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【わからせ/都市伝説】元カレにメリーさんとして近づいた女の末路…
written by 松平蒼太郎
  • からかい
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  • メリーさん
  • 通話
  • 都市伝説
公開日2024年06月13日 12:44 更新日2024年06月13日 12:44
文字数
968文字(約 3分14秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
元カレ
視聴者役柄
元カノ
場所
元カレ宅
あらすじ
家でゲームをしていた男の携帯にメリーさんと名乗る人物から電話がかかってきた。彼女はどうやら男の家にだんだん近づいているようで…?
本編
(電話が鳴る)


もしもーし?どちら様ですかー?


……あ?メリーさん?何ですか?外国の方ですか?


(電話を切られる)


何なんだよ…自分の居場所だけ伝えるって、俺に会いに来て欲しいの?うさんくせー…新手の出会い厨か?まぁ、いいや。ゲームの続き続きっと…


(電話が鳴る)


げ、また非通知から…まぁ、暇だし、ちょっとだけ遊んでやるか。


(電話に出る)


もしもーし?俺ですけど何かご用ですかー?


あぁ、はいはい…そりゃどーも。お疲れさんでした〜…


(電話を切られる)


…電話切るの早くね?てかあの人、いちいち場所移動してんの?なんなんだ、一体…


(再度電話がかかってくる)


はやっ!もうかかってきたよ!え、なになに?もしかしてモテ期きた?


(電話に出る)


もしもーし?俺ですけどー?


え?あぁ、うん…どうぞ、ご自由に?


(何度か同じような応酬を繰り返す)


やっぱだんだん近づいてきてんなぁ…これ、最後には背後に立たれるパターンじゃ?


(電話がかかってくる)


あ、もしもし?あのさ、ちょっと聞きたいことが……


……え?俺?残念だけど家には居ねえよ?だって……今、お前の後ろにいるからさ。


(背後から彼女の肩に手を回す)


久しぶり〜…元気してた?都市伝説のメリーさんもとい、俺の元カノさん?


わかってたよ、最初から…わかった上で、お前の茶番に付き合ってやったんだ。感謝しろよなー?


うん。第一声聞いた時から、お前だってわかった。腹ん中でめちゃめちゃ笑ってたよ。「メリーさんって、何だよコイツw」ってさ。


頑張ってカワボ作ってくれたもんな?「わたし、メリーさん。今、貴方の家の玄関前にいるの(裏声)」ってw あー、おもしれーw


おまけに場所も全く移動してなかったろ?周りの音に変化なかったし…つーか、ずっと俺の家の近くに潜んでたの、バレバレだから。


そ。玄関前にお前がいたのは気配でわかったから。そこで俺は窓からこっそり抜け出して、お前の背後にこっそり忍び寄ったわけ。


それも知ってるよ…金に困ってんだろ?お前、付き合ってた頃から金遣い荒かったもんなぁ…そりゃあ、元カレの財布にも手ェ突っ込みたくなるよなぁ…?


ビビんなよ、メリーさん?怖がらせる側が怖がってどーすんの?ほら、早く俺の背後に立ってみれば?やれるもんならさ…


…とりあえず金はくれてやるよ。ただし、きちんと俺に出すもん出せ。そのエロい身体つきはその為のモンだろ?


おーし、いい子だ…じゃあ、今から鬼電してくれたお礼シてやるよ。久々にうちで遊んでけー?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【わからせ/都市伝説】元カレにメリーさんとして近づいた女の末路…
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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