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貴方の事が大好き過ぎるストーカーさんの「特別なお薬」で強制的に恋人にされてしまう
written by 霜月鷹
  • ヤンデレ
  • ストーカー
  • 敬語
  • 監禁
公開日2022年01月12日 07:57 更新日2022年01月12日 07:57
文字数
4820文字(約 16分4秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ストーカー
視聴者役柄
ストーカーに監視されている青年
場所
自宅、ストーカーの自宅
本編
(着信音)
もしもし……あぁ良かった、電話に出てくれました。おはようございます、今日の気分は如何ですか?
むぅ……ここ最近、君はずっとそんな調子ですね……気怠そうな溜め息を吐いて、もしかして何処か悪いんですか?
もしそうなら、痩せ我慢などはしないですぐに病院へ向かってください。
一人で向かうのが大変なようでしたら、私が病院まで連れて行ってあげますが……え、体調が悪いわけでは無いのですか?
そうですか……それなら良かったです。でも、くれぐれも無理だけはしちゃ駄目ですからね?
体の調子が悪くなったらすぐに病院へ向かうか……それが嫌なのでしたら、私を頼ってくだされば幸いです。
それでは今日はこの辺りで……本当ならもっとお話ししていたいのですが、生憎と今日は用事が立て込んでおりますので……用事が終わり次第、すぐにまた連絡させて頂きますね。
(通話終了)

(着信音)
こんばんは、今日も一日お疲れさまでした♪
今日はお家近くのコンビニで何やらお買い物をしていたようですけれど、君が購入していた日用雑貨でしたら、君のお家から少し離れた所にあるお店で購入した方がお安く済みますよ。
近くにバス停もありますから疲れる事もないと思いますが……それすら億劫に思えてしまうのなら、次からは私が買い物を済ませておきましょうか?
大好きな君の為でしたら、それくらいの事は何ともありませんよ♪
そういえば……先程は、どうして電話に出てくれなかったのでしょうか?
もしかして私、お忙しい時に電話をかけてしまったのでしょうか?
でも……その、こんな風に詰め寄ってしまっては申し訳ないと思うのですが……君、本日はお休みだった筈ですよね?
特に用事があった訳でもないですし、その……私に意地悪をしたのですか?
君、最近はなんだか冷たいような感じがします……もしかして私、何か悪い事をしてしまったのでしょうか?
もしそうだとしたら、私の失態を教えては頂けませんか?
次からは気を付けますので、どうか……え……今、なんとおっしゃったのですか?
「もう付き纏うのをやめて欲しい」──付き纏うって……私が、ですか?
私はただ、大好きな君の事をずっと見ていたくて……それに、そんな言い方……それではまるで、私が……
申し訳ありません、今日はこれで失礼いたします……おやすみなさい……
(通話終了)

(着信音)
おはようございます……お久しぶりですね、しばらく電話を出来ずにいて申し訳ありませんでした。
少しばかり用事が続いておりまして……君は声を聞く限り元気そうですね、安心しました。
どうしたんですか、そんなに驚いて?私、何か変な事でもしちゃいましたか?
「なんで番号を知っているのか」って、私が君の連絡先を知らない訳ないじゃないですか。
だって、この前も楽しくお電話していたでしょう?
ですからそんなどうでも良いこと、気にする必要はないでしょう?
それで、私と以前のように電話をしている事について、何か感想とかはないのでしょうか?
「二週間は久しぶりに入らない」……そうですか?私にとっては久しぶりなように思いますが……君に対する事なら尚更です。
久しぶりの感想がそれだなんて、貴方はやはり面白い方ですね♪
「声に元気がなさそう」って……心配してくれているんですね、以前は私の事をあんなに嫌がっていたのに……ありがとうございます。
最近は少しばかり忙しくて、あまり休めていなかったのです。
必要な物を買いに行ったりとか……とにかく、そんな事の繰り返しで……ちょっと、疲れてます。
嘘ではないですよ?私、君に嘘を付いたりはしませんから。
それにしても君、引っ越しをしたなら私に教えてくれても良かったじゃありませんか。
この前、君に電話をしたすぐ後……私、君に直接会いたくなって家まで行ってみたんです。
でも、君が住んでいる筈の部屋には誰も居なくて、お隣さんに話を聞いてみたら「ちょうど引っ越したばかりだ」って……私、ショックでした。
君は住所の手掛かりになる物を何も残してくれませんでしたし、正直お手上げでした。
直接会えるのは何時になるのか分かりませんが、ひとまずこれからも電話でお話しできるのは嬉しい限りです。
本当ならもう少しお話していたいのですが、まだやらなければいけない事があるので。
ですから、今日はこれで失礼いたします……そうそう、貴方が住んでいらっしゃる場所ですが、最近は引っ越してくる方が多いようですね。
流石は新しく建設されたマンションと言ったところでしょうか。
ここ数日、隣室で続いている工事の音……きっと少しばかり耳障りでしょうね。
(通話終了)

