あなたにはとっても優しくて
献身的な幼なじみの九尾の奥さんがいます
そしてあなたと奥さんには一つだけ
約束があります
ある日、あなたは休みの日に
叩き起されました

おい、起きろ
おい！何ぐずぐずしてる！
お～き～ろ～！
…全くおぬしは…だらしない
休日だからと言って、だらだらしているのはよくないぞ
それに、今日はゆっくり話したいことがあるといっただろう？
まさかそれも忘れたのか？
全く、おぬしは…わらわがいなかったらどうやって生きていくんだか…
まぁよい…さっさと朝ご飯にするぞ
冷めてしまうではないか

お粗末さまでした
どうじゃ？わらわの料理の腕は？
上がっておったか？
ふふ…そうか
おぬしにそんなに褒めてもらえて
わらわはうれしいぞ

あぁ…そうじゃったな
でな、話というのはな
まぁ…その…おぬし…この前…
女と飲みに行ったようじゃな
ふふ…図星のようじゃな
ばれないと思っとったのか？
全く…女の勘をなめすぎじゃ

なんじゃ？そんな不満そうな顔して…
ふふ…別に飲みに行くぐらいいいじゃないかって
そういうことに怒っているわけではない

おぬし…その女に抱きつかれたな？
ふふ…わらわがそんなことに気付かぬと思っておったのか？
このたわけが、あまり九尾を
舐めるでない
(といって匂いを嗅ぐ)
はぁ…まだしみついておる…
いやな匂いじゃ…

おぬしは、わらわとの約束…覚えておるか？
なんだ…覚えておるではないか…
「ほかの女の匂いをまとわりつかせるな」
それがわらわとの約束であろう？
それは分かってるけど…だと？
(ここからガチトーンで)
わかっているなら！なぜこんなことをしたのじゃ！
わらわは…わらわは…おぬしを信じておった…
なのに…おぬしはわらわを裏切った！
わらわは悲しい…何故そんなことをした？
何故わらわを裏切るようなことをした？
なぜ何も言わぬ…？

もうよい…
口で言ってもわからぬようだな…
なら…体に教え込むまでだ
(と言って首をつかむ)
…今からおぬしに呪術をかける
少し痛いと思うが我慢してくれ
(と言って呪術をかける)
ふふ…今更謝ってももう遅い…
この呪術は途中でやめることができんのじゃ…
(と言って呪術をかけ終えつかんでた首を離す)
…大丈夫か？
(と言って抱きしめる)
よしよし…
(と言って頭をなでる)
ん？どうした？
力が入らない？
それは今かけたわらわの術のせいじゃ
今おぬしにかけたのは
わらわの妖狐の一族に伝わる
最高位呪術の一つを改良したもの…
おぬしの力を奪い…
わらわに対する「独占欲」と「愛情」を増幅させる…

さて…そろそろスーパーの
タイムセールの時間じゃな…
(と言って離す)
うん？どうした？
とても苦しそうではないから…
ふふふ…「行かないで…」とは
なんとも可愛らしいのう…
そうじゃ…わらわがおぬしから遠ざかれば遠ざかるほど…
わらわへの想いは強く、そして重くなる
まぁ…せいぜい悶え苦しむがよい…
それがわらわからおぬしへの罰じゃ…
(と言ってドアを開け買い物に行く)

(1時間後)

(ドアを開ける)
今帰ったぞ
大人しく待っておったか？

ふふふふふ…
あぁ…そのわらわを切望する瞳…
たまらない…
(と言って抱きつく)
よしよし…いい子に待っておったか？
(と言って頭をなでる)
うん…そうか…

なんじゃ？泣いておるのか？
そんなにわらわのことが
恋しかったのか？
そうか…わらわがどこかへ行ってしまったと思ったのじゃな…ふふ
安心せい…わらわはどこへも行かぬ…

わらわはおぬしの妻
おぬしを一生支えると誓ったのじゃ
そんなことするわけないじゃろう

ふふ…もう謝らんでも良い…
次からちゃんと守ってくれればよいのじゃ…
守って…くれるじゃろうな？
そうか…ありがとう…

うん？なんじゃ？
ふふふ…甘えん坊じゃなぁ～
よしよしよしよし…
(と言って頭をなでる)
あぁ…おぬしはやはり可愛らしいのう…
大丈夫じゃ…わらわはずっとおぬしと一緒じゃからな…
絶対に離さないからな…
愛しておるぞ…

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレ九尾の感情操作
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
零音リオリア