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【ASMR/ファンタジー】口下手なツンデレ人魚の信頼耳かき
written by 松平蒼太郎
  • ラブラブ
  • 甘々
  • ファンタジー
  • 罵倒
  • 耳かき
  • 癒し
  • ツンデレ
  • マーメイド
  • 炭酸綿棒
公開日2025年05月01日 20:46 更新日2025年05月01日 20:46
文字数
3549文字(約 11分50秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
マーメイドの少女
視聴者役柄
漁師の男
場所
海岸
あらすじ
片田舎で漁師をやっている青年は、近くの海に住んでいるらしい人魚の女の子と軽口を叩く仲であった。その日、あっち向いてホイの勝負に勝った彼は、彼女に耳かきをしてもらうことになったのだが、ほんの少し、二人の関係に進展があって…?

※マーメイド…魔界から進出してきた魚人族。上半身が人間で、下半身が尾ひれの、いわゆる人魚というやつ。彼ら彼女らの浄化魔法により、世界中の汚れた海は一瞬で綺麗な海へと変貌した。ごく少数ではあるが、陸地で暮らす個体も存在する。
本編
んぁ…くっ、うぅ〜…!よく寝たぁ…


…あれ?漁師くん?どったの?あたしに何か用?


ぶっ…!ね、寝顔見てたって…!悪趣味だろ!今すぐ記憶から消せ!消せ!


(彼の肩を両手で掴んでガクガクさせる)


く…!この、強情だなぁ〜…!頭悪そうな顔してるくせに…!


え、違うの?頭、悪いんじゃないの?


はははw ごめんごめんw ちょっと正直に暴露しすぎたw もう少しオブラートに包むべきだったねw


てかさー、君はなんであたしの秘密のスポットを把握してんの?


ここ、人は立ち寄らないような断崖絶壁の下だよ?こんな辺鄙なとこにわざわざ来るの、おかしくない?


へ〜…つまりは、あたしのストーカーと。この変態。犯罪者。


はぁ〜?想像してた人魚と違うって、どーゆーことよ?どんな人魚を想像してたわけ?


あははw 何それw おとぎ話の読みすぎでしょw そんなお清楚なのがどこにいるんだってw


え?いないと思うけど?少なくとも、あたしの知る限りではね。


…夢破れたりって顔してるね。人魚にあんま夢見んなよ〜。大体、あたしみたいな俗っぽいのが多いから。


あ、それよりさ〜…はい、これ。耳かき棒。あたしに耳かきしてよ。


は?普通はあたしがする側?


いや、知らないし。ちょっと耳痒くなってきたから、やってよ。


あ、じゃあ、わかった。向こうの岸まで、泳ぎで勝負しよ?勝った方が負けた方に耳かきしてもらうってことで。


え〜…泳ぎはダメ?不公平?


わがままだな〜…じゃあ、あっち向いてホイ。あっち向いてホイで、勝負しよ?これなら公平でしょ?


おけおけ。それじゃー、早速…じゃーんけーん、ぽん!


うげ…負けた。まぁ、しゃーない…次に勝てばそれで…


……アアア!ちょ、今のズルくない⁉︎ フェイント使うのはズルいって!ねぇ!


むっか〜…!もういい!わかった!耳かきすればいいんでしょ、すれば!


ほら、ここ!あたしの膝!このヌルヌルの尾ひれに頭乗っけな⁉︎


く…!このクソ坊主め〜…!ホンット、ムカつくわ〜…!


(咳払い)


ま、まぁいいや…『清楚な』人魚姫の癒し耳かき、たっぷり堪能なさい?いくよ…


(耳かき)


ど、どうかな…?耳かき、気持ちいい?


ホント?えへへ、よかったぁ…


…は?ちょ、それ、どーいうこと⁉︎ 清楚ぶってるポンコツ人魚って…!


こ、こいつ…!好き放題、ペラペラペラペラ…!


あたしだって、君みたいな丸坊主頭より、髪がフサフサな白馬の王子様のがよかったし!バーカ、バーカ!


