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【ASMR/耳かき】雪山の精霊からもたらされた癒しと『雪女』の真実
written by 松平蒼太郎
  • 焚火
  • 耳ふー
  • 雪女
  • ファンタジー
  • 色仕掛け
  • 遭難
  • 耳かき
  • 癒し
公開日2025年12月19日 20:42 更新日2025年12月19日 20:42
文字数
2507文字(約 8分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
雪女
視聴者役柄
人間の青年
場所
指定なし
あらすじ
雪山で遭難してしまった貴方は、偶然通りがかった雪女に助けられる。彼女の家に招待された貴方はなんとか人心地つき、九死に一生を得る。ホッとしたのもつかの間、暇を持て余したらしい彼女に何かして欲しいことはないかと聞かれ、貴方は素直に耳かきして欲しいと頼んでみて…?

※1雪女…人熱が大好物な土着の精霊。吸熱という、吸血鬼の吸血に類似した行為をヒトオスに行ない、積極的にツガイにするという習性を持つ。白髪美人で、彼女に魅了された男は、漏れなく吸熱の虜になってしまう。
※2雪神…雪女たちを束ねる上位存在。未だかつて、人類に観測されたことはない。雪山の天候すらも自在に変えられるとのことらしいが、その真偽は果たして…?
本編
あ〜…ねぇ、そこの君。まさか遭難した?この雪山で?


やっぱり…もう死にかけじゃん。雪山登るのに、そんな軽装じゃダメでしょ。


いや…この雪山に限っては、そうとも言えないか。ここ、結界張られてるし。


そう、結界。君みたいな平々凡々な人間が迷い込まないように、雪神様が張ってるんだけど…


それでも、たまーに迷い込んでくる人間がいんの。ちょうど、今の君みたいにね。


ま、今は細かい話は置いといて…とりあえずうちに来れば?こんなところで凍死されても、面倒だし。


ほら、動けないなら、あたしの手ェ取って?引っ張ってあげるから。


(彼を自分の棲家に連れて行く)


どうぞ。あんま広くない家だけど、好きに使っていいよ。今、囲炉裏で火を起こすから…


(囲炉裏で火を起こす)


ほら、火に近づきすぎない程度に暖まって?火傷なんてヘマ、しないようにね。


…そう?少しは生き返った?それならよかった。


…あぁ、自己紹介がまだだったね。


あたしは雪音(ゆきね)。人間からは、雪女って呼ばれてる。


伝説上の妖怪って…それは言い過ぎ。この辺りじゃ雪女くらい、珍しくないから。


それより君はどうして雪山に?まさか遭難したくて、山に登ったわけじゃないでしょ?


へー…?人間の考えることってよくわからない。雪山に登っても寒いだけなのに…


…ん?あぁ、雪女なのに火は平気なのかって?


別にどうってことないよ。暑いのが苦手ってわけでもないし…むしろ熱は大好物な方かな。


…意外?そっか、雪女ってあんまり人間には知られてないんだ。まぁ、普段は雪山にこもってばかりいるから…


…ていうかさ。君は何かして欲しいこと、ある?


なんでって…今、ちょうど手持ち無沙汰だし。あたしにできることであれば、何でもするよ?


…耳、かき?もしかして、耳掃除のこと?


ふーん…耳が痒いから、ね。


(小声で) なんだ…もっとえっちなこと要求されるのかと思った///


…別に何も。それじゃあ、耳掃除の道具取ってくるから、そこで待ってて。


(耳かき棒を取って戻ってくる)


お待たせ。それじゃ、そこの座布団に頭を乗せて?


…膝枕?ダメに決まってるでしょ。


君、さっきまで自分が凍死しかけてたの、もう忘れた?あたしの膝、すっごく冷たいよ?


ん、そういうこと。分かったら早く寝転ぶ。毛布もかけてあげるから。


(寝転んだ彼に毛布をかけてあげる)


これで、よし。それじゃあ早速耳掃除、始めていくね?


(耳かき)


耳掃除なんて初めてしたけど…こんなもんでいい?


そっか…なら、いいけど…


…ふーん?人間って変わってるね。耳掃除されるのが気持ちいいなんて…


…美女にされるのが、いい?


