- ファンタジー
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公開日2023年09月24日 08:48
更新日2023年09月24日 08:48
文字数
1592文字(約 5分19秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
雪女、メデューサ
視聴者役柄
人間
場所
メデューサのアトリエ
あらすじ
男はモテ期を迎えていたー男を氷漬けにすることで有名な雪女と、男を石に変えることで有名なメデューサに狙われる日々。そして決戦の舞台は、メデューサのアトリエという名の自宅へと移って…?
本編
A.雪女
B.メデューサ
(扉が開く)
A.あぁ、こんなところにいましたか。ご無事で何よりです。さぁ、早く帰りましょう?わたしたちの愛の巣に…♡
B.ちょっと…勝手に人ん家に上がり込んで、何してるの?ていうか、わたしの大事な素材に手を触れようとしないで。これから彼はわたしの芸術作品になるの。悪いけど、お引き取り願える?
A.おっしゃっている意味がよくわかりません。彼はわたしの夫ですよ?そちらこそ、勝手に人の旦那に手を出さないでください。彼は返してもらいますから。
B.は?彼がいつ、貴女のモノになったの?どこからどう見ても清らかな身体の彼が、貴女の夫だなんてあり得ないわよ。人違いじゃない?
A.いいえ。彼はわたしの夫です。ほら、彼の左手の薬指に、わたし特製の結婚指輪が嵌められているじゃないですか。まさか指輪が見えないほど、盲目というわけでもありませんよね?
B.ふん…くだらない。彼の顔が「無理やり嵌めさせられた」って言ってるから、どう考えても合意ではないわね。指輪を嵌めただけで妻を気取るなんて、片腹痛いにも程があるわよ。しかも氷の指輪だなんて、彼の指が凍結してしまうじゃない。完璧な作品に仕上げるためにも、さっさと外してあげないと…
A.あの、人の夫を作品呼ばわりするの、いい加減やめてもらえます?彼は貴女の私利私欲を満たす道具ではありません。わたしの愛を一身に受けるべき存在なんです。あとさりげなく指輪を外そうとしないでください。氷漬けにしますよ?
B.へぇ〜?わたしを氷漬けに、ねぇ?やれるものならやってみれば?その前に、貴女が醜い石像と化してしまうだろうけど。
A.無駄です。わたしの彼に対する熱い思いがある限り、貴女のチンケな魔眼など無意味。メデュなんとかさんは芸術家らしく、一生アトリエに引きこもっててください。とにかく、彼は返してもらいますので。
B.嫌よ。彼はわたしの芸術を実現するための大切な素材だもの。素材である以上、わたしの方が貴女より彼を大切に扱える。自称妻の雪女さん?
A.やはり引きこもりの芸術家さんには話が通じないようですね…まぁ、彼を誘拐した時点で、穏便に終わらせるつもりはありませんでしたが。
B.そう?わたしは貴女さえ手を出してこなければ、穏便に済ませるつもりだったのだけど。まぁ、こうなった以上は、薄汚い石像が一つ増えるのもやむを得ないわよね。覚悟はいい?
A.あいにく、人の夫に手を出すような性根の腐った女の言うことに貸す耳は持ち合わせておりませんので。貴女のことは氷像にした上で、肉体ごと木っ端微塵に粉砕してあげます。ご自身が砕ける音を聞きながら、大人しく天に召されてください。
A.ふっ…!
B.はぁっ…!
(Aが氷結能力を、Bが石化能力を同時に発動)
A.むっ…氷結が相殺されるとは…これは予想外です。
B.ちっ…魔眼の力と相打ちだなんて、こんなの聞いてないわよ…!ムカつくわね…!
A.それはお互い様です。しかし、これでは埒があきませんね…このままだと、共倒れになってしまいます。
B.悔しいけど、その通りね……ねぇ、君。君はあの女に氷漬けにされるのと、わたしに石化されるの、どっちがいい?もちろん、わたしよね?
A.君はわたしの夫なんですから、妻であるわたしを選ぶのは当然ですよね?言っておきますが、石になりたいなんていう性癖を開拓した覚えはありませんから。
B.いいじゃない、性癖なんて後からいくらでも開拓すれば。自称妻のイタイ女の戯れ事なんて聞く必要ないから。わたしの作品として、人生大成功しましょ?そっちの方が絶対いいわよ。ね?
(Bが片側から男に縋り付く)
A.どうして貴女の作品になることが、彼の人生大成功に繋がるのか、全くもって意味不明です。君もこんな頭のおかしい自称芸術家の言うことを真に受ける必要はありませんから。愛すべき妻の言うことだけ聞いて。ね?
