叔父さんの家に度々遊びに来ていた貴女は、昼寝している叔父さんを発見、そのまま彼の寝顔を見つめていた。ちょうど彼が目を覚ましたのを見計らって、早速甘えてみることにして…？

(あくび)


んっ…もうこんな時間か…昼寝、しすぎちゃったな…


…ん？あぁ、姪ちゃんか…うちに来てたんだね。いらっしゃい。


ははは…すまないね。可愛くもないおじさんの寝顔を晒しちゃって…


うん…相変わらず優しいね、姪ちゃんは。おじさんには勿体ないぐらいだ。


ん？いいよ。学校であったことだね。話ならいくらでも聞いてあげるから…


(姪っ子の話を聞く)


うん…うん…そっかぁ、そんなことが…


…いい友達を持ったね。ちなみにその彼くんは、姪ちゃんの恋人候補かな？


ふふふ…冗談だよ。からかって悪かったね。どうすれば、許してもらえるかな？


…いいのかい？ハグは彼氏くんのために取っておかなくて大丈夫？


そっか…じゃあ、大丈夫かな？姪ちゃんの理屈を信じて、ギューってしようか…


(ハグ)


どうかな…？おじさん、あまり良い匂いはしないだろう…？


ははは…バレたか。おじさん、姪ちゃんが来る前にシャワー浴びてきたんだよね。臭いって言われたら、おじさんのガラスのハートは粉々に砕け散っちゃうから…一応自衛のために、ね？


はいはい…姪ちゃんは甘えん坊だな。この様子だと、あまり匂いを心配する必要はなかったかな？


あ、こら。おじさんのこと、クンカクンカするんじゃありません。恥ずかしいでしょうが、まったく…


おじさんは嗅がないよ…姪っ子の体臭を嗅ぐ叔父さんなんて、絵面が犯罪的だしね。通報されたら、言い逃れできないなぁ～。


大丈夫なんかじゃないよ、もぅ…おじさんはおじさんで大変なんだから…


…頭？いいよ。それくらいなら、いくらでも。よし、よし…いい子、いい子…


(姪っ子の頭を撫でる)


うん…撫でやすいね、姪ちゃんの頭は…とっても撫で心地がいい…


ん、それは駄目だね。姪ちゃんは、おじさんを犯罪者にする気かな？


はいはい…そんな可愛くおねだりしても、駄目なものはだーめ。もっと大きくなってから出直してきなさい。もっともその頃には、素敵な彼氏くんができてるだろうけど。


いや、おじさんじゃなくて、姪ちゃんが。おじさんに彼氏はできないから。そっちの趣味はないからね？


ん……わかった。今日はうちで夕飯を食べていくんだね？


もちろん。姪ちゃんの大好物のハンバーグでも作ろうか。そうと決まれば、まずは買い物に行かなくちゃ。


ん？姪ちゃんも一緒に行く？


いいよ、一緒に買い物行こう。出かける準備するから、ちょっとだけ待っててね？

・台本（ゆるボイ！）
【ほのぼの】紳士な叔父さんのそばは居心地が良い
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