え、あ、その…もしかしなくても、美女って、あたしのこと?///


ふっ、ふーん/// あたしって、美女なんだ…/// 男の子からそんなふうに言われたのは、初めてかも///


ふふ…なんだ、君って女見る目あるじゃん。ちょっと甘く見てたかも///


この、減らず口…それ、あたし以外にも言ってない?/// 言ってたら、怒るよ?///


あっそ…それなら、いいけど…/// さっき死にかけてたのが、嘘みたい///


ま、いいや…今は君の口車に乗ってあげる。こっちとしても、あんまり悪い気はしないしね?///


(小声で) 君なら、いいかもな…/// ここに迷い込んだのも、多分何かの運命だし…///


…別に何も。ほら、いいから君は大人しく耳かきされて。


んー…奥の方、少し取りにくい…


ちょっと待って、軽く裏技使うから…フーッ。


(耳ふーして、耳かき)


はい、取れた。耳垢だけを凍らせて、専用の道具で取り除く…まさに雪女ならではって感じじゃない?


あぁ、それはごめん。一瞬死ぬほど冷えたよね。悪かったよ。


…耳ごと凍らされたかと思った?


ふふ、まぁ、それだけ冷たかったってことでしょ…あたしの吐息。


…ん?何?あの噂って…


…はぁ?男を凍らせて自分の所有物にする?


何それ、意味わかんない。ていうか、雪女に対する風評被害でしょ、それ。


そりゃ、やろうと思えばできるけど…わざわざそんなことしようとは思わないし。だって人間の男には、もっと有用な使い道が…


(咳払い)


…何でもない、こっちの話。


それよりほら、反対の耳もやるから、身体の向き変えて?


そうそう、そんな感じ。じゃ、こっちも中に入れてくから、そのままで…


(耳かき)


ん…まぁ、ほどほどに汚れてるって感じ?同じように落としていけばいっか…


…親切な雪女、ねぇ。ふふふっ…君からはあたしのこと、そう見えるんだ?


…別に?ただ、命を救われた程度で、あたしをいい人認定してくれる君が素直だなって思っただけ。


あっそ…人間として普通、か。


じゃあ人間って、あたしが思ってるより複雑な生き物じゃないんだ…これは意外な収穫かも。


そうだ…あたしからも質問、いい?


うん、まぁ大したことじゃないんだけどさ…


もし、都合のいい美女が目の前に現れたら、交際したいって思う?


都合のいいってのは…キスでも何でもヤらせてくれる、的な?///


ふふっ、そっか…そうなんだ?君としては願ったり叶ったりなんだ?


じゃあさ…もし、その相手があたしみたいな人外…雪女だったとしても受け入れられる?


…酷いことを、しないなら?


ふふ、了解。今の言葉、しっかり頭に入れておくね。


さて…細かいのをチマチマ取り除く作業も面倒になってきたし…ここらでまとめて吹き飛ばしますか。フーッ…


(耳ふーして、耳かき)


ごめん…吐息、冷たかったね。


でもこれで…霜みたいになった耳垢をパリパリって剥がせば…


…はい、すっきりキレイになった。


とりあえず、耳掃除はこれにて終了、お疲れ様。


で、耳かきをやってあげたお礼をしてもらいたいんだけど…ちょっと起き上がってもらっていい?


ん…(抱きつく) ふふ、捕まえた♪ やっとご馳走にありつける♪


ごめんね?あたしの身体、冷たいよね…


だから、今からあっためてもらうの…君の発する、体熱で♡


安心して?君を氷漬けにはしない…そんなことしたら、せっかくの熱が無くなっちゃうし。


君は知らなかったみたいだから教えてあげるけど…雪女にとって最高の食事は、人の体熱。君の発する、あったかい熱が好きなの。


あ、もちろん、君にもメリットはあるよ?


あたしの吸熱を受けると、君の身体は快楽を感じるようになんの。


吸血鬼による吸血、アルラウネによるエナジードレインと同等の行為って言い換えたら分かりやすいかな?


要するに…エネルギーをもらう代わりに、快楽を提供する。そういう認識でいてくれたらいいよ。


後であったかいご飯とお風呂、用意してあげるから…今は君の熱を、奪わせて?///
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ASMR/耳かき】雪山の精霊からもたらされた癒しと『雪女』の真実
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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