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【甘々/高身長】朝起きたらペットの蛇がちょっとだけ愛が重い高身長女子になっていた
written by 霜月鷹
  • 甘々
  • 擬人化
  • 愛が重い
公開日2024年02月24日 14:45 更新日2024年02月24日 14:45
文字数
1445文字(約 4分49秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ペットの蛇(何故か人間になってる)
視聴者役柄
特になし
場所
自宅
本編
あ、起きた……おはよ。
ごめんねぇ、寝起きでこんなでっけぇ女……流石にビビる?
怖かったら悪いんだけど、ここで君に質問!
私は一体、どこの誰でしょうか?
ノーヒントは流石に厳しいから、ちょっとだけヒントを──は?

え……いや、マジ?

まぁ、えっと……うん、当たってはいるけどさぁ……
ノーヒントで正解されるとは思ってなかったっていうか、なんで私だって分かったの?
目と髪の色ねぇ……まぁ確かに、蛇だった時から変わってないけど。
でもさぁ、それだけで判断すんのは流石にマズくない?
もしそれで私を騙る不審者だったら、今頃ご主人は大変な事になってたと思うけど……というかさぁ!
さっきから気になって仕方なかったんだけど、普通はなんというかこう……もっと驚かない?
「毎日たっぷりの愛情を注いでたペットの蛇が、朝起きたら綺麗で素敵な女の人になってました~!」とか、普通に考えてありえないと思うんだけど。

(溜息)

全然驚かないって、そうですか……私の方が驚かせる側だったのに、ご主人の態度に驚かされたよ。
ま、私みたいな気難しい蛇に一目惚れしたとか言ってる変人だし、今さら何を言ったところで無駄なのかもねぇ……
それよりさぁ……この部屋、ちょっと寒くない?
「全然寒くない」って、そんな暖かそうなところに潜って何言ってるんだか……あぁもう!
人間になったとしても、蛇は寒いのがとっても苦手なんです~!
それでなんだけどさぁ、このままだと私~寒くて凍え死んじゃうからさぁ……布団の中、お邪魔していい?
別に良いじゃん、私達って今までもあんなに激しいスキンシップしてたんだし、この程度へーきだよへーき。
それじゃ、お邪魔しま~す。

うわぁ……あったかい……幸せだぁ……
ご主人の体温、やっぱ気持ち良いなぁ……
にしてもさぁ、私よりちっこいご主人って、なんというかこう……めっちゃゾクゾクしてくる。
あぁヤバい……なんかご主人のこと、思いっきり食べたくなってきちゃった。
ご主人がくれてた餌のネズミみたいに、一口で丸呑みに……なんてね。
まぁ今の私がご主人を丸呑みなんて無理だから、残念だけど妄想に留めとくよ。

あ、そうだ……!
私の体って、ご主人的にはどう?
ほらご主人って、前に「自分よりも背の高い人がタイプ」って言ってたじゃん?
私、けっこういい線いってると思うんだよね──本当に!?
良かった~!
私、どうせ人間になれるならご主人に気に入ってもらえるような姿になりたいって思ってたの。
だからさ、朝起きて体がこうなってるのを見て、正直めっちゃテンション上がったんだ♪
今までよりもずっと、ご主人との距離を縮める事ができる。
蛇だった頃より、もっとも~っとご主人に愛してもらえるって思ってさ……私、すっごい嬉しかったんだ。
ん、どしたの?
「どんな姿でも君が好き」ねぇ……嬉しいこと言ってくれるじゃん、ありがとね。

あのさぁご主人、ちょっといい?
蛇って、超が付くほど執念深いの……ご主人なら知ってるよね?

私ね、ご主人の事を絶対に離したくなくなっちゃったんだ。

これから先、死ぬまでず~っと……ううん、死んでも離さない。
生まれ変わったご主人を必ず見つけ出して、こうやって──
(ハグ)
ぎゅ~って、思いっきりご主人を抱きしめるの♪
そうやって生まれ変わったご主人が死んで、また別の誰かに生まれ変わっても、必ずご主人の事を見つける。
いつまでもずっと、永遠に……ふふ♪
蛇はね、昔から永遠を象徴する動物って言われてるの。
だからね、私がご主人に向ける愛情も永遠。
これから先、何があっても絶対……絶対に消えることはないの。
だからね、ご主人──

未来永劫、永遠に消えることのない私の愛情……ちゃんと受け止めてよね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【甘々/高身長】朝起きたらペットの蛇がちょっとだけ愛が重い高身長女子になっていた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
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