偽装カップルとして女友達の両親に挨拶をし、無事彼女のお見合いを中止にすることができた。ところが、そのお祝いとして彼女の家で二人きりで宅飲みをしていたら、あれよあれよという間に彼女とただの友達という一線を軽々と超えてしまって…⁉︎

…と、いうわけなんで、お父さん、お母さん。

わたし、今はこの人と付き合ってるの。

だから、そのお見合いの話はなかったことにして。お願い。

そ、それはまだ分からないけど…いずれは結婚するつもりだから！ホントに！

今は見逃してください！お願いします！

う、うん！絶対自分でいい人見つけるから！

ありがとう！お父さん、お母さん！




〜ッ、はぁーーーー！つっっっかれたーーー！

もー、何⁉︎ お見合い断るのってこんなに大変なの⁉︎ あり得ないんだけど！

あー、ごめん。君もありがと。こんなしょーもないことに付き合わせちゃって。

うん…早く結婚しないと「婚期がー！」とか「行き遅れるー！」とかうるさくてさぁ…

もう、ホント頭の中古いからあの人たち…マジで困る。

え？これからは〜…うん、まぁなんとかなる！恋人はいずれ作るから！たぶん…

ま、まぁ、とにかく今日は一日無事に乗り切れたってことで！パーっと飲もうよ！パーっとさ！

も、もう！いいじゃん！お酒好きなんだから！

とりあえずどこ行く？居酒屋？バー？それともあたしん家？

オッケー。今日は疲れたし、二人で家でゆっくり飲もっか。

うん、そこのコンビニで適当に買って帰ろ。




あー、おいし〜！疲れた身体に沁みるわぁ〜！

でしょー⁉︎ やっぱお酒は八百長の薬だよねー！あはは！

つーかさぁ、今日はホントうちの両親がごめんね？

マージで頑固だからさぁ、あの人たち。

頭ん中セメントで固められたんじゃねーかっつーの！

えー？飲み過ぎー？んなことないよー。

てか、まだまだ飲み足りないし。ちょっとキッチンから保管してあるやつ持ってくる。

泣き言言うな！男でしょ！

君は朝まで付き合ってくれるって、信じてるからね！




はい、持ってきた！じゃ、注いであげる！

もー、何さー…あたしは落ち着いてるっての。

度数？そんなの気にして酒なんか飲めないって！

はーい、ジョボジョボ〜。あたしの酒が飲めねえってかぁ⁉︎

よーしっ！そうこなくっちゃ！流石、あたしのダチ！

とっとといい男捕まえて、あのクソ両親の呪縛から解放されてやるってんだ！バーローめ！あはは！

おっ？いい飲みっぷりだねー？ほーら、もっと注いであげる！

(お酒をお互い注ぎ合う)

あはは、ありがとー。あたしも注がれたからにはグイッといかないとなー。

うんうん…酒は一緒に飲んで楽しい人とじゃないと！分かる〜！

その点、君は合格！200点！

そうそう！満点なんて余裕で越してっから！あはは！

あ？なに……ンッ！

(キスされる)

へぇ〜…面白いじゃん。あたしとタイマンはろうって？

それ、乗ったから。そのまま動かないでね…

(ディープキス)

ハァ…舌、めちゃくちゃねじ込んでやったけど…君からヤッてきたんだし、文句ないよね？

練習、かぁ…いいね。彼氏できた時のためにサクッとヤッとこうか。下、脱いで。

そそ、全部。バチくそ愛撫しまくるから。

まずはそのしょぼくれたおちんちん勃たせるために、足の指から舐めてっと…

(足の指を舐める)

あ〜、ちょっとちょっと！いきなり感じすぎじゃない⁉︎ 大丈夫⁉︎

まったくもう…まだ始まったばっかだよ？そんなんでイってたら速攻終わっちゃうじゃん。

そりゃ、君がエロ方面に耐性無いのは知ってっけどさぁ…もうちょっと頑張ってよ…

(しばらく無言で足の指を舐め続ける)

じゃ、次。内腿ね。こうやってスーッと触ったら感じるかなぁ…？

(内腿を愛撫)

ふふふっ…めっちゃイきそうじゃん。効果抜群ってか？おもろw

ほーらぁ…もっと勃たせてよ…

君の実力はこんなもんじゃないでしょ？

もっと撫でてあげよっか？すすーっと繰り返し撫で回して…

あ、ごめん。撫でまわすだけじゃ物足りないよね。唇でチュッチュしてあげる♡

(内腿に吸い付く)

