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【人外BL】超絶美形な吸血侍の甘美な囁き
written by 松平蒼太郎
  • BL
  • ファンタジー
  • インモラル
  • 敬語
  • 吸血鬼
  • 戦闘
  • 和風
公開日2024年01月28日 07:19 更新日2024年01月28日 07:19
文字数
1015文字(約 3分23秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
吸血鬼
視聴者役柄
場所
夜道
あらすじ
とある夜半、夜道を急いでいると、女性の首元に噛み付く男の姿が。彼こそ、巷で話題になっている『吸血鬼』その人で…?
本編
(女性を吸血)


あぁ…やはり良いものです…綺麗な月を背景に、美しい女性の血をいただくというのは…ご馳走様でした。


…おや、貴方は?もしかして、わたしの食事する様子を見てしまわれました?


ふふ、なるほど…わたしのことをご存知でしたか。


それなら話が早い…貴方の血も、是非ともいただきたく思うのですが。


ほぅ…?食前の運動がしたいと?


いいでしょう…わたしも食後の運動として、貴方のお遊戯に付き合ってあげますよ。どうぞ、いつでもご自由に?


(剣戟を打ち合う)


ふふ…良い腕前だ。そこらの雑兵(ぞうひょう)とは訳が違う…!


いえいえ、それほどでも…お褒めに預かり、光栄ですっ!


(何度も剣戟を打ち合い、押し込んでいく)


実に素晴らしいですね、貴方は…剣の腕前もそうですが、その額から滴る汗の匂いも…ね?


ふふ、分かりますよ?きっと貴方の血はさぞかし美味であることでしょう。ますます貴方が欲しくなりました。


まぁ、そうつれないことを言わずに…わたしは貴方のことが気に入ったのですから…今宵は是非、甘美な夜を共にしていただきたい…!


(ついに男に尻餅をつかせる)


勝負あり、ですね…もう貴方に勝ち目はありません。降参なされるのがよろしいかと。


(尻餅をついた男の目の前で屈む)


ふむ…思ったより若いですね…どうりで、匂いがこんなに…


いえいえ、こちらの話です。それより首元、失礼いたしますね…


(男の着物を肌け、匂いを嗅ぐ)


ふふ…なるほど。吸血するなら、女性がいいとばかり思っていましたが…案外、男性も悪くないのかもしれません。


大丈夫です…痛くしませんから。優しく噛んで、じっくり飲んであげますので…


(吸血)


…!これは、想像以上ですね…!なんて美味な…!


どうやらわたしは、今までの自分を反省しなければならないようです…美味しい血を飲むなら、女性であるべきだという、過去の浅ましいわたし自身を。


性別という枠に囚われるべきではなかったのです…真に美味な血液と、それを提供してくれる最高の眷属を求めるのには…


貴方のおかげで、今宵は忘れられぬ夜になりそうです…貴方には特別に、眷属の証をつけてあげましょう。


えぇ。これからわたしの眷属になっていただきます。眷属となって、わたしに永久にその血を差し出しなさい。当然、拒否権はございませんので。


代わりに…わたしの力を半分、差し上げましょう。わたしの吸血鬼としての力を、ね?


人の道を外れ、剣の腕を磨くのも悪くないでしょう…貴方の思い描く『理想の強さ』もきっと手に入りますよ?


決まりですね…改めてよろしくお願いしますね?わたしの初めての、眷属くん?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【人外BL】超絶美形な吸血侍の甘美な囁き
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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