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ダウナークラスメイトと真夜中勉強会のご褒美
written by 霜月鷹
  • 甘々
  • 学生
  • ダウナー
  • ボクっ娘
公開日2022年09月30日 01:18 更新日2022年09月30日 01:18
文字数
1324文字(約 4分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
クラスメイト
視聴者役柄
学生
場所
クラスメイトの自宅
本編
(着信音)

もしもし、君がこんな時間に連絡してくるなんて珍しいね。
今?今は暇だけど……もしかして、何かあったの?
「レポートが行き詰まったから手を貸してほしい」……あはは、それは大変だね。
うん、僕で良ければ力になるよ。
それじゃあ今からそっちに──あぁいや、やっぱり家に来てもらっても良いかな?
実は今さ、僕以外家に誰も居なくて……正直その、ちょっと寂しくて。
うん、ありがとう……それじゃあ、待ってるね。

(通話終了)

(ドアの開閉音)

いらっしゃい、来てくれてありがと。
さっきも言ったけど、僕以外の家族は居ないから遠慮しないで寛いでいってね。
うん、二人とも出張……それもちょっと長めのヤツ。
もし良ければ、しばらく家に泊まってく?
最低でも一ヶ月は帰って来ないから、僕と一緒の部屋で寝るのを許容出来ればだけど……なんてね。
そんな事より、さっさとレポートを終わらせちゃおうよ。
期限ギリギリまで大事に抱え込んでても意味ないし、さっさと終わらせて自由時間を満喫しなきゃ。


ふぅ……とりあえずはこれでOKかな。
うん、頑張ったね──って、もうこんな時間なのか。
このまま家に泊まっていっても大丈夫だけど、君はどうする?
僕としては……君の課題に付き合ってあげたお礼として、今日はこのまま家に居てくれたらな~って思うんだけど。
うん、それじゃあ今日は泊りで決定だね♪
それじゃあ寝る場所とかの用意しとくから、君はシャワー浴びてきちゃいなよ。
シャンプーとかは遠慮しないで、適当に使って良いからね。
あ……歯ブラシは洗面台の戸棚に買い置きのがあるから、好きなの使って。
それじゃあ、私は部屋で寝る準備して待ってるから。

(ドアの開閉音)

あ、来た……我が家のお風呂はどうだったかな?
うん、それは良かった♪
ほらほら、湯冷めしちゃわない内にこっちに──って、どうしたの?
確かにこのベッド、シングルサイズだからちょっと狭いと思うけど……
別に、二人でくっ付いて眠れば問題ないでしょ?

あ……もしかして君、なんか変な事でも考えてる?

あはは、顔が赤くなったよ♪
まったく、君ってば本当に考えてる事が分かり易いね。
君の事を見てたらさ、なんだかイタズラしたくなっちゃったんだ。
とは言え君がこのベッドで寝るのは決定事項だからさ、大人しくこっち来て?

おぉ、君の顔がこんなに近いところに。
言い出したのは僕だけどさ、こんなにお互いの体が近くにあるとその、なんと言うか……ちょっと落ち着かないね。
でも……たまにはこういうの、悪くないかも。
こうやって大好きな人と一緒になって、狭いベッドで二人きり──ん、どうかしたの?
「好きってどういう事」って……どういう事って聞かれても、言葉の通りとしか返せないけど。
だって普通に考えて、好きでもない人とこんな事なんてしないと思うよ?
あはは、君ってば本当に鈍感なんだね♪
鈍感と言えばさ……君、今女の子とベッド上に、しかもこんなに至近距離で一緒になってるんだよ?
僕、これでも頑張って誘ったつもりなんだけど……仕方ない、今夜はもうちょっとだけ勇気を振り絞るとしますか。

遅くなったけど、こんな時間までレポートを頑張った君へのご褒美……僕の事、好きにして良いよ♪
僕の方は心の準備も出来てるから、後は君次第だよ。

据え膳食わぬは何とやら……僕からのご褒美、君は受け取ってくれるかな?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ダウナークラスメイトと真夜中勉強会のご褒美
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
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