(Aがもう片側から男に縋り付く)
A.君が愛されたいのは、わたしですよね?
B.君が愛されたいのは、わたしよね?
B.メデューサ
(扉が開く)
A.あぁ、こんなところにいましたか。ご無事で何よりです。さぁ、早く帰りましょう?わたしたちの愛の巣に…♡
B.ちょっと…勝手に人ん家に上がり込んで、何してるの?ていうか、わたしの大事な素材に手を触れようとしないで。これから彼はわたしの芸術作品になるの。悪いけど、お引き取り願える?
A.おっしゃっている意味がよくわかりません。彼はわたしの夫ですよ?そちらこそ、勝手に人の旦那に手を出さないでください。彼は返してもらいますから。
B.は?彼がいつ、貴女のモノになったの?どこからどう見ても清らかな身体の彼が、貴女の夫だなんてあり得ないわよ。人違いじゃない?
A.いいえ。彼はわたしの夫です。ほら、彼の左手の薬指に、わたし特製の結婚指輪が嵌められているじゃないですか。まさか指輪が見えないほど、盲目というわけでもありませんよね?
B.ふん…くだらない。彼の顔が「無理やり嵌めさせられた」って言ってるから、どう考えても合意ではないわね。指輪を嵌めただけで妻を気取るなんて、片腹痛いにも程があるわよ。しかも氷の指輪だなんて、彼の指が凍結してしまうじゃない。完璧な作品に仕上げるためにも、さっさと外してあげないと…
A.あの、人の夫を作品呼ばわりするの、いい加減やめてもらえます?彼は貴女の私利私欲を満たす道具ではありません。わたしの愛を一身に受けるべき存在なんです。あとさりげなく指輪を外そうとしないでください。氷漬けにしますよ?
B.へぇ〜?わたしを氷漬けに、ねぇ?やれるものならやってみれば?その前に、貴女が醜い石像と化してしまうだろうけど。
A.無駄です。わたしの彼に対する熱い思いがある限り、貴女のチンケな魔眼など無意味。メデュなんとかさんは芸術家らしく、一生アトリエに引きこもっててください。とにかく、彼は返してもらいますので。
B.嫌よ。彼はわたしの芸術を実現するための大切な素材だもの。素材である以上、わたしの方が貴女より彼を大切に扱える。自称妻の雪女さん?
A.やはり引きこもりの芸術家さんには話が通じないようですね…まぁ、彼を誘拐した時点で、穏便に終わらせるつもりはありませんでしたが。
B.そう?わたしは貴女さえ手を出してこなければ、穏便に済ませるつもりだったのだけど。まぁ、こうなった以上は、薄汚い石像が一つ増えるのもやむを得ないわよね。覚悟はいい?
A.あいにく、人の夫に手を出すような性根の腐った女の言うことに貸す耳は持ち合わせておりませんので。貴女のことは氷像にした上で、肉体ごと木っ端微塵に粉砕してあげます。ご自身が砕ける音を聞きながら、大人しく天に召されてください。
A.ふっ…!
B.はぁっ…!
(Aが氷結能力を、Bが石化能力を同時に発動)
A.むっ…氷結が相殺されるとは…これは予想外です。
B.ちっ…魔眼の力と相打ちだなんて、こんなの聞いてないわよ…!ムカつくわね…!
A.それはお互い様です。しかし、これでは埒があきませんね…このままだと、共倒れになってしまいます。
B.悔しいけど、その通りね……ねぇ、君。君はあの女に氷漬けにされるのと、わたしに石化されるの、どっちがいい?もちろん、わたしよね?
A.君はわたしの夫なんですから、妻であるわたしを選ぶのは当然ですよね?言っておきますが、石になりたいなんていう性癖を開拓した覚えはありませんから。
B.いいじゃない、性癖なんて後からいくらでも開拓すれば。自称妻のイタイ女の戯れ事なんて聞く必要ないから。わたしの作品として、人生大成功しましょ?そっちの方が絶対いいわよ。ね?
(Bが片側から男に縋り付く)
A.どうして貴女の作品になることが、彼の人生大成功に繋がるのか、全くもって意味不明です。君もこんな頭のおかしい自称芸術家の言うことを真に受ける必要はありませんから。愛すべき妻の言うことだけ聞いて。ね?
(Aがもう片側から男に縋り付く)
A.君が愛されたいのは、わたしですよね?
B.君が愛されたいのは、わたしよね?
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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