(クソデカため息)


あ〜、もういいや…なんか疲れたし、一時休戦しよ。


ねぇ…もしさ、君好みの清楚系人魚が現れたら、あたしと縁は切る…?


はは…友達枠かぁ。まぁ、そりゃそうだわねー…


うん…あたしも、そう。


君よりイケメンで、優しい王子様みたいな人が現れたら、君なんか眼中にないと思う。


…ま!そんな人が、こんな片田舎にいるわけないんだけどねー!あはは!


う、うん…そうだね。この話はやめにしよっか…なんか虚しくなるし。


(しばらく無言で耳かき)


今更だけど君、耳ん中汚すぎない?自分でもっと耳かきした方がいいよ?


え〜?なんであたしが…あたし、君の彼女じゃないんだが?


…ッ⁉︎ バ、バババ、バカ言ってんじゃないよ!誰が君みたいなノンデリと!


あたしと付き合いたかったらねぇ!まずは、頭のてっぺんをフサフサにして、それから…!


ちょ…!自分から言い出しといて…!これだから非モテ坊主は!


…は?きゅ、急に何…?今更おだてたって、そうはいかない…


…う、それはどういたしまして///


まぁ、お礼の言葉くらいなら素直に受け取ってあげなくもない…かな?///


まぁ、あたしたちマーメイドとしても?海洋汚染なんてされたら、それこそ海に住めなくなるし?浄化魔法で綺麗にするのは当たり前ってゆーか?フツーにお茶の子さいさいだし?


…海洋プラスチック?あんなの、全部クラーケンが食べたけど?


うん…一応、同盟関係は結んでるから。


そ。お互い協力して、より良い環境の海に変えましょうって協定結んでんの。アイツら、けっこう悪食で、大体なんでも食うし。


そのおかげで、見てよ…海の底まで見えるくらい、水面が透き通ってない?


ふふ、そうそう。君は素直にあたしに感謝してればいいの。


漁師くんたちが心置きなく漁をできるのも、あたしたちマーメイドが海を綺麗に保ってるおかげなんだからね?跪いて、感謝なさい?


え?あ、うん…/// その、そこまで素直に反応されると、逆に照れるんだけど///


〜〜〜ッ/// バカ、調子狂うなぁ/// ホント、この口は…!このっ、このっ…!


ふー…!よし、こっちの耳かき終わり!仕上げに炭酸綿棒、いくよ…


(炭酸綿棒)


ん?何?どうして綿棒に炭酸を付与できるのかって?


君ねぇ…水魔法が得意なマーメイドが、炭酸くらい作れなくてどうすんの。


そうだよ…魔法って、意外とバカにできないんだから。


ほーら…シュワシュワ〜って、耳の中で炭酸が弾ける感覚…とくと味わいなさい?


ふふふ♪ ほら、もっともっと♪ 炭酸の勢いが増してくよ〜♪ パチパチ〜、パチパチ〜♪


あははっ♪ 傑作傑作〜♪ 思ったより良い反応すんじゃん♪ さいっこう♪


いやぁ…w なかなか良いもの見せてもらったw ありがとw


はいはーい…もう慣れたんだよねー?反応見れば、わかるよー。


ま、これ以上、炭酸の強度上げたら、君の耳が壊れるから、この辺で止めとくか〜…


……え?あ、あ〜…それ、今突っ込んでくるかぁ…


えっと、ね?耳かき棒と綿棒を持ってるのは、その……た、たまたま!


たまたま、家から持ち出してきてたみたい!いやー、なんでだろーなー!あはは!


…う、うるさいなぁ!/// 最初からやる気満々とか、そーいうんじゃないから!勘違いすんな!


ったく、もぅ…/// さっきまでの素直さはどこいったんだか…///


(しばらく無言で炭酸綿棒)


とりあえず、炭酸綿棒はこれで終わりね。お疲れ様。


じゃ、反対の耳やるから、身体の向き変えて?


