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【くもらせ×プチ修羅場】大事な後輩は捨て置けない
written by 松平蒼太郎
  • シリアス
  • 敬語
  • 病院
  • 後輩
  • 年下
  • 入院
  • くもらせ
  • 悩み相談
  • お見舞い
公開日2025年12月17日 08:16 更新日2025年12月17日 08:16
文字数
1846文字(約 6分10秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩女子
視聴者役柄
先輩男子
場所
男子宅→病室
あらすじ
ある日、会社から帰ると、玄関前になぜか高校時代の後輩がいた。何か訳アリらしい彼女の話を聞くべく、部屋に上げる。するとどうやら、現在交際中の彼氏からDVを受けているとのことで…?
本編
【前編】~先輩の家~


あ……せん、ぱい…その、お久しぶりです…


いえ、その…いきなり玄関前で待ち伏せしてたのはすみません。ちょっと相談したいことが…


……ありがとうございます。お邪魔します…


(家に上げてもらう)


すみません…仕事終わりで疲れてるのに…


…いえ、大丈夫です。そこまで気を遣っていただかなくて…


とりあえず本題に入りますね…実はその、わたし、現在交際中の彼氏がいるんですけど…


……ッ、よ、よく分かりましたね。わたしがDVされてるってこと…


ふふ…何もかもお見通しですか。まぁ、昔からその手の勘は良かったですからね、先輩…


いえ、助けて欲しいとかそういうんじゃなくて…ちょっと悩みを打ち明けたかっただけで…


その、だって…先輩じゃたぶん、歯が立たないし…わたしの彼氏、けっこう強いですから…


ヤクザ…ではないですけど、それに近い感じですね。ちょっとチンピラ風?みたいな…


そ、それは…その、友達に勧められて…「あの人とならお似合いだよ」って言われて、それで…


さ、最初はいい人だと思ったんです…でもだんだん、同棲してるうちに、暴力をちらつかせるようになってきて…


うぅ…言われなくても、分かってますよ。わたしが、男を見る目のないバカだってことぐらい…


いえ、その…ずっと付き合い続ける気は、ないですけど…


……そりゃあ、別れたいですよ。でも、わたしから別れを切り出したら、今度こそ何されるか…


……え?しょ、正気ですか?先輩…今から一緒に行ってやるって…


先輩もタダじゃ済まないかもですし…というかそもそも、これはわたしの問題であって、先輩は関係な…


……返す言葉もございません。先に先輩を頼ったのはわたしですもんね…


…でも、どうしてそこまで?そりゃあ先輩には高校時代にたくさんお世話になりましたし、それなりに仲が良かったとは思いますけど…先輩にそこまでしてもらうほど、わたしが何かした覚えは…


……大切な、後輩。たったそれだけの理由で…?


でもそれは高校時代だけの話で…卒業してからは、ほとんど連絡も…


…ズルいなぁ。そんな言い方されたら断れませんよ…また高校の時みたく、頼りたくなっちゃうじゃないですか…


…わかりました。もう言い訳はしません。


わたしは先輩に助けられる程度の価値はあるんだって…そう思うようにします。


はい…付き添い、よろしくお願いします。その、頼りにしてますから…///




【後編】~病室~


せ、先輩…お見舞い、来ましたけど…大丈夫ですか…?


いえ、別に…全然負担でもないっていうか…これくらいは、当然ですし…


そ、そうですか…ケガの回復は、順調…よかった、いえ、全然良くないんですけど…


…目的を果たしたから、オッケー?何言ってるんですか…冗談だとしても、笑えないですよ…?


こんな、病院送りにされて…わたしの元カレに、あんな、ボコボコに…


元カレも警察には連れて行かれましたけど…でも、それで先輩が大怪我したんじゃ、意味ないじゃないですか…


全部、わたしが悪いんです…わたしがきちんと自分で別れを切り出していれば…


いえ、そもそも、あんなのと付き合わなければ、先輩がこんな目には…!


…は?俺は嬉しかったって、何がですか?どこにも嬉しい要素なんて、ありませんよね…?入院するほど、酷いケガを負ったのに…


わたしの、味方になれたこと…?い、意味が分かりません…わたしの味方をしたから損したんですよ?先輩は…


…ッ!なん、ですか、それ…わたしの安全は、自分の命より重かったってことですか…?


…バカ!先輩は大バカ者ですよ!


わたしと先輩は、ただの先輩後輩の関係なのに…!わたしはちょっと悩みを打ち明けたかっただけなのに…!


それなのにっ…!誰がこんなことをしてくれって頼みました!?誰が先輩に大怪我を負って欲しいなんて頼みました!?


先輩が酷い目に遭うことなんて望んでなかったのにっ…!それなのに、あんな無茶してっ…!


本当にバカですよ、先輩は…!救いようのない、バカです…!


でも……ありがとうございます。わたしのこと、助けてくれて…


自己犠牲はいただけませんけど…でも、それだけわたしを大切に思っていてくれたのは、素直に嬉しいです。


だから、先輩…わたしも先輩のこと、大切に思っていいですか…?///


ふふ…ありがとうございます。またこれから、たくさん恩返しもしていきますね。


はい、当然です。恩は受けたら返すのが筋ですから。断られても絶対、返しに行きますからね?


ん?あっ…/// えっと、ちょっとわたし、化粧直しに行ってきますね!///


(女子トイレに駆け込む)


ハァ…顔、酷いことになってる。わたし、こんな顔で先輩と話してたんだ…


…先輩はあんなにカッコいいのに。わたしだけブスでいちゃ、ダメだよね…


…ずっと、大切に思っていてくれた、かぁ。


えへ、えへへ…/// あぁ、気持ち悪い顔になってる/// 早く顔、元に戻さないと…/
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【くもらせ×プチ修羅場】大事な後輩は捨て置けない
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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