さん、キラキラって目を輝かせて一生懸命お揚げを頬張ってるきつねちゃんかわいくない?」
 
B「もぐもぐ…何か言った?」
 
A「なんでもないよ〜、気にせず食べててね。」
 
B「ふーん…お揚げおいし…もぐもぐ…」
 
A「仲良しだなって?そうだね〜…人間さんたちの言うところの幼なじみってやつだからかなぁ、一緒にいると落ち着くの。」
 
B「もぐもぐ…人間さんたちの間だと狐と狸は仲が悪いってよく言われてるから不思議に思うのかもしれないね。」
 
A「あー、なるほどなー…何十代も前のご先祖さまの話だよね?」

B「分からないけど…かなり前じゃないかな?あ、人間さん、お揚げごちそうさまでした!その…えっと…」
 
B「えっ?また今度お揚げお揚げいただけるんですか!?やったー!」
 
A「お揚げのことはさておき…今の山の狐も狸も仲がいい…とまでは言わないけど、せいぜい縄張り争いがほかの山ならあるかも?くらいかな。」
 
B「実際のところ、ほかの山の実情はよく分からないんですけどね。うちの山が特別平和なだけなもかもしれないですし…」
 
A「ところで人間さんはよく遊びに来てくれるよね?なんで?」
 
B「あ、確かに、私も気になります!」
 
A「もしかして…きつねちゃんがかわいいから…とか?いや、分かるよー、きつねちゃんかわいいよねぇ」

B「なに言ってるのたぬきちゃん!?」
 
A「え?あながち間違いでもない?」
 
B「に、人間さん!?」
 
A「ふむふむ…2人がかわいいからつい様子を見に来てしまう?」
 
A「えっ…ふたり…?私も負けず劣らずかわいいって…えっ…?」
 
B「わあ、たぬきちゃん顔真っ赤になっちゃった」
 
A「き、きつねちゃんなんか冷静になってない…?」
 
B「照れくさいのは事実だけど、たぬきちゃんが慌ててるの見ててなんか冷静になっちゃった」
 
A「て、照れてなんて…」
 
A「そ、そんなにかわいいかわいい連呼しないで人間さんっ…!」
 
A「ううっ…2人ともいじわる…」
 
B「人間さん…私悪い子かもしれないです。今のたぬきちゃん見ててちょっと良いなって思っちゃいました…かわいい…」
 
A「に、人間さんはきつねちゃんの方がかわいいと思うよねっ?」
 
B「照れてるたぬきちゃんかわいいと思いませんか?」
 
(布が擦れる音)
 
A・B「「きゃっ…!」」
 
A「ど、どどどどどうしたのっ…!?」
 
B「人間さんのお顔が近いです…///」
 
A「選べないからどっちも…?」
 
B「強欲ですねぇ人間さん…でも素直なところはすっ、好きですよ…?」
 
A「優しく甘やかしてくださいね…?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
狐狸が懐いているお話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シス=リリシア
ライター情報
 シス=リリシアと申します。普段はトピアという配信アプリで不定期で活動しております。moneepというアプリでも活動予定なのでそちらもよろしくお願いします。
 台本は不定期で気が向いた時に書いているので月単位で更新がないこともあるかもしれません。
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