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イケおじ吸血鬼は涙もろくて可愛い
written by 松平蒼太郎
  • 同棲
  • ファンタジー
  • 年上
  • 吸血鬼
  • イケおじ
  • 現代
  • 微依存
  • ほのぼの
公開日2023年06月04日 21:27 更新日2023年06月04日 21:27
文字数
748文字(約 2分30秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
イケおじ吸血鬼
視聴者役柄
女子高生
場所
おじさんの家
あらすじ
貴女は帰りが遅い家主の吸血鬼にお詫びとして吸血をせがむ。貴女の言い分に押し負けた彼は渋々吸血を行うのだった…
本編
ふぅ…ただいま。


ど、どうした…?学校で何かあったか…?


あ、あ〜…そっか。俺の帰りが遅かったから…すまん。


ん、いいぞ。いくらでも抱きつけばいい。


(抱きしめられる)


悪かったな、連絡も寄越さなくて…


あぁ…本当に、すまなかった。


かまわない。何でも言ってくれ。


俺のできる範囲で叶えてやる。


……また吸血、か。


あまり頻繁にやるものじゃないぞ、あれは。


やりすぎるとお前さんの身体が保たない。


む…強情だな、お前さんは。


あぁ…それを言われると弱いな。


仕方ない…シてやるから、ジッとしてろ。


(吸血)


なんて声出すんだ、お前さん…まるで俺がヤラしい行為をしてるみたいだろう。


うん…まぁ、広い意味ではヤラしい行為ではあるがな…


…なぁ。お前さん、どうして進んで俺の眷属になった?


俺と同族の元カレにトラウマを植え付けられたんじゃなかったのか?


そう、か…悪いことを聞いたな。すまん。


ん?……あ、あぁ。たしかそんなことを言ったな。それが?


…!助けに、なっていたのか…?だったあれだけのことで…?


いや、たしかにあの時のお前さんは見ていられなかったから、助けになりたいとは思っていたが…


あぁ、そうかぁ。俺のやったことは全くの無駄じゃなかったんだなぁ…


いや、すまん…年甲斐も無く泣いちまうとは、俺も情けねえなぁ…


(涙を拭き取ってもらう)


お前さんには敵わないな…仮にも俺の方が主人だってのに…


ありがとよ…お前さんと出会ってからというもの、俺は支えてもらってばっかりだ。


ホントだよ。そもそも俺、お前さんの血がなきゃ生きていけないし。


それにお前さんが一緒に居てくれるおかげで、精神的にもだいぶ楽させてもらってる。いつも感謝してんだよ、これでも。


あぁ。俺、お前さんのおかえりって言葉を聞くのが好きなんだよ。


こんなちっぽけな俺にも、生きてる価値が少しはあるんだって思えるから…


はぁ…分かったよ。あとほんの少しだけ、な?


(吸血)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
イケおじ吸血鬼は涙もろくて可愛い
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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