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彼女になりすました彼女の妹の色仕掛けにまんまと引っかかった
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 色仕掛け
  • インモラル
  • ヤンデレ
  • 年下
  • 彼女の妹
  • 双子
  • 逆NTR
  • 誘惑
公開日2022年12月26日 09:42 更新日2022年12月26日 09:42
文字数
2106文字(約 7分2秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女の妹
視聴者役柄
姉の彼氏
場所
お互いの自宅
あらすじ
ある日、男の元に現在進行形で付き合っている彼女が訪ねてきた。しかし、彼女は彼女本人ではなく、彼女の双子の妹だった。男に思わせぶりな態度を取りつつ、その日は帰っていった。ところが別の日に男が彼女の家を訪ねた時も、彼女本人が出迎えたかと思いきや、またしても妹の方で…?
本編
(インターホン)

こんにちは。その、遊びに来た…
上がっていい?


ありがとう…お邪魔します。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


…君、どうしたの?
さっきから人の顔じっと見つめて…


違う。わたしは妹じゃない。
れっきとした姉の方で、君の彼女。


いくら双子で顔が似てるからってそれはない。


そもそも、妹と入れ替わるメリットないから。
あまり変なこと言わないで。


…そ。反省してるんならいいけど。


君は、さ…実は妹みたいな明るい性格の子
の方が好きだったりする?


そう…だったら妹と付き合えば?
わたしみたいな根暗女なんかじゃ、
君とは釣り合わn…んっ!


(キスされる)


いきなり何するの…?
人が話してる途中で…


そ、そう…ありがとう。
君にそう言ってもらえるのは嬉しい。


けど…不意打ちのキスは卑怯。
だからお返し。ンッ…


(キス)


ふふっ…こういうのも案外悪くないかも。
君相手なら尚更…


え?な、何、急に?
そんな真面目な顔して…
らしくないよ?


え……いや、だから違うって。
わたしは妹なんかじゃ…


大体、キスの仕方が違うくらいで
わたしを妹だって疑うのは酷くない?


え、あ……ふふっ、あはは…!


あーあ…騙し通せる自信あったのになぁ…
ざーんねん。


そういや忘れてた。お姉ちゃん、
お兄さんの腰に手ェ回すときは
左からだったね。失敗したー。


さすがお兄さん。お姉ちゃんのこと
よく見てるね。愛のなせる技ってやつ?


ふふ♪ そういうお姉ちゃん
一途なとこもあたし的には
悪くないかも。


ま、バレちゃったことだし、今日は帰るね。
バイバーイ♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(インターホン)


あ、いらっしゃい。来てくれてありがとう。


うん…君のこと、待ってた。


妹?今は出かけてるけど…なんで?


あ、そうなんだ…それはごめんね。
妹が迷惑かけちゃって…


そうだね、ごめん。玄関で立ち話も
なんだし、上がって。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そっか…妹がわたしに変装して君の家に…


ごめん…あの子、イタズラ好きで
すぐそういうことするから…


それで妹に何かされた?
い、いかがわしいこととか…


そう?大丈夫ならいいけど…


でもやっぱりちょっと心配…
匂い、嗅がせてもらっていい?


ありがとう。ちょっと失礼するね…


(匂いを嗅ぐ)


大丈夫…なのかな?多分…


まぁでも数日経ってるし…
匂いなんて消えてるよね…


だ、ダメ…!まだ堪能してたい…
君の匂い…


(さらに強く匂いを嗅ぐ)


はぁ〜…良い匂い。
ずっと嗅いでいたい…


お姉ちゃん、毎日こんな匂い嗅いでんだ…
羨ましいっていうか妬ましいっていうか…


…あはっ♪ 残念でした♪
またしても妹ちゃんでした〜♪
ふふふっ♪


今度は見抜けなかったみたいだね…
お姉ちゃんへの愛が足りなかったのかなー?


(強くしがみつく)


ギュー…もう離さないもん。
お兄さんはあたしのモノだって
決めたもんねー。


ねぇねぇ、どうだった?
今回は完璧だったくない?
お姉ちゃんのモノマネ…


見分けつかなかったでしょ?
当然だよね。お姉ちゃんのしぐさや
動きの癖とか完璧にコピーしたもん。


ほら…服装も靴もバッグも、
あとバッグにつけてるキーホルダーも
ぜーんぶお姉ちゃんと同じモノにしたよ?
もはや完全にお姉ちゃんそのものだよね。


ふふふっ…さぁ?
なんでこんなことしたと思う?
当ててみて?


そ、正解。お兄さんのこと欲しくなったから。


理由なんて簡単だよ…あの時のこと
覚えてるでしょ?


そうそう。あたしがキモい男とワンナイト
しそうになった時にこっそり連れ出して
くれた時のアレ。


あの時マジ大変だったー。
てか、人生最大の危機だったかも。


あ、あはは〜…それは面目ない。
一応反省してる。


いくらむしゃくしゃしても
男遊びなんて気軽にするもんじゃないね。
身に染みて分かった。


ま、それはともかく…いいでしょ?
あたしと付き合おうよ。ねっ?


あはは…やっぱダメ?
あたしよりお姉ちゃん選んじゃう?


でもさぁ…最近お姉ちゃんとは
ギクシャクしてるんでしょ?


知ってる知ってる。お姉ちゃん、
お兄さんがエッチに応じてくれないの
あたしに相談してきたし。


レスになってんでしょ?お姉ちゃんと…


ふぅん…?イマイチ気分になれない?


それでなんやかんや、お姉ちゃんからの
誘い、拒否してるんだ。


お姉ちゃん、口下手だからねー。
お互い普段からコミュニケーションが
うまく取れてないから、レスになってる
のかもしれないよ?


ま、今回に限っては好都合なんだけどねー…
お兄さんをモノにするチャンスって意味で。


おやおや〜?
お兄さん、なんか
迷ってるように見えるね。


口ではあたしのこと否定してるけど
抱くのはやめてないじゃん?
つまりはそういうことなんだよ、きっと。


そんなことあるって。ほら、
自分の心に正直になってみて?


絶対今、妹の方がいいんじゃないかって
思ってるでしょ?


いいんだよ、それで…
人の気持ちなんて変わって当たり前だし。


お兄さんは真面目すぎるんだよ。
もっと楽に考えようよ。ねっ?


それにほら…見た目がほぼ同じだって
言っても、ここの大きさだけは違うじゃん?


お兄さんも大きい方が好きでしょ?
視線、チラチラ下に向いてるの丸見えだからね〜?


ふふふっ…あともう一押しかな?


お姉ちゃんとレス解消したいんならさ、
あたしを練習台に使いなよ。
相手、いくらでもシてあげるよ?


あ、けどもしお姉ちゃんより
気持ちよくしてあげられたら…
あたしに乗り換えてもいいよ?


あたしはいつでも待ってるからね?お兄さん♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
彼女になりすました彼女の妹の色仕掛けにまんまと引っかかった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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