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公開日2024年06月04日 22:25
更新日2024年06月04日 22:25
文字数
1008文字(約 3分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
一つ目小僧
視聴者役柄
遊女
場所
某所
あらすじ
遊郭での仕事の帰り、貴女はいつもの如く、妖怪『一つ目小僧』に絡まれていた。仕事でのストレスもあった貴女は彼を邪険に追い払おうとするが、突如、彼は貴女好みの美青年に変化して…?
本編
ドロドロ〜…バァッ!
…あれ?お姉さんってば、驚いてくれないの?反応が薄くて寂しいなぁ…最初の頃は、この一つ目にビビり散らしてたってのに…
ははっ、そうだったね。これ、毎日の恒例行事だもんね。いい加減、驚かなくなるのも当たり前かぁ。
お姉さん、今日も朝帰りなんだ?遊女のお仕事って大変?
へぇ〜…ま、たしかにね。ガキに分かるわけないよね。お姉さんって、意外と口悪いんだ?
あ、そう…僕だけに対して?それは光栄だな。つまり、僕に対してだけは、素の自分を見せてくれてるってわけだ。
ふふ…今日のお姉さん、すっごく機嫌悪そうだね。そこまで露骨に舌打ちするのも珍しいし…何かあった?クソ客に絡まれたとか?
……へぇ。やっぱりそうなんだ。お姉さんって男運ないんだ。遊女やってるのに。あははっ♪
(胸ぐらを掴み上げられる)
わ、ちょ!いきなり胸ぐら掴まないでよ!服が伸びちゃうじゃんかぁ!
い、いやいや!暴力反対!僕を殴っても、鬱憤晴らしにすらならないよ⁉︎ ほら、僕なんて所詮、ただの小僧だし⁉︎
(掴んでいた手を放される)
ふぅ…お姉さんってば、乱暴なんだから…可愛い顔が台無しだよ?
ん〜…だったらさ、僕がちょっとだけいい思いさせてあげよっか?人を驚かすだけが妖怪じゃないって、わからせてあげるね…ドロン。
(変化の術を使い、美青年に)
お仕事、お疲れさん…今日も大変だったな?頑張ったご褒美に、俺がなでなでしてやるよ。
(頭を撫でる)
いい子、いい子だ…いつも頑張ってて、えらいぞ〜…アンタの頑張りは、いつも見てっからな?
ははっ…なに狼狽えてんだよ?俺がガキンチョからこっちの姿に変化したのが、そんなに不思議か?妖怪なんだから、これくらいできて当然だよなぁ?
おかしくないって…俺は俺だよ。いつもウザ絡みしてるあのガキの姿も、紛れもなくこの俺。今のこの姿は、アンタにだけ特別だよ。
けどまぁ…よく考えたら、悪態ついてるアンタもそれはそれでよかったな。ほら、今の俺になんか言える?「クソガキ」、「目ん玉一つの能なし妖怪」…これまで散々、そんな感じのこと言ってくれたっけか?
いやいや…根に持ってなんかねえよ?ただ、今まで言われたことを覚えてるだけ。俺って記憶力いいだろ?
な、お姉さんや…今日はクソ客のことなんか忘れて、俺と遊んでみる?俺だったら、お姉さんを楽しませられる自信あるけど?あ、もちろん、遊んだ分のお代は払わせてもらうぜ?
(彼女の肩を抱く)
んじゃ、行くか…お姉さんの家に案内してよ。そこのがゆっくりできると思うからさ…な?
…あれ?お姉さんってば、驚いてくれないの?反応が薄くて寂しいなぁ…最初の頃は、この一つ目にビビり散らしてたってのに…
ははっ、そうだったね。これ、毎日の恒例行事だもんね。いい加減、驚かなくなるのも当たり前かぁ。
お姉さん、今日も朝帰りなんだ?遊女のお仕事って大変?
へぇ〜…ま、たしかにね。ガキに分かるわけないよね。お姉さんって、意外と口悪いんだ?
あ、そう…僕だけに対して?それは光栄だな。つまり、僕に対してだけは、素の自分を見せてくれてるってわけだ。
ふふ…今日のお姉さん、すっごく機嫌悪そうだね。そこまで露骨に舌打ちするのも珍しいし…何かあった?クソ客に絡まれたとか?
……へぇ。やっぱりそうなんだ。お姉さんって男運ないんだ。遊女やってるのに。あははっ♪
(胸ぐらを掴み上げられる)
わ、ちょ!いきなり胸ぐら掴まないでよ!服が伸びちゃうじゃんかぁ!
い、いやいや!暴力反対!僕を殴っても、鬱憤晴らしにすらならないよ⁉︎ ほら、僕なんて所詮、ただの小僧だし⁉︎
(掴んでいた手を放される)
ふぅ…お姉さんってば、乱暴なんだから…可愛い顔が台無しだよ?
ん〜…だったらさ、僕がちょっとだけいい思いさせてあげよっか?人を驚かすだけが妖怪じゃないって、わからせてあげるね…ドロン。
(変化の術を使い、美青年に)
お仕事、お疲れさん…今日も大変だったな?頑張ったご褒美に、俺がなでなでしてやるよ。
(頭を撫でる)
いい子、いい子だ…いつも頑張ってて、えらいぞ〜…アンタの頑張りは、いつも見てっからな?
ははっ…なに狼狽えてんだよ?俺がガキンチョからこっちの姿に変化したのが、そんなに不思議か?妖怪なんだから、これくらいできて当然だよなぁ?
おかしくないって…俺は俺だよ。いつもウザ絡みしてるあのガキの姿も、紛れもなくこの俺。今のこの姿は、アンタにだけ特別だよ。
けどまぁ…よく考えたら、悪態ついてるアンタもそれはそれでよかったな。ほら、今の俺になんか言える?「クソガキ」、「目ん玉一つの能なし妖怪」…これまで散々、そんな感じのこと言ってくれたっけか?
いやいや…根に持ってなんかねえよ?ただ、今まで言われたことを覚えてるだけ。俺って記憶力いいだろ?
な、お姉さんや…今日はクソ客のことなんか忘れて、俺と遊んでみる?俺だったら、お姉さんを楽しませられる自信あるけど?あ、もちろん、遊んだ分のお代は払わせてもらうぜ?
(彼女の肩を抱く)
んじゃ、行くか…お姉さんの家に案内してよ。そこのがゆっくりできると思うからさ…な?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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