ンッ…フッ…ハァッ…ンッ…

どう…？ヤバくない？

内腿ってさぁ、血管とか神経とかめっちゃ通ってるらしくて…

しかもおちんちんと位置が近いから、触られて感じない男はいないって。友達から聞いた。

つまり君はぁ、あたしにとって体のいい実験体ってこと♡

ね……もっと感じたいでしょ？今度は腰、なぞってあげる。

ほら、後ろ向いて…優しくしてあげるから…ツーって触ってぇ…

(指で腰を下から上までなぞる)

あはっ♪ すっごいビクってした。期待以上の反応ありがと♡

ん？舐めて欲しい？じゃ、お望み通り…

(舌の腹で腰を舐め上げる)

ハァッ、ンッ、フゥッ、ンッ…

ね…気持ちいい？正直に言っていいよ？

あはは…そっか。腰も内腿も君の弱点なんだ。

ふふふ…すごい勃ってきたね♡ そろそろおしゃぶりしよっか♡

へーきへーき…あたしにかかれば昇天不可避だから…

死ぬほどいじめてあげるから…覚悟してね？

(フェ○チオ)

ハァッ、ンッ、フゥッ、ンッ、ハフゥ…

おちんちんってこんな味なんだぁ…独特だけど、酒の締めとしてはありだね♡

あははっ…プルプル震えちゃってさぁ…可愛いかよ、ウケるw

あたしら、今日からただの友達からセフレだね♡

君が望むんならぁ…付き合ってもいいけど？

えー？そんなケチケチしないでよぉ…

まずは段階を踏んで〜なんて、この期に及んで言うことじゃないでしょぉ…？

もういっぱいヤっちゃってるんだしさぁ…

赤ちゃんできたら…責任取ってもらおうかな？ふふふっ♪

さぁ？最初から狙ってた…のかなぁ？よく分かんない。

でも君なら気心も知れてるし…大丈夫だって思うよ、あたしは。

偽装カップルがまさか本物のカップルになりましたー！なんてね♡ ふふふっ♪

ダーメ…まだクチュクチュすんの。突っ込むのはもう少し後で♡

(しばらく無言でフェ○チオ)

あっ…もうイク？射○しちゃう？男汁出しちゃう？

しょーがないなぁ…お預けぶん、思っきし出しちゃおっか♡

(挿入)

ンッ…あぁっ！ンンッ！ハァンッ♡

も、もうちょっとゆっくり…あたしが壊れちゃう、から…

バ、バカァ…濡れちゃうって…ホントに…

で、でも君もなんだかんだいっぱいいっぱい、なのかな…？

あはっ…楽しい？あたしもだよ♡

男ならちゃんと責任持ってイかせてよ…ね？




んっ…あれ？もう朝じゃん…

(あくび)

よく寝た〜…おはよ〜…

…は？え、何これ…なんでこんなにティッシュとゴムが…てか、布団も濡れてる…まさか…

あ……お、起きた？おはよ…

あの、さ…昨日、もしかしなくても…

あっ、あぁ〜！あたしったら、なんてことを…！

酒の勢いでヤっちゃったってことだよね？

うわぁ、マジでやっちまった感…もう完全アウトじゃん、これぇ…

ねー…これからどうする？友達続ける？

セ、セフレ…まぁその辺が塩梅かな、うん…

ハメ外しすぎたぁ…なんで君も止めてくれなかったのよぉ…

そっかぁ…お互い泥酔してたから…

そりゃ、止める人いないよね…はぁ…

ん？いや、全然。ヤったこと自体は後悔してない。

けど、こう、酒の勢いじゃなくて、順当にヤリたかったなーっていうあたしの勝手な意見。

偽装カップルやった日の夜に即本番とか…どっかの出来の悪い三文小説みたい。

と、とりあえずキスでもしとく？朝チュン的な…

(キス)

あ〜…なんかヤった感じする。てか、ヤッちまったね、これ。確実に。

うん…過ぎたことをクヨクヨしてもしょうがないね。

カップルになんのは…お互いの気持ちが今よりもっと深まったらでいいんじゃない？

一線越えちゃったけど…これからも友達としてよろしくお願いします。

・台本（ゆるボイ！）
気心の知れた女友達と酒の勢いで一線を超えてしまった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