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【日常系×ほのぼの】アイドルの握手会から始まった友達の縁
written by 松平蒼太郎
  • 甘々
  • 敬語
  • アイドル
  • 年下
  • 少女
  • ほのぼの
  • 握手会
  • 天然
公開日2025年12月31日 11:32 更新日2025年12月31日 11:32
文字数
2913文字(約 9分43秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アイドルの女の子
視聴者役柄
大学院生の男
場所
喫茶店
あらすじ
アイドルをやっている年下の女の子と知り合い、友達になるだけのお話。彼女はちょっと冷たい雰囲気を出す貴方にも動じず、積極的に交流を求めてきて…?
本編
…あ、いたいた。あのー、すみません。ちょっとわたしとお話しな……しませんか?


あ〜、えっと…さっきの剥がしの人ですよね?握手会の時の…


ふふっ、やっぱり♪ アルバイトのスタッフさんだったんだ♪ さっきはありがとうございます♪


え?お兄さんですよね?ちょっと危ないファンから庇ってくれたの…


…ぶー。絶対人違いじゃないのに…これでもちゃんとお兄さんの顔、覚えてるんですよ?


むむむ…けっこう強情な人だ…少なくとも、わたしのファンじゃないと見える…


あ、あー!その、お礼!お礼させてくれませんか!?


やっぱりその、助けられっぱなしっていうのは申し訳ないですし!


そ、それはそうですけど〜…!でもお礼をするのって、人として当然じゃないですか!?


…えっ?それって、どういう……きゃっ!?


(軽く肩を掴まれる)


あの、お兄さん…?どうしてわたしの肩を…?


……そう、ですか。ふふっ♪ お兄さんって、優しいんですね♪


え?だってそうでしょう?わざわざ自分が危険な人かもしれないって警告してくれるなんて、優しい以外にないじゃないですか。


わたし、アイドルなんてやってるから分かるんですけど…本当に危険な人は、そういうふうに事前に警告したりはしません。


そりゃあ、お兄さんはわたしより身長が高くて力も強いですけど…あと、ちょっと目つきも怖いですけど…それでもやっぱり、優しい人だなって。少なくとも、わたしはそう思います。


ふふっ…それ、よく言われます。


わたしも自分で、「あぁ、わたしって危機感のない、能天気バカだなー」って思う時あります。


あ、ホントですか!?えへへ、やった♪


それじゃあ、近くにおすすめの喫茶店あるんですけど、そこに行きましょう!コーヒー一杯、ご馳走しますよ?


(喫茶店に移動)


ど、どうですか…?ここのコーヒー、美味しくないですか…?


あ、よかった…気に入ってもらえなかったら、どうしようかと…


…?あ、どうしてお兄さんだけにお礼を、ですか?


たしかに、そうですね…他にも剥がしの人はいたのに…どうしてでしょう?


た、多分きっとあれですよ!えーっと…お兄さんの頼れるオーラ?的な?


あ、あはは…そんな、バッサリ…お兄さん、もしかして、理系ですか?


あ、やっぱり。なんかそういう雰囲気してたんですよね〜。ちなみにご職業は?


あ、大学院生さんなんですね。じゃあお勉強とか大変なんじゃないですか?


へー…お兄さんって頭良いんですね!すごいです!


でもそんなに頭が良いのに、どうして剥がしのバイトを?あれ、結構肉体労働ですよね?


ふんふん…なるほど!要するに、たまたまってわけですね!


でも見てたらお兄さんの手際、すごく良かったですよ?


ナチュラルにファンの人を剥がしていったっていうか…お兄さんには、そういう才能があるんですよ!きっと!


あ、あはは…あんまり嬉しくない?そうですか…


…!あ、えへへ…!その、ありがとうございます!わたしの発言までフォローしてくださって…!


…?そうなんですか?わたしは全然そうは思いませんけど…


はい。たしかにぱっと見は、ちょっと冷たい感じがしますけど…でもちゃんとわたしのこと、気遣ってくれてるのはよくわかりますから。


で、えっと…ですから、そんな優しいお兄さんと是非、お友達になりたいなー、なんて…ダメ、でしょうか…?


その、迷惑でしたらいいんです…!わたしが一方的に声をかけただけですので、はい…!


…えっ?友達くらいなら、いい?ホントですか!?


