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【狂愛】王女の妹に愛されすぎた男の末路…
written by 松平蒼太郎
  • 嫉妬
  • インモラル
  • 拘束
  • 監禁
  • 年下
  • 王女
  • DV
  • ヤンデレ
公開日2024年04月09日 12:38 更新日2024年04月09日 12:40
文字数
1338文字(約 4分28秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
場所
反省部屋
あらすじ
とある国の王子は、王女である妹に監禁されていた。どうやら、社交パーティーで、他の女性を抱き寄せたことが、彼女の勘に触ったようで…?
本編
(反省部屋の扉を開ける)


お兄様…そろそろ反省しました?自分がいかに愚かな行いをしたか…社交パーティーで、わたくし以外の女性を進んで抱き寄せるなどとは…貴方は、わたくしだけのお兄様ですのよ?


あら、本当?それは嬉しいですわ、ねっ…!


(腹蹴り)


まったく…そのような反抗的な目で反省したと言われましても、困りますわ。本当はわたくしのことを疎ましく思っているのでしょう?


あら、そう…やっぱり先ほどのは、口先だけの反省でしたのね。ホント、人を舐め腐っているというか…


まぁ、いいですわ…ここまできたら、最終手段です。もはやどんな拷問も調教も不要。お兄様には、わたくしの理想のお兄様になっていただくお薬を飲んでもらいますわ。


えぇ、ありますよ?こちらの錠剤、効き目は遅いですが、効果自体はかなりのモノなんですのよ?まぁ、とにかくお試しで飲んでみて……って、ちょっと、もう…!暴れないでっ、くださいっ…!


(抵抗する兄を取り押さえる)


まったく…!世話の焼けるお兄様、ですわねっ…!ほら、アーンして!アーン!


くっ…!メイド長!いるんでしょう⁉︎ お兄様のことを少し押さえててください!


(メイド長がすっ飛んできて、男を取り押さえる)


はぁ、はぁ…お兄様、貴方って人は…!あまりわたくしの手を焼かせないでちょうだい!こうなったら…んっ…!


(薬を口移しで飲ませる)


ふぅ…ほんとはもうちょっとロマンチックな雰囲気でキスをしたかったのですけれど、仕方ありませんわ…これもすべて、わたくしとお兄様の未来のため…


…メイド長、ご苦労様。もう下がっていいわ。


(メイド長、退室)


さて…お兄様?薬の効き目が表れるまで時間はあることですし…わたくしがいかにお兄様を愛してるか、耳をかっぽじって、よーくお聞きくださいまし?


いいですか?お兄様はこの国の王子であり、同様にわたくしはこの国の王女。つまり、わたくしたちは王族で、血のつながった家族なのですわ。


「だから?」ではありません。血のつながりは、そのまま絆の強さにつながります。おまけにわたくしたち、同じ乳母のもとで育てられましたしね。


えぇ、そうです。わたくしとお兄様は小さい頃からずーっと一緒だった…当然、これからもそうあるべきなのです。


ですから、他の女性との婚姻など許しません。お兄様のそばにはわたくし一人がいればそれで十分。でしょう?


お世継ぎ問題なら心配要りませんわ。そんなの、養子を取れば済むだけの話ですし。実子にこだわる必要などどこにもありませんので。


いいえ?それも問題ありません。お父様など所詮、ただのお飾り。政治の実権はお母様が全て握っておいでです。そしてそのお母様はわたくしの味方。言ってる意味、分かりますわよね?


えぇ…お兄様がいくら駄々を捏ねても無駄だということ。お兄様はわたくしのそばにいるしかないので、実質的に恋人ということになりますわ♡


えぇ。無論わかっております。兄妹同士で堂々と結婚はできません。ですが、他の女を寄せ付けず、二人で恋人らしく過ごすことは可能でしょう?


はい♡ お兄様のそばにはわたくしさえいればいい…だって、お兄様のことを本当に理解しているのは、わたくしだけなんですから♡


大丈夫…そのうち薬の効果は表れます。お兄様はいつしかわたくしのことを本気で好きになりますから…その時をどうか心待ちにしておいてくださいね♡ うふふっ♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【狂愛】王女の妹に愛されすぎた男の末路…
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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