(扉の開閉音)

(着信音)
こんばんは……うふふ、どうしたんですか?
なんだか電話の向こうに居る君、とっても怯えているような気がしますけど……うふふ、大丈夫ですか?
私ですか?
私はですねぇ……新しく引っ越してきた部屋に居るんです♪
とっても広くて、景色も良くて……それに──うふふ、ごめんなさい。嬉し過ぎて、先程から笑いが止まらないのです。
(足音)
どうしたんですか、息が荒いですよ?
もしかして具合が悪いのでしょうか?だとしたらすぐに病院へ……いいえ、病院はダメですね。
私がすぐに駆け付けますので、しばらく待っていただけませんか?
大丈夫ですよ、私は君が居る所だったらどんな手段を使っても必ず辿り着いてみますから♪
(足音)
おや、また息が荒くなりましたね……本当に大丈夫ですか?
お辛いようでしたら、すぐにでも介抱してさしあげますからね……ですからもう少しだけ、待っていてくださいね♪
うーん、こちらの部屋ではないようですね……そうなると……
(足音)

(扉の開閉音)

うふふ……見つけました♪

(通話終了)

ようやく見つけました……うふふ、こうして顔を合わせるのはお久しぶりですね♪
私、君の住所を突き止める為にいっぱい頑張ったんですよ?
身分を偽って君の知り合いに色んな事を訪ねて回ったり、君が考えそうな事を考えてあちこち探し回ったり……そうして君の住んでいる場所を見つけたんです♪
私、とっても頑張りましたよ……褒めては、くれないんですね。
ですよね……君、理由は測りかねますけど私の事を嫌ってるみたいですからね。
ねぇ……どうして君は、私の事を好きになってくれないのでしょうか?
私はこんなにも君を愛しているのに、君には私の愛が伝わっていないのでしょうか?
二週間前もそうでした……君は私の事を、その……ストーカーと……君は私の事、そんな風に思っていたんですか?
違いますよね……違うって言ってください。ほら、黙ってないで……どうして私を見て震えているんですか?
そんな事はしなくて良いんです……ほら、早く「違う」って言ってください……言えッ!
ふふふ、君……そんなに私の事が嫌いなんですね……そうですか、私の事が嫌いでしたか。
私、てっきり君とは両想いになれていたとばかり思っていたのですが……君が素っ気ないのも、照れ隠しの為だと思っていたのですが……そうですか、全部私の妄想でしたか。
はは……ははは……あははははははははは!
そうでしたか!私が君の為にしていたことは全部……全部全部全部全部、ぜ~んぶ無意味な行為だったんですね!
私の純粋な愛情は、君にとっては単なる迷惑行為にしかならなかったという事ですか!
私の想いは全部……最初から全部、届きもしない哀れな物だったんですね。
そっかぁ……私……すっごい悲しいです……もしもの為に持ってきたコレ、使わなきゃいけなくなるなんて。
(スタンガンの音)


