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やたら尊大な女吸血鬼の館に迷い込んだ男の末路…
written by 松平蒼太郎
  • インモラル
  • 調教
  • 添い寝
  • 吸血鬼
  • 庇護欲
  • 暴君
  • 人外 / モンスター
  • 逆レ○プ
  • 一目惚れ
  • 逆NTR
  • ファンタジー
  • 色仕掛け
公開日2023年03月17日 08:48 更新日2023年03月17日 08:48
文字数
1849文字(約 6分10秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
吸血鬼
視聴者役柄
人間
場所
吸血鬼の館
あらすじ
森の奥深くに迷い込んでしまった男はいつのまにか、謎の館に来てしまっていた。彼はそこで館の主人である吸血鬼の女に出迎えられ、彼女のなすがままにされてしまう…
本編
我が城へようこそ、人間。


わたしは貴様を歓迎するぞ。


なぁに、そう怖がるな。別に取って食ったりせんさ。


あぁ。森を散策していたら、たまたまこの館に迷い込んでしまったのであろう?


夜も更けてきたし、今宵はここに泊まるといい。


まぁ、そう焦るな。早く帰りたい気持ちは分かる。


だが、こんな真っ暗な森に出るのは危険だ。


獣やら魔物やらの類いに襲われるやもしれんぞ?


それに、こんな暗闇で帰り道が分かるのか?


人間の視力で、道を判別できるとは思えんが。


そう。大人しく我が城で夜を明かすのが最善策というわけだ。貴様、存外賢いではないか。


では、わたしは夜の準備があるから、使用人に部屋まで案内させる。


この館は広いから、迷子にならぬよう、しっかりついていくんだぞ?いいな?


うむ、それでよい。部屋でゆっくり養生せよ。


飯も後で使用人に持ってこさせるからな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(ドアが開く)


邪魔するぞ、人間。


しっかり身体は休めたか?飯もちゃんと腹に入れたか?


そうか。それは何より。


まぁ、わたしが直々に選んだ使用人であるからな。料理の腕が良いのは当然。


ん?なんだ、もう寝たいのか?夜はこれからだというのに…


ふふ…何をそんなに顔を真っ赤にしておる?


わたしの格好がそんなにエッチく見えるか?


これはネグリジェといってな、人間のメスが身に纏う寝巻きだそうだ。


人間のオスを誘惑するのに最適だと使用人から聞いてな、街に出て買ってみたのだ。


どうだ?吸血鬼のわたしにも似合うであろう?


ふふっ、愛い奴だ。ほら、こっちに来い。


(抱きしめて耳元で囁く)


もう離さんぞ…貴様はわたしだけのモノなのだからな…


さっきから顔を背けているが…チラチラこちらを見ているのが丸分かりだぞ?


人間のオスはエロいと友人から聞いていたが…まさかこれほどとは。


このわたしにそのような視線を向けてエロくないなどとは言わせんぞ…さては貴様、わたしを誘っておるな?


違わんだろう?アレほど情熱的な視線を向けられては、わたしとしてもそれに応えるほかあるまい。


何?エロいのはわたしの方だと言いたいのか?


どう考えてもエロいのは貴様の方だろう。ふざけたことを抜かすな、愚か者。


むぅ…生意気な人間だな、貴様は…


これは少し、吸血鬼の恐ろしさを分からせてやらねばなるまい。


無駄だ…人間如きの力で我が抱擁から逃れられると思うな。ンッ…


(ディープキス)


美味だ…なんと香ばしい味であろうか…


人間…貴様、随分わたし好みの味をしておるな?


これはなんとしてもいただかねばなるまい…貴様の血を、な?


(匂いを嗅ぐ)


なんと…!匂いも香ばしいではないか…!


やはり貴様は我が物となるべく、この館に迷い込んだのであろう…


決めた。今宵より、貴様は我が夫だ。


当然、異論反論は認めん。よいな?


何?家で妻が待っているだと?


そんなものは知らん。貴様の家庭の都合など、わたしの知ったことではない。


わたしが白といえば白、黒といえば黒なのだ。


か弱い人間にそれを覆すことはできん。


さ、その身をわたしに差し出せ…


そうすれば、その辺の麻薬とは比べ物にならんくらいの快楽を与えてやるぞ?


ふふふ…ははは…!


思った通り、人間のオスは脆弱だな…!


こうして近くで囁いただけで、我が手中に堕ちるとは…!


そんな弱々しいところが、愛い。


貴様は我が物となる為に生まれてきたまである…


人間…よくぞ我が館に迷い込んできた。改めて感謝する。


据え膳食わぬは吸血鬼の恥というからな…有り難くいただくとしよう。


無論、吸血だけではない。夜の相手も存分にしてもらうぞ?


知っての通り、吸血鬼は本来、夜行性の種族であるからな…夜戦は得意というわけだ。


貴様には徹底的にわたしの相手をしてもらうからな…覚悟しておけ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


む…もう朝か。


人間界では日が昇るのは早いな…


(あくび)


流石に眠くなってきたな…このまま寝るか。


(男を抱き枕にする)


ハァ…貴様の身体はあったかいな…


わたしの身体は基本的に冷たいからな…貴様の体温の高さが身に染みる…


ふふ、どうした?貴様からもギューしてくるとは…わたしに甘えたくなったか?


そうかそうか…ようやっと、わたしの偉大さが分かったか。


無論だ…貴様を離しはしない。絶対に。


貴様は既に我が夫で、眷属なのだからな…


このまま転移魔法を使って館ごと魔界に帰るか…


あぁ。貴様のような素晴らしい人間を手に入れた以上、もはや人間界に用は無い。


これからは夫婦水入らずで、魔界で共に過ごそうではないか。


あぁ。我が胸の中で存分に甘えるといい…


貴様はか弱い人間なのだからな…わたしが守ってやらねば…


ずっと一緒だぞ?わたしだけの旦那様♡ ふふふっ…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
やたら尊大な女吸血鬼の館に迷い込んだ男の末路…
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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