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独占欲が強いお兄ちゃん。添い寝をねだったら逆に眠れなくなって……
written by 神塚わひろ
  • 添い寝
  • 耳舐め
  • 甘々
公開日2021年07月01日 19:00 更新日2021年07月01日 22:08
文字数
1953文字(約 6分31秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
優しいお兄ちゃん(学生)
視聴者役柄
お兄ちゃん大好きな妹
場所
兄の部屋
あらすじ
勉強している兄のもとに、怖い夢を見たといって妹が添い寝をねだってきます。
本編
〇兄の部屋(夜)

   兄、勉強机に向かって勉強中。

SE ノートに文字を書き込む音

兄「ふぁ……あーあ」
   勉強が一段落し、ペンを置いて大きく伸びをする。

SE ノックの音

兄「ん? どうぞ」

SE ドアが開く音

兄「お前か……どうした? ぬいぐるみなんてもって――って、わ? ちょっと?」
   妹、黙って兄に抱き着く。

兄「なんだなんだぁ? 急に抱き着いて……。
 もしかして、怖い夢でも見たか?」

   兄、クスッと笑う。
兄「お前、一緒に寝てほしいとき、いつもそのぬいぐるみ持って、オレのとこ来てたもんな」

   兄、妹の頭をそっと撫でる。

兄「けどお前、もう高校生だろ?
 いい加減、一人で寝れるようにならなきゃな。
 ……それかさ、彼氏に添い寝してもらえよ」

   妹、瞳を潤ませて泣きそうになる。
兄「うぇっ!? なんで泣きそうになるんだよ」

   妹、彼氏なんかいない、と兄を見つめる。
兄「彼氏なんかいない?
 あー悪かった。悪かったって
 頭、撫でてやるから落ち着け」

   兄、あせって謝る。
   妹が落ち着くまで頭を撫でる。

兄「……はぁ……仕方ないな。
 んじゃ、先にベッド入ってろ。
 兄ちゃん、もう少し勉強したら寝るから」

妹、甘えて兄にくっつく
兄「こら、くっつくな。
 わかったって。一緒に寝るから」

SE 二人でベッドに入る

兄「いいか、あんまこっちくんなよ。
 何でって……言わすなよ。
 お前、高校生だろ。
 ……その……兄ちゃんだって、男、だし……」

   妹、胸を兄の背中に押し付ける。
   兄、小声で怒る。
兄「ちょっ……バカ……!
 なにやってんだ……!?
 胸、当たってんぞ!?」
   妹、「別にいいよ」という顔。

兄「いや、いいわけねえって!
 バカ……押し付けんな……!
 それ以上すると、追い出すぞ……!」

SE 布団の中でごそごそと動く音

兄「寝に来たんだろ?
 さっさと寝ろよ……」

SE 布団がずれる音

   兄、もぞもぞと布団の端へ逃げる。

兄「それ以上くんなよ。
 でないと……いくら妹でも……オレ……抑えらんねぇから」

   妹、震えながら兄の服のすそを引っ張る。

兄「何? 服のすそ、引っ張って……もしかして、震えてる? そんなに怖い夢、見たの?」

   妹、頷く。

兄「しょうがないな……いいよ、おいで」

SE 布団がずれる音

   兄、妹と向き合ってぎゅっと抱きしめる。

兄「……落ち着いたか? よしよし」

   兄、しばらく頭を撫でている。

兄「あのさ……お前、ホントに彼氏いないの?
 てか、作らないの?」

   兄、ボソボソとつぶやく。
兄「兄ちゃんが言うのもなんだけど、お前、面倒見いいし、結構クラスとかで人気あんじゃん。
 その……告られたりとか、手紙もらったりとか、してたじゃん。
 誰かと……付き合ったりとか――」

兄「……え? オレ?
 オレ……兄ちゃんの事はいいよ。
 お前が好きなヤツと幸せなら――」

   妹、思い切って兄にキスする。

兄「おい……お前、何してんだよ……?
 キスって……冗談じゃすまないぞ?」
   妹、兄の胸元で顔を摺り寄せる。
兄「……本気……なのか?」

   妹、頷く。
兄「……そっか……」

SE 覆いかぶさる音

   兄、妹の耳元で囁く。
兄「どうなっても……いいんだな?
 嫌なら……抵抗しろよ」

SE リップ音。耳をねっとり舐める

兄「抵抗してる割には、全然力、入ってないぞ。
 そんなんじゃ、余計興奮するって」

SE 耳を舐め回す

   兄、耳元で囁く。
兄「ククッ……今、ビクンッてなった……かわいい。
 耳だけで感じちゃったか?」

SE さらに激しく耳を舐め回す

   兄、舐め終わって息を吐く。
兄「……っはぁ。
 ほら、反対の耳も出せって」

SE 耳を舐める

兄「感じてるお前、すっげぇかわいい。
 潤んだ瞳も、この柔らかい唇も……。
 なあ、もう全部、オレのモノにしちゃっていい?」

   妹の返事を待つ。
   妹、コクン、と頷く。
兄「もう、ヤダッて言っても、遅いからな」

SE リップ音、しばらく続く

兄「……っふ、お前の唇、柔らけぇ……」

SE さらにリップ音

兄「なあ……触って、いい?」
   兄、息遣い荒くねだる。
兄「お前の胸……触りたい……な、いいか?」
   妹、恥ずかしそうに頷く。
兄「っ……! はぁ……気持ちいいか?」

SE リップ音、耳を舐める
   兄、妹の耳元で吐息混じりに囁く。
兄「服、邪魔だな」

SE 服を脱がせる

兄「お前の体……綺麗だな。
 でも、ごめんな」

   耳元で囁く。
兄「オレのモノって印、たくさんつけるから」

SE 何度もキスマークをつけるリップ音
SE 妹が悶えて発せられるシーツの衣ずれ音

   兄、興奮で息が荒くなる。
兄「……かわいい……お前、すっげぇかわいい。
オレに耳、舐められて、印つけられて、感じてるの、もっと見ていたい」

SE 激しいリップ音

兄「ククッ……耳だけでイッちゃう?」

   兄、耳元で吐息混じりに囁く。
兄「お前のこと、めっちゃくちゃにしたい。
 今夜はずっとこうしていよっか」

SE リップがずっと続く。激しくなったり時々優しくなったりする

-END-
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
独占欲が強いお兄ちゃん。添い寝をねだったら逆に眠れなくなって……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
神塚わひろ
ライター情報
pixiv、ファンティアにて女性向けフリー台本書いています。
台本ご利用の際は言っていただけるとすごく喜びます。
反応は遅めです、申し訳ない。
甘々、R、たまにバイオレンス。
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