ん…/// そそ、そんな感じ///


…うるさい/// ちょっとくすぐったかっただけだから/// さっさと始めるよ///


(耳かき)


こっちもきたな…ったく、普段から耳の手入れくらい、自分でしなよ…世話が焼ける。


や、やだよ/// なんであたしが君の世話なんか…/// あたしにメリットないじゃん///


……ホント?魚料理作ってくれんの?それは少し、食べたいかも…///


う、うん…/// 今度、浜辺で焼いた魚食べさせてもらうから/// 約束ね?


(小声で) ふふ、やった♪ コイツの魚料理、絶品なんだよね〜♪


だ、誰が食いしん坊か!てか、あたしの独り言に反応すな!


…また話を逸らした。今度は何?


…足?魔法で陸地を歩けるようになるかってこと?


ん〜…短時間なら、大丈夫かも。足地魔法はまだ完全に習得してないんだよね〜…アレ、けっこうむずいし。


でも、なんで?まさかあたしと陸地でデートしたいとか?なーんて、あはは…


…ッ⁉︎ いや、ちょっと…⁉︎ い、いきなり何言って…!


くっ…!どーせそんなことだろうと思ったよ!


でも残念でしたー!君みたいな、ノンデリ坊主くんに彼女なんてできるわけないしー?むしろ、そんなのできたら、奇跡だよ。


まぁ、でも…魔法を使えるあたしなら、そういう奇跡も、起こせちゃったり…?


な、何でもない…とりあえず耳かき、続けるね…///


(しばらく無言で耳かき)


ん……奥の方も取れた。あとは全体の残りを掠め取って…


…よし、こんなもので大丈夫かな。最後、仕上げに炭酸綿棒するね。


(炭酸綿棒)


ふふ、シュワシュワ〜♪ シュワシュワ〜♪


このパチパチ弾ける音を楽しみな〜?ほれほれ〜♪ ふふふ♪


…んー?なーに?またくだらないこと言ったら、今度こそぶっ飛ばす……


……へ?えええっ⁉︎


あっ、あたしが、かわ、可愛いっ⁉︎


あっ、ごっ、ごめん!手が滑った!てか、君が変なこと言うから!


本気って…バカ/// どーせ、またからかって終わりでしょ?オチが見えてんのよ、オチが///


な、何よ…真面目な顔しちゃって/// そーいうの、君には似合わないよ?


…ふっ、ふーん?そうなんだ…/// そういうふうに、あたしのこと…///


…じゃあさ、あたしからも言わせてもらうね?


君って正直、見た目はそんなカッコよくないけど…人間だからって、あたしをむやみに持ち上げたりしないじゃん?そーいうとこが好き。


うん…好きだよ?マーメイドのあたしと遠慮なく、対等に話してくれるとこが好き。


そんな君だから、あたしも耳かきする気になった…こんなことするの、君にだけだからね?


ふん…ま、信じるかどうかは、君次第だけど。


とりあえず…ほらっ!炭酸綿棒終わり!お疲れ様!


あー、えっと…じゃあ、さっき話した足地魔法、お披露目するね?


(尾ひれを人間の足に変える)


ど、どう?/// あたしの、生足…変じゃない?///


す、スカートは今、作ったの!魔法で!


バカ!下が丸見えは痴女でしょーが!女の子をそーいう目で見んな!変態!


ほら、さっさと起きる!少しの間だけ、その辺散歩するから!


ん…じゃあ、あたしも立って……ひゃ!


(彼が起き上がったのと同時に、立ち上がろうとするが、よろけてしまう)


…!あ、ごめ…!いきなりよろけて…!だ、大丈夫…?


そ、そう…受け止めてくれて、ありがと/// 君の身体、意外とがっしりしてるんだ///


ん…それじゃ、エスコートよろしく/// あたしの手、ちゃんと握っててよね///
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ASMR/ファンタジー】口下手なツンデレ人魚の信頼耳かき
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・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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