(扉の開閉音)
あ、ようやく起きたんですね……もう、君ってば本当にお寝坊さんですね♪
んーでも、君はスタンガンで気絶してたから、お寝坊さんとはちょっと違うのかしら?
一応言っておきますけど、急に飛び起きようとしちゃ駄目ですからね?
君の首輪と手枷、あとは足枷……それ、無理に動こうとすると怪我をしちゃいますからね。
しーっ、君は喋らなくても大丈夫ですよ、ここが何処なのかを知りたいのでしょう?
此処は君の住んでる部屋……そのお隣、最近までずっと工事をしていた部屋です♪
君の住所を突き止めたら、偶然にも隣のお部屋に誰も住んでいないようだったので、私も思い切って引っ越してきちゃいました♪
工事をしていたのは、このお部屋に防音加工をしてもらう為だったんです。
万が一君の事を此処に閉じ込めるとなれば、隙を見計らった君が助けを呼ばれたりすると面倒な事になっちゃいますから。
でもまさか、本当にこの部屋を使う事になるなんて……悲しい事ですけど、君を手に入れることが出来たと思えば何てことないです♪
さてと……くだらない問答とかはこの辺りにして、そろそろ要件を済ませちゃいますか。
これ、なんだと思います?
注射器の中に入った、ちょっと危そうな色をしたお薬……これ、君はどんなお薬だと思いますか?
言っておきますが毒ではないですよ、私は君を傷付けるような事なんて絶対にしませんから。
これ、私がオーダーメイドで作ってもらったとっておきの薬なんです。
この注射器の中身を打ち込まれちゃうと……うふふ、どうなると思います?
ま、それは後のお楽しみです。
そんな事より──君、私のモノになってください。
私の献身を、私の愛情を、私の全てを受け入れて私だけの君になってください。
それが嫌ならこのお薬……効力も依存性も絶大な惚れ薬を君に使う事になります。
依存といっても、薬に依存してしまう訳ではないですからね?
依存してしまうのは惚れた相手……この場合は私です。
薬の中にある媚薬成分でめちゃくちゃに発情して、一度でもその効力に屈してしまうと、何をしていても私を求めるようになってしまう素敵なお薬。
これを使われたら最期、君は無理やり惚れさせられた相手に発情する事しか出来ないお人形さんになっちゃうんです♪
私としては今すぐにでもお薬を使ってあげたいのですが、これは日常生活すらままならない程の効果ですから、使うか否かは君に選ばせてあげます。
私の事を受け入れて結ばれるか、それとも薬で君自身を壊されてしまうのか……君はどっちが良いですか?

うふふ、ありがとうございます♪
君もお薬で壊れちゃうのは嫌ですよね、そうなるくらいなら私の事を受け入れてくれますよね……うふふ、とっても嬉しいです♪
でも、これじゃあ脅して無理やり愛を誓わせてるみたいで、なんというか少し後味が悪いですね。
私、可能な限りはお互いの同意を得たうえでの関係構築を望んでいたのに。
こうなってしまっては、もう二度とそのような関係を築く事は出来なさそうですね。
という事なので──

えへへ、お薬……君に注射しちゃいました♪

そんなに睨まないでくださいよ、怖いじゃないですか♪
だって、私からすれば望んでいたモノが手に入らないって確定しちゃったんですよ?
自分にとっての最善が無くなってしまったのなら、もう手段なんて選びません。
えっと……ちょっと待っててくださいね……予備の薬を用意してっと……うふふ、二本目も打っちゃいました♪
一本だけならまだ耐える事が出来たかもしれませんが、倍の量となれば君はもう抗う事なんて出来ないですね。
君の意志はお薬の効果にすり潰されて、私を求めて欲情するだけのお人形さんになっちゃうんですよ~
心配しなくても大丈夫ですよ、安心してください。
私が傍にいてあげますからね……よしよし、よしよし……うふふ、撫でられただけなのに、体がビクッって痙攣しちゃってます♪
私に触られるの、そんなに良いんですね……涙を流しながら喜んでくれるなんて嬉し過ぎます♪
触られただけでこれなら、事を始めてしまったら……うふふ、想像しただけでも昂ってしまいます♪
さぁ……私を拒む悪い君なんか手放して、私が居ないと狂ってしまう、とっても良い子の君を受け入れましょうね。
おやおや、無駄だと分かってるのにまだ抗おうとしてるんですね……そんな君には、私がちょっとだけ手助けしてあげます。
はぁ……はぁ……どうですか、私とのとっても濃密なキスは?
あらあら、もう満足に話す事も出来ないんですね……そんなにカワイイ声を漏らされちゃうと、私も我慢できなくなっちゃいます♪
さぁ……これで君は私のモノ。もう二度と私以外の事を考えられない、とっても従順でカワイイ私の恋人。
心も体も私に染まった私だけの……うふふ、うふふふふふ♪

あぁ……とっても素敵ですよ、私の素敵なお人形さん♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
貴方の事が大好き過ぎるストーカーさんの「特別なお薬」で強制的に恋人にされてしまう
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
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