- ファンタジー
- 先輩
- 年上
- 殺し屋
- 励まし
公開日2024年06月30日 09:10
更新日2024年06月30日 09:10
文字数
1170文字(約 3分54秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
先輩
視聴者役柄
後輩
場所
某所
あらすじ
単独行動でターゲットを取り逃してしまった殺し屋の貴女は、先輩のフォローのおかげもあって、何とか無事、任務を完了する。落ち込んでいる貴女を見かねた先輩は、不器用ながらも励ましてくれて…?
本編
あーあー…まーたターゲット逃がしやがって…一人で勝手に突っ走るからだぞ?
でももへちまもねぇ。お前は一人で頑張りすぎなんだよ。一応、俺らはチームで動いてんだから…つーか、怪我してんじゃん。おら、軽く手当てするからじっとしてろ。
(手当てをしながらため息)
ったくさぁ…勝手に単独行動して、敵まで取り逃して…おまけに自分が負傷してるんじゃあ、世話ねえな……ほい、手当てはこんなもんでいいだろ。
ま、一旦落ち込むのは後にしな?一応、まだ動けるだろ?こっからは二人でいくぞ。お前は俺のサポートに回れ。くれぐれも勝手に突っ走んじゃねえぞ?
はっ…上等。それだけデカい口叩けんなら、まだ大丈夫だな。いくぞ…!
(ターゲットの暗殺に成功し、ブツも回収)
ふぃ〜…何とかなったな。あのバカ、手こずらせやがって…そっちは?例のブツは回収した?
おぅ、ならよし。じゃ、とっとと本部に戻って報告を…
…あぁ?何?疲れたから休みたいってか?まぁ、いいけどよ…
(二人並んで腰掛ける)
なぁ…前から気になってたんだけど、お前って虫も殺せなさそうな顔してんのに、何で殺し屋やってんの?ぱっと見で殺し屋だって自己紹介されても信じねえ自信あるけど…
あ〜…なるほど。要するに、大好きなパパを殺された復讐のヒロインってわけね。理解したわ。
いや、本気なのはわかってっけど…つーか、本気だからこそ、今日は一人で突っ走ったんだろ?見習いの分際でさぁ…
(彼女の髪の毛をガシガシと撫でる)
一人で無茶すんな。殺しの技術ってのは、一朝一夕で身につくものじゃねぇんだ。じっくり長い時間かけて、刃を研いでかなきゃいけねえんだよ。俺だって、最初から上手くはやれなかったし。
当たり前だろ?殺しに行ったつもりが、逆に殺されかけたこともあったよ。殺し屋がターゲットに返り討ちに遭うなんて、笑い話もいいとこだけどな。
と、とにかく…今のお前には俺がいる。やべえ時もそうじゃねえ時も、とりあえず俺を頼れ。これでもお前の教育係で、先輩なんだからよ…
ん?あ、おぅ。髪の毛、グシャグシャにしちまったな。ちょっと撫ですぎた。悪りぃ。
(撫でるのをやめる)
じゃ、そろそろ行くか…いつまでものんびりしてっと、どこで油売ってたんだーって、上司様にどやされちまう。
バカ、誰がパパだよ。そんな歳離れてねえだろうが。呼ぶならせめてお兄様と呼べ。
テメ、ゴミを見るような目で先輩を見るんじゃねぇ!そもそも、お前から言い出したことだろーが!なんで俺だけ悪いみたいな雰囲気にするんだよ!
…はぁ?なんで急にお礼なんか…今の流れでお礼言うようなことあったか?
あー…まぁ、どういたしまして。先輩として、後輩を励ますのは当然のことだからな。
それに…今日の失敗を引きずって、次また足引っ張られても困るし…つまりはそういうこった。
はっ…ちょっと立ち直ったら、言うことがそれかよ。生意気な後輩ちゃんだな…帰ったらまた、たっぷり指導してやらねえとなぁ?
でももへちまもねぇ。お前は一人で頑張りすぎなんだよ。一応、俺らはチームで動いてんだから…つーか、怪我してんじゃん。おら、軽く手当てするからじっとしてろ。
(手当てをしながらため息)
ったくさぁ…勝手に単独行動して、敵まで取り逃して…おまけに自分が負傷してるんじゃあ、世話ねえな……ほい、手当てはこんなもんでいいだろ。
ま、一旦落ち込むのは後にしな?一応、まだ動けるだろ?こっからは二人でいくぞ。お前は俺のサポートに回れ。くれぐれも勝手に突っ走んじゃねえぞ?
はっ…上等。それだけデカい口叩けんなら、まだ大丈夫だな。いくぞ…!
(ターゲットの暗殺に成功し、ブツも回収)
ふぃ〜…何とかなったな。あのバカ、手こずらせやがって…そっちは?例のブツは回収した?
おぅ、ならよし。じゃ、とっとと本部に戻って報告を…
…あぁ?何?疲れたから休みたいってか?まぁ、いいけどよ…
(二人並んで腰掛ける)
なぁ…前から気になってたんだけど、お前って虫も殺せなさそうな顔してんのに、何で殺し屋やってんの?ぱっと見で殺し屋だって自己紹介されても信じねえ自信あるけど…
あ〜…なるほど。要するに、大好きなパパを殺された復讐のヒロインってわけね。理解したわ。
いや、本気なのはわかってっけど…つーか、本気だからこそ、今日は一人で突っ走ったんだろ?見習いの分際でさぁ…
(彼女の髪の毛をガシガシと撫でる)
一人で無茶すんな。殺しの技術ってのは、一朝一夕で身につくものじゃねぇんだ。じっくり長い時間かけて、刃を研いでかなきゃいけねえんだよ。俺だって、最初から上手くはやれなかったし。
当たり前だろ?殺しに行ったつもりが、逆に殺されかけたこともあったよ。殺し屋がターゲットに返り討ちに遭うなんて、笑い話もいいとこだけどな。
と、とにかく…今のお前には俺がいる。やべえ時もそうじゃねえ時も、とりあえず俺を頼れ。これでもお前の教育係で、先輩なんだからよ…
ん?あ、おぅ。髪の毛、グシャグシャにしちまったな。ちょっと撫ですぎた。悪りぃ。
(撫でるのをやめる)
じゃ、そろそろ行くか…いつまでものんびりしてっと、どこで油売ってたんだーって、上司様にどやされちまう。
バカ、誰がパパだよ。そんな歳離れてねえだろうが。呼ぶならせめてお兄様と呼べ。
テメ、ゴミを見るような目で先輩を見るんじゃねぇ!そもそも、お前から言い出したことだろーが!なんで俺だけ悪いみたいな雰囲気にするんだよ!
…はぁ?なんで急にお礼なんか…今の流れでお礼言うようなことあったか?
あー…まぁ、どういたしまして。先輩として、後輩を励ますのは当然のことだからな。
それに…今日の失敗を引きずって、次また足引っ張られても困るし…つまりはそういうこった。
はっ…ちょっと立ち直ったら、言うことがそれかよ。生意気な後輩ちゃんだな…帰ったらまた、たっぷり指導してやらねえとなぁ?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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