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仕事から帰ってきたら、うちの可愛い飼い猫が美少女になっていました
written by シス=リリシア
  • 人外 / モンスター
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年08月31日 21:43
文字数
917文字(約 3分4秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
飼い猫
視聴者役柄
主人
場所
指定なし
あらすじ
今回の台本は帰ってきたら、飼っていたかわいい飼い猫が、美少女になっていた
本編
(ドアが開く音)
「あら、おかえりなさい…ってやっぱりびっくりしてるわね」
 
「私は誰かって?あなたの飼い猫よ、信じられないと思うけど…証拠?ないわよそんなの。しいて言うなら髪の毛が毛並みと同じ綺麗な黒ってことくらしかしら」
 
「語尾ににゃってつかないんだなって…当たり前じゃない、漫画の見すぎよ。単純に言語の違いみたいなものなんだから、にゃーにゃー言うわけないでしょ」
 
(小声で)
「ご主人がどうしてもって言うならやってあげないこともないけど…」
 
「はっ…な、なんでもないわ!」
 
「そ、そうだわ!お腹がすいたからご飯を作ってちょうだい。人間の身体になったからなのか分からかいけど、いつもの量じゃ足りないのよ…その上、舌も肥えたせいでキャットフード美味しくなく感じなくなっちゃったし…」
 
「人間の舌って想像以上に肥えてるのね…」
 
「今日の晩ご飯はお刺身?やった!…ごほん!よ、喜んでなんかないわよ?」
 
「な、なによ…喜んでもらえて良かった?ばっ…!?よ、喜んでなんかないって言ってるでしょっ!?ニヤニヤするなっ!」
 
「く…屈辱だわ…!ご主人に見透かされるなんて…!」
 
「え…?いらないなら自分が食べる?…い、いらないなんて言ってないでしょ!」
 
「無理して食べなくてもいい?ちがっ…そうじゃないの…!」
 
「ゔ〜…ええそうよ!喜んでたわよ!嬉しかったわよ!悪い!?ああ、もう察しなさいよ鈍感ご主人!なんでこんな恥ずかしいこと言わなきゃいけないのよ!」
 
「…は?知ってたってなによ?」
 
「…っ!?ご、ご主人まさか私をはめたの!?」
 
「さいってー!ご主人のばか!知らない!」
 

「ごめん?許してって?…どうしても許して欲しい?」
 
「なら…いつもみたいにぎゅってして撫でて…」
 
(布が擦れる音)
「やっぱりご主人に抱きしめられるとあったかいわね…落ち着くわ…」
 
(頭を撫でる音)
「んっ…気持ちいい…ゴロゴロ…」
 
「ふにゃぁ…眠くなってきたから寝るわね…晩御飯できたら起こしてちょうだい…」
 
「っとその前に…ご主人、こっち寄って?」

(リップ音)

「顔、赤くなってるわよ?…なんてね、さっき私をいいように扱った罰よ、ばーか」

(小声で)
「ご主人…愛しているわ」

「いいえ、何も言ってないわ。何かと聞き間違えたんじゃないかしら」

「ふふっ…おやすみなさい…」
 
(寝息)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
仕事から帰ってきたら、うちの可愛い飼い猫が美少女になっていました
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シス=リリシア
ライター情報
 シス=リリシアと申します。普段はトピアという配信アプリで不定期で活動しております。
 台本は不定期で気が向いた時に書いているので月単位で更新がないこともあるかもしれません。
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