えへへ、やった♪ 初めての異性のお友達♪ すごく嬉しいかも♪


え?はい、初めてですよ?男の人と仲良くなるの…わたしが普段通ってるの、女子校ですし。


…実は前まで、男の人って怖い存在だと思ってました。母からも男の人には気をつけなさいって言われ続けてきて…


でも…なんだかそのままじゃいけないなって思って。男の人を勝手に怖い存在にしてるのは、わたし自身なんじゃないかって思って…


今日はその偏見を取り払うために、勇気を出して、声をかけてみたんです…その、迷惑じゃなかったら、よかったです…!


あ、いえいえ!こちらこそ!


いきなり声をかけて友達になってくれなんて、不躾もいいところですし…!快く応じてくださり、ありがとうございます!


あ、じゃあお友達の印として…まずは連絡先の交換から、ですかね?


ふふ、ありがとうございます…じゃあ、わたしも携帯出しますんで…


(連絡先を交換)


はい、お兄さんの連絡先登録しました。これでいつでもお話できますね♪


あ、いつでもは駄目ですよね…お兄さんの都合もありますし…


…ホントですか?それじゃあ、えっと…その時は返信、待ってますね?


…へ?あ、そうですね!友達同士って普通、敬語使いませんもんね!


じゃあ、その…これからよろしく、ね?///


えへへ/// なんだか少し照れくさいね/// お兄さん相手だからかな?///


え、えーと…/// とりあえず、ケーキの食べさせ合いっことか、どう…?///


…へ?友達同士ではしない?でもわたし、同学年の友達とはやったことあるよ?


そ、そうなんだ…普通、異性の友達とはしないんだ…なんだか難しいね…


…あ、うん。そうだね、まだ知り合ったばっかなんだし、これからお互いのこと知っていけばいいよね。


あ、そういえば気になってたんだけど…お兄さんって、どこの大学院に通って……(フェードアウト)


(喫茶店を出て、帰路につく)


…今日はありがとう、お兄さん。わざわざ付き合ってもらって…


ううん、全然!わたしは楽しかったから!


お兄さん、聞き上手だし、思わずいっぱい喋っちゃった!


うん!アイドルはこれからも頑張る!応援、ありがとね!


あ、もし握手会があったら、また剝がしのバイトに応募してね?お兄さんがいてくれたら、きっとすごく安心だから!


えぇ~?そんなこと言わないでよぉ。お兄さん、あの仕事すっごく向いてると思うよ?


うん、わかった。気が向いたら、ね。今から期待しとこ♪


あ、そろそろこの辺で大丈夫。送ってくれて、ありがとう。


お兄さんも気を付けて帰ってね。また会えるの、楽しみにしてるから!それじゃ!




~~おまけ(家に帰ってからの姉との会話)~~


は~、ただいま~……あ、お姉ちゃん。またおへそ出しながらテレビ見てる~。


駄目だよ?そんなおへそ出してたら、風邪ひいちゃうよ?


わ、わたしのアレはいいの!アイドルの衣装って、ああいうものだから!


…あ、それより聞いてよ、お姉ちゃん!今日、新しく友達ができたんだ!


えーっとね…今日、握手会があったんだけど、そこの会場で剥がしのバイトをしてた人!今、大学院生なんだって!


え?うん…男の人だよ?男装してた女の人って感じじゃなかったし…


べ、別に変なことはされてないよ!?あ、でも、肩は一瞬掴まれたかな…


…ちょっ!?お姉ちゃん!?なんでそんな物騒な発想になるの!?しばきに行くって、どういうこと!?


ぜ、全然違うから!悪い人じゃないよ、あの人は!むしろわたしを守ってくれたっていうか…!


え、えぇ~!?なんでお姉ちゃんの許可が必要なの!?


いいじゃん、別に!友達くらい、自由に作ったって!


むぅ~…相変わらず過保護なんだから…わたし、そこまで子どもじゃないよ?


もぅ、わかったってば~。ちゃんとその辺は気を付けるから~。


あ、そういえばお母さんは?まだ会社から帰ってないの?


そうなんだ。じゃあ、夕飯はわたしたちで作ろっか。


そ。お姉ちゃんも協力するの。ほら、いつまでもグータラしてないで、早くエプロン着て。わたしも着替えたら、すぐ手
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【日常系×ほのぼの】アイドルの握手会から始まった友達の縁
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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