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【甘々/青春】金髪ヤンキーの幼馴染を異性として意識した瞬間
written by 松平蒼太郎
  • 甘々
  • 純愛
  • 幼なじみ
  • 不良 / ヤンキー
  • 青春
  • 同級生
  • 金髪
  • 下校
公開日2024年06月28日 09:41 更新日2024年06月28日 09:41
文字数
997文字(約 3分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼馴染男子
視聴者役柄
幼馴染女子
場所
通学路
あらすじ
金髪ヤンキーと化した幼馴染と下校するシチュ。とある事情から貴女は彼に、彼氏役を務めてもらっていた。彼のことをこれでもかとからかう貴女に、彼は告白という形で反撃してきて…?
本編
(教室のドアを開ける)


待たせたな…一緒に帰るか。


おぅ…さっさと来い。廊下で待ってっから。


(彼女と合流し、下校)


なぁ…お前、さっきから笑い堪えてるだろ?普通にバレバレなんだが?


(彼女、大笑い)


テメー!何爆笑してんだ!誰のためにこんな格好してやってると思ってんだ!ふざけんな!


あぁ⁉︎ なんだその謝罪の仕方!全然反省してねーだろ、お前ェ!舐めやがってよぉ!


くっそ〜…!そもそも、なんで俺が髪を金髪に染めなきゃいけねーんだ…!彼氏役するなら、普通に黒髪でもいいだろーがよ…!


あ⁉︎ テメーの好みなんぞ知るか!そーいうのは、本物の彼氏作って、そいつにやってもらえや!俺で遊ぶんじゃねぇ!


嘘つけ!似合ってるなんてカケラも思ってねーだろ!お前、マジでふざけんなよ!俺のこと、バカにしやがって!


(ため息)


あーあー!もうやってられっか!何が悲しくて、こんなクソ女の彼氏役を務めにゃならんのだ!俺はもう帰るぞ!コラァ!


……ッ、うっせぇな。今の俺はお前の彼氏だぞ?彼氏が彼女の手、放すわけねぇだろ。


たりめーだろ。いくらクソ女とはいえ、腐れ縁だし…バカ男に付き纏われてんなら、俺が彼氏役務めるしかねーだろーがよ。っとに、めんどくせえ…


わざわざ金髪にまで染めてやったんだ…やることは最後までやってやるよ。とっととバカ男の告白なんてフれ。いつまでも中途半端に、返事保留にしてんじゃねぇ。


おぅ…俺みてーなイカつい彼氏がいるんだ。相手だって、そこまで粘着質に絡んでこねーだろ。あとはお前が頑張るだけだ…どうしても無理ってんなら、俺が追っ払ってやるけどな。


あっそ…まぁ、せいぜい頑張れ。頑張って俺を彼氏役から解放してくれ。


はぁ?勘弁しろっての…お前の彼氏役なんぞ、二度とやりたくねぇ。どーせなら、本当の彼氏にしろや。


んだよ…悪りぃか?俺が本当の彼氏になるのがよ…


はっ…わーってるよ。お前が俺を使える腐れ縁程度にしか思ってないことぐらい…けど、俺はそーいうんじゃねーから。


要らねーよ。中途半端な返事なんぞ聞きたくねぇ。気持ちの整理ついてからでいいから、バシッと言えや。受け止める覚悟なら、とっくにできてる。


今はただの腐れ縁でいい…彼氏役だって、最後までやり切ってやる。返事も急かすつもりはねぇ。


けど…散々、人を小馬鹿にしてきたんだ。これくらいの意趣返しは許されるよな?


(無理やり肩を抱き寄せる)


好きだ…ガチで愛してる。いつか俺と本気で付き合ってもらうから…今のうちに、心の準備だけはしとけよな。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【甘々/青春】金髪ヤンキーの幼馴染を異性として意識した瞬間
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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