貴女は一人のクラスの男子を校舎裏に呼び出す。彼は貴女のストーカーで、彼自身もそれをあっさり認めるのだった。そこで貴女は、彼を自分の恋を成就させるのに利用しようとして…？

…？あ、僕ですか？何でしょう？


あぁ、はい、それは構いませんけど…


(女子生徒に連れられて、校舎裏へ)


それで…話ってなんです？手短に済ませていただけると、助かるんですが…


…はい、そうですよ。僕が君のストーカーです。


はい。あっさりバラしますよ？君には早く僕の存在に気づいて欲しかったですから。


それで？僕をストーカーだと確認してどうするつもりですか？


えぇ、構いませんよ。お願いごとの内容にもよりますが。


ふふっ…面白いこと言いますね。むしろ、命知らずというべきか…


だって…普通、ストーカーに好きな人への橋渡しなんて頼まないでしょう？


一応、理由を聞いてもいいですか？なぜ、僕に彼への橋渡し役を頼むのか…


あはっ…あはは…！ははは…！


す、すみません…見た目ギャルなので、頭の中はすっからかんかと思っていたんですが…


ふふふっ…なるほど？僕の君への気持ちを逆手に取ったというわけですか。


はい。たしかに僕は君のことは好きですよ。今すぐこの手で抱きしめたいぐらいには。


けど…君には他に好きな人がいる。だったら、君を好きな僕としては、君の頼みを断るわけにはいきません。


はい。喜んで協力しますよ。君の恋路がうまくいくように。


実際、彼とクラスで一番仲が良いのは僕ですからね。僕に頼むのは理に適っています。


けど…僕が協力するのはあくまで、君が彼と恋人同士になるまで。


彼と無事、付き合うことになったら…僕は僕で好きに動きますから。


はい。君を手に入れるための手段は選びません。


君の恋が実ったからといって、僕が諦める理由にはなりませんよね？


ふふ…やっぱり怖気付きました？今ここで普通に僕を彼氏にしてくれてもいいですよ？


あはは…そうですか。まぁ、今はそれで構いません。


ですが…いつか絶対、僕の方を振り向いてもらいますから…ね？

・台本（ゆるボイ！）
クラスのヤンデレストーカー男子の寝取り予告
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・台本制作者
松平